[管理番号:5923]
性別:女性
年齢:48歳
こんばんは。
1年4か月前に左胸全摘し、現在ホルモン療法中です。
術後しばらくは、毎日不安で不安でたまりませんでしたが、田澤先生が「不安を解決できるのは時間」とおっしゃっている通り、少しずつ少しずつではありますが、不安が軽減し、心穏やかに過ごせるようになってきています。
「脈管侵襲はあくまで参考程度」という抑えなのは理解していますが 気になっていることがあり、教えてください。
リンパ管侵襲と静脈侵襲をひとからげに「脈管侵襲」といいますが、何故ひとからげにするのか違和感があり、よくわかりません。
リンパ管侵襲は、リンパ管の中にがん細胞が入る→センチネルリンパ節に到着→淘汰され
るか、リンパ節転移→リンパ節転移ありの場合、リンパ行性遠隔転移の可能性がでてくるのですよね?
であれば、病理結果でリンパ管侵襲が1+くらいあっても、センチネルリンパ節に転移がない場合は、リンパ行性の遠隔転移の心配はない、ということで良いのでしょうか?
(4+以上の場合は、リンパ節転移がなくても、リンパ節転移ありと同等に考えるとなっていると思いますが)
それとも、リンパ管侵襲があると、病理結果で静脈侵襲がマイナスであっても、実は血管にも入っていることが多い、ということでしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「それとも、リンパ管侵襲があると、病理結果で静脈侵襲がマイナスであっても、実は血管にも入っていることが多い、ということでしょうか?」
⇒病理結果の「脈管侵襲」はたんに「病理標本での所見」を病理医が判断しているだけです。
病理医にとっても「何か、他にやることはないのか?」といろいろと探して実行しているだけです。
私が何度も行っている様に「気にしない事」です。(私自身は全く気にしていません)