乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:1930]
性別:女性
年齢:43歳
 
つい先日、乳腺専門クリニックにて乳がんの診断を受けました。
 
所見は以下の通りです。
「組織学的には3本の乳腺組織(6mm・10mm・7mm)であり、いずれにも浸潤性乳管癌巣(硬癌)を認めます。腫瘍成分の中には、小葉癌類似成分も認められます。本標本に認められる所見を以下に似記します。
Histologic grade/2
Nuslear grade/3
Structural atypia score/3
Nusicar atypia score/3
No/of mitotic figures,7/10
HPH:Fat invasion.-/Tumor necrosis,-:
Tumor-infiitrating iymphocyte,+:
Lv-,V-;Perineural invasion,-;Non-invasive component,+
(non-comedotype)
ER,Pgr,Kig7,HER2-FISHの結果は後日報告します。
上記、医師から頂いた資料です。
 
ER,Pgr、KiG7、は1週間後、HER2-FISHは2週間後に解ります。
医師の説明ですと、しこりは超音波で見えているいるのは1・5cm~1・8cn位だが、もしかしたらもっと広がっているかも知れない。
実はあまりゆっくりした大人しい癌ではない。
超音波ではしこりのある右リンパは綺麗である。
しかし、心配なのは、転移性乳がんで、脳・肺・肝臓・骨に転移している可能性がある。
すぐにMRIをとのことで明日MRI予約しました。
 
私はしこりの大きさ⇒脇リンパ⇒遠隔転移、というのが乳がんの流れかと思っていただけに、脇リンパと関係なく、初期から乳がんは癌細胞が全身に回っていくため、脇リンパ転移と、転移性乳がん(多臓器)はべつと考えることを知りませんでした。
現在、だるく、疲れやすく、腰がいたかったりします。
骨に転移したのではと、怖く昨夜も一睡も出来ませんでした。
私の状態は転移性乳がんの可能性もありますか?
脇のリンパは超音波で見た感じ綺麗と言われ少し安心したところに
恐怖のどん底です。
先生の所見を是非お願い申し上げます。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
このメールを読んで、担当医師に正直「かなり頭にきました」「ふざけるな!この馬鹿医者!」
以下は、なるべく冷静になります。すみません。
cT1c, cN0です。
完全な早期乳癌です。
担当医の「心配なのは、転移性乳がんで、脳・肺・肝臓・骨に転移している可能性がある」とは何の根拠があっての話でしょうか?
可能性は「1%にも満たない」筈です。(私の経験上)
それを(何の根拠も無い、担当医の偏見だけで)「転移性乳癌の可能性」などというのは絶対に許せません。
★話は逸れますが、この様な医師が「某芸能人の主治医」なのではないでしょうか?
 何を根拠に「患者さんを脅かす」のでしょう?

回答

「私はしこりの大きさ⇒脇リンパ⇒遠隔転移、というのが乳がんの流れかと思っていただけに、脇リンパと関係なく、初期から乳がんは癌細胞が全身に回っていくため、脇リンパ転移と、転移性乳がん(多臓器)はべつと考えることを知りませんでした。」
⇒「リンパ行性転移」と「血行性転移」は確かに違います。
 ただし、「初期治療の段階」で「遠隔転移」などありません。
 全く「余計な心配」をしています。
 担当医の「責任:大」と言えます。
 
「現在、だるく、疲れやすく、腰がいたかったりします。骨に転移したのではと、怖く昨夜も一睡も出来ませんでした。私の状態は転移性乳がんの可能性もありますか?」
⇒転移の可能性など「全くありません」
 御心配なく。
 
「脇のリンパは超音波で見た感じ綺麗と言われ少し安心したところに恐怖のどん底です」
⇒そんな「乳腺専門(と称する)クリニック」からは、転院することです。
 まともな医師とは思えません。
○世の中、そんな「非常識な」医師ばかりではありません。ご安心を。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

Q&Aでご回答いただいたものです。
心強いご回答にどれほど勇気をいただいたかわかりません。
ありがとうございます。
その後、最初のクリニックから転院しました。
現在は、乳房MRI、マンモ、超音波、細胞診(針生検)の結果が出たところです。
実家近くの都立○○病院にて手術を行います。
手術先行です。
ご担当される乳腺外科医からの、現状説明は以下の通りでした。
「浸潤癌」
T1は2センチ以下
脇窩リンパ節転移はNO 転移なし
病期分類はI(T1NO)
核異型度は2~3(手術後3の可能性もあり)
エストロゲン(70~80%)陽性
プロゲステロン(80~90%)陽性
Ki-67は20~30%
Her2は陰性
現状ではルミナールAかBか微妙なところ。
手術後Bの可能性あり。
画像診断では、腫瘍の大きさ1・8ですが、乳頭に向かって伸びており、
細かい石灰も少量見当たります。
以上のお話から、術式を部分か、全摘か選択する際、自分で全敵を選択しました。
以上です。
田澤先生にご質問です。
1・私は、このデーターからも先生が以前おっしゃった初期でしょうか。
2・ホルモン療法で大丈夫と思っていましたが、Bタイプですと、私の状態は抗がん剤使用になりますか。
3・抗がん剤の種類ですが、こちらでお勉強させていただいているのですが、どうしても自分では解らずご教示頂けたら幸いです。
TC,AC、EC、FEC、など抗がん剤が色々あり、抗がん剤の違い、副作用の大小が解りません。
私は胃腸が弱く、家族性高コレステロールで毎日薬も常用しており、
抗がん剤が心配でなりません。
私の場合、考えられる抗がん剤の種類、その抗がん剤の副作用の大小、
を宜しくお願い致します。
副作用の少ない抗がん剤があるとして、それを選択した場合、
再発、転移の%はあがるものでしょうか?
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「病期分類はI(T1NO)核異型度は2~3(手術後3の可能性もあり)エストロゲン(70~80%)陽性 プロゲステロン(80~90%)陽性 Ki-67は20~30% Her2は陰性 現状ではルミナールAかBか微妙なところ。手術後Bの可能性あり。」
⇒手術標本で「Ki67」を再測定するのだと思います。
 
「1・私は、このデーターからも先生が以前おっしゃった初期でしょうか。」
⇒1期は「早期乳癌」です。
 
「2・ホルモン療法で大丈夫と思っていましたが、Bタイプですと、私の状態は抗がん剤使用になりますか。」
⇒推奨されます。
 一般的には「luminal B」は「ホルモン療法に抗がん剤の上乗せが期待できるタイプ」という位置づけとなるのです。
 
「3・抗がん剤の種類ですが、こちらでお勉強させていただいているのですが、どうしても自分では解らずご教示頂けたら幸いです。TC,AC、EC、FEC、など抗がん剤が色々あり、抗がん剤の違い、副作用の大小が解りません。私は胃腸が弱く、家族性高コレステロールで毎日薬も常用しており、抗がん剤が心配でなりません。」
⇒抗がん剤を心配するのは当然です。
 抗がん剤に不安を持たない方は皆無と思います。
 
「私の場合、考えられる抗がん剤の種類、その抗がん剤の副作用の大小、を宜しくお願い致します。」
⇒TCです。
 ルミナールタイプでの「術後補助化学療法」はTC療法と思います。
 副作用は比較的軽く、期間も短い(3カ月)のでバランスはいいでしょう。
 
「副作用の少ない抗がん剤があるとして、それを選択した場合、再発、転移の%はあがるものでしょうか?」
⇒(術後補助療法として標準治療であるものの中では)最も「副作用が軽い」わけですから、それ以外を「選択する必要はない」と言えます。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

田澤先生
いつも親身にお返事賜りありがとうございます。
手術が2月頭に終わり術後病理の結果が出ました。
田澤先生に術前にご相談頂いた時よりもかなり悪い結果となり、
落ち込んでおります。
以下、病理レポートを記載させていただきます。
是非、宜しくお願い申し上げます。
 
「病理診断」
Invasive ductal carcinoma of the right
breast,mastectomy.
-AC,4.7×1.0m,(最大浸潤径)、multifocal
invasive ,foci+,scirrhous carcinoma,NG3,s&f,
ly+,v-,ER+,PgR+,HER2:1+,margin(-),sn(2/3)+n(0/16).
 
「病理所見」
右乳腺全摘検体。
14.5×13.5×4.2cm大。
4.4×2.4cm大の皮膚付着。
肉眼的にはA領域に1.8×1.3×0.8cm大の境界不明瞭な白色充実性病変を認める。
剥離面に近接しているが、明らかな露出は見られない。
周囲組織の引きつれは認めない。
 
組織学的には、クロマチン粗造な不整形腫大核と淡好酸性の細胞質をもつ腫瘍細胞が策状や小胞巣状あるいは個細胞性に増殖している。
間質の繊維性憎生や浮腫状変化を伴い、個細胞性にばらばらと浸潤する像が目立つ。
浸潤性乳管癌(硬癌)の所見。
乳管内病変が散見され、一部では乳管上皮下を這うようなpagetoidな進展も見られる。
腫瘍は周囲脂肪織へわずかに浸潤し、乳頭の真皮深層へも浸潤する。
多巣性の浸潤巣が癒合したような浸潤径は肉眼的病変より広く、
4.7×1.0cm大となる。
 
また、主病変と類似していることから、乳管内を介した病変と考えられる。
軽度リンパ管侵襲を認める。
静脈侵襲は明らかでない。
腫瘍は剥離面に
近接しているが、(剥離面より100Um)、明らかな露出は認めない。
切除断端陰性。
腫瘍細胞のNuclear gradeは3相当(核異型:高度>中等度(score3)、核分裂像:9個程度/10hpf(score2)。
免疫組織科学的には、HER2は1+の陽性、Estorogen receptor陽性
(90%程度、moderate)、
Progesteron receptor陽性(90%以上、storong to
moderate)、MIB-1陽性細胞数は20-30%程度。
背景乳腺組織にはアポクリン化生などの乳腺症性変化が目立つが、病変近傍の一部拡張した乳管内では比較的均一な軽度腫大核をもつ異型細胞が平坦あるいは橋渡し上に増殖するADH様の乳管も見られる。
リンパ節は既報告通り、sn(2/3)+n(0/16).
L-001-2:センチネル①(迅速1-2戻し)、(1/1)最大径5mmの転移あり。
L-003:センチネル②(迅速戻し)、(0-0)血管及び結合織のみ。
L-004:センチネル③(迅速戻し)、(1/1)最大径2mmの転移あり。
L-005:レベルI+Ⅱ、(0-16)
 
大変長文になり申し訳ございません。
難しく、理解出来ませんが、口頭での担当医からの説明は以下の通りです。
「ステージ2b、ルミナールB、T2N1です。
悪性度は高い。
今後の治療は、抗がん剤とホルモン治療10年をすすめます。
抗がん剤はAC×4+T×4の8クールか、TC×4をすすめます。」とのこと。
 
Q1・田澤先生の今後の治療としてはいかがでしょうか?抗がん剤の種類はどちらをすすめられますか?
 
Q2・術後ステージ2bとのことですが、田澤先生はいかがでしょうか?
 
Q3.ステージ2b、私の病理結果から早期ではありませんか?
 
Q4.AC×4+T×4の抗がん剤とTC×4の抗がん剤では、再発率、生存率にどのくらい違いがありますか?
 
Q5.私の現状で、ホルモン単剤の場合、ホルモン+抗がん剤の場合の再発、生存率にはどのくらい違いがありますか?
 
Q6.2月頭手術して、4月頭に抗がん剤スタートでは遅いでしょうか?
悪性度の高い癌とのことでしたので、心配ですが、体力が落ち体重も減っておりますので、4月頭スタートで考えております。
 
Q7.術前、CT,MRIでは脇リンパも腫れておらず転移は無さそうとのことでしたが、実際リンパ転移しておりました。
これが一番ショックでした。
同時期、入院中に術後患者同士でリハビリ室に集まりましたが、リンパ転移あった人、無かった人では心情が「運命の分かれ道」の状態でした。
早期とはステージいくつまで、リンパ転移何個までが早期と言えるのでしょうか?
リンパ転移している時点で、既に早期ではないのでしょうか?
リンパ転移は「局所」と乳がんプラザでお見かけ致しましたが、局所と考えた場合、手術で取ってしまえば、リスクとしてリンパ転移が無い方とどのくらい変わるものなのでしょうか?
田澤先生の「乳がんプラザ」は患者同士でも話題となり、本当に多くの乳がん患者が、自分と少しでも似た症状のQ&Aを探し、閲覧、お勉強させて頂いていることを入院中、実感致しました。
本当に田澤先生に感謝の気持ちでいっぱいです。
 
Q7に関しては「リンパ転移してました」と術後告知され、私自身もそうですが不安とショックを抱え悲観し退院していく患者が多いです。
私も結果が悪く、動揺しており、整理のつかない文章、長文、失礼がございましたら
申し訳ございません。
宜しくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
 
pT2(47mm), pN1, luminal, NG3
 
「Q1・田澤先生の今後の治療としてはいかがでしょうか?」
⇒Ki67=20~30%ですから、所謂「グレーゾーン」となります。(ルミナールAかBか微妙です)
 そう言う意味では「必ずしも、抗ガン剤が必須ではない」とは思います。(その場合にはタモキシフェン単独です)
 ただし、「浸潤径やNG3,リンパ節転移など」の因子を考慮すると
(Newadjuvant.comを用いると)化学療法の上乗せは「14%(アンスラサイクリン単独)
 19%(アンスラサイクリン+タキサン)」となります。
 この数字をみると、「化学療法を勧めざるをえない」と思います。
 
「抗がん剤の種類はどちらをすすめられますか?」
⇒TC療法です。
 Luminal typeで用いるレジメンは「TC」となります。
 ただし、今回のケースでは「アンスラサイクリン+タキサン」との差が5%あるので、「半年間の抗ガン剤を頑張る」という明確な意志があれば「アンスラサイクリン+タキサン(ECx4⇒DTXx4)」となります。 
 ♯A(アドリアシン)ではなく、E(ファルモルビシン)を用います。
 
「術後ステージ2bとのことですが、田澤先生はいかがでしょうか?」
⇒pT2, pN1, pStage2Bとなります。
 
「Q3.ステージ2b、私の病理結果から早期ではありませんか?」
⇒早期乳癌は厳密には1期をあらわしますが、「2期も同様です。
 
「Q4.AC×4+T×4の抗がん剤とTC×4の抗がん剤では、再発率、生存率にどのくらい違いがありますか?」
⇒再発率で「5%」生存率で「4%」の違いとなります。
 
「Q5.私の現状で、ホルモン単剤の場合、ホルモン+抗がん剤の場合の再発、生存率にはどのくらい違いがありますか?」
⇒再発率には
  ホルモン単剤の場合「18%」 ホルモン+TCでは「32%」 ホルモン+アンスラタキサンでは「37%」
 
 生存率には
 ホルモン単剤の場合「11%」 ホルモン+TCでは「19%」 ホルモン+アンスラタキサンでは「23%」です。
「Q6.2月頭手術して、4月頭に抗がん剤スタートでは遅いでしょうか?
悪性度の高い癌とのことでしたので、心配ですが、体力が落ち体重も減っておりますので、4月頭スタートで考えております。」
⇒全々問題有りません。
 
「早期とはステージいくつまで、リンパ転移何個までが早期と言えるのでしょうか?」
⇒ステージ1までが「早期」とすれば「リンパ節転移無」の場合となりますが、その定義の仕方によります。
 
「リンパ転移している時点で、既に早期ではないのでしょうか?」
⇒定義の仕方によりますが、感覚的に「リンパ節転移3個以内」は早期でいいとは思います。
 
「リンパ転移は「局所」と乳がんプラザでお見かけ致しましたが、局所と考えた場合、手術で取ってしまえば、リスクとしてリンパ転移が無い方とどのくらい変わるものなのでしょうか?」
⇒質問者のケースでは「11%」となります。
○考え方を変えてみましょう。
 質問者のケースでは抗がん剤をする事で「14~19%」の再発予防効果があります。
これは「リンパ節転移が無で、抗ガン剤をしなかった場合よりも再発率が低くなる」のです。
「できることをやる」これしかありません。頑張りましょう。
 
 

 

質問者様から 【質問4】

転移性乳がんの可能性
性別:女性
年齢:44歳
 
大変お世話になっております。
乳がんプラザ、拝読させて頂いております。
 
平成27年にに乳がん告知され、先生にご相談しました1930番です。
その節は大変、心強いお言葉ありがとうございました。
術後から約1年10か月が経過しました。
気になることがあり、先生のご意見を頂戴したく再度ご相談させて頂きます。
腫瘍マーカーがジリジリと検査の度に微増し続けています。
乳がん発覚時のマーカー値と一緒になりそうです。
(私はもともと、マーカーが高くなかったタイプのようです)
 
主治医とは11月○○日にお会いし、血液検査の結果と触診で「異常なし」とのことで
次回は来年2月の2年目検査でお会いしましょうとのことでした。
ですが、腫瘍マーカーがジリジリ上がって来ていることには全く触れません。
以下の経過から、先生のお考えをお聞かせ頂けないでしょうか?
 
どこかで微小な癌が育ち始めた前兆なのではないかと思っております。
必要な検査がございましたらお教え頂けたら幸いです。
 
経過:
2015年(H27)12月(中旬)日:オペ前
CEA=0.8、CA15-3=11.7
2016年(H28)2月(上旬)日:右胸全摘手術(病理結果は前回のご質問に掲載)
2016年(H28)4月(上旬)日~6月(上旬)日:抗がん剤TC
2016年(H28)7月(下旬)日~タモキシフェン服用
2017年(H29)2月(中旬)日:術後1年検査
CEA=0.8、CA15-3=9.5
2017年(H29)8月(中旬)日:術後1年半検査
CEA=0.6、CA15-3=10.1
2017年(H29)11月(中旬)日:1年9か月検査
CEA=0.6、CA15-3=10.7
以上が腫瘍マーカーの結果です。
宜しくお願い申し上げます。
 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。
 
腫瘍マーカーについては…
本当に皆さん、(我々からみれば)どうでもいい値で心配しているのですね。(失礼な言い方だったらごめんなさい)
 
「2017年(H29)11月(中旬)日:1年9か月検査CEA=0.6、CA15-3=10.7」
⇒全くの正常値です。
 これで悩む乳腺外科医は(日本中で)ただの1人もいません。
 ご安心を。
 
 

 

質問者様から 【質問5 骨転移の際の検査について】

性別:女性
年齢:45歳
 
田澤先生
いつもお心強いお返事賜りましてありがとうございます。
腫瘍マーカーの件、先生のお言葉で安心して過ごしておりました。
 
1月頭から、股関節なのか大たい骨なのか?(右足の付け根部分です)が痛み、胸骨も痛みます。
足の付け根の痛みはズキズキとか、キリキリではなく、筋が痛むような感じの痛さです。
座っていたり何もしていないと大丈夫なのですが、歩くと痛くなります。
骨転移でも、大腿骨、骨盤に転移した場合、このような痛みを伴いますか?
 
5か月前、昨年の2017年8月に腰が痛くなり、近所の整形外科で、背骨、骨盤のMRIは検査し、異状なしです。
今日まで、足の付け根は変わらずなのであまりに心配で先日、近くの整形外科にて症状をお話し、単純X線で骨盤、足の付け根辺り、胸骨の単純X線画像を診て頂きました。
単純X線では特に異常は見られません。
とのことでした。
診察は整形外科医です。
 
田澤先生にお伺いしたいのですが、
乳がんの骨転移の場合、単純X線で映るものなのでしょうか?
骨シンチかMRIで検査しないと、よほど進行してない限り単純X線では写ってないだけなのではないか?と心配です。
それか、痛みがある⇒進行している⇒ならば単純X線で写る
ということでしょうか?
 
胸骨の痛みは落ち着きましたが、足の付け根の痛みが良くならず、MRIを再度お願いしたほうが良いのでしょうか?
骨転移の痛みの症状、特徴はございますか?
右足なので、術側も右で近いため余計に心配です。
採血結果を記載させていただきましたが、最新のもので2017年11月のものです。
2017年8月
Ca=.9.3
ALP=174
CEA=0.6
CA15-3=10.1
2017年11月
Ca=9.3
ALP=197
CEA=0.6
CA15-3=10.7
骨転移がどのような症状なのか、痛みなのか、想像もつかず、2年前の抗がん剤(43歳時)から生理は来ておらずタモ治療中で、更年期や寒さとの区別が出来ず、不安です。
 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。
 
疼痛が有ると、骨転移と結び付ける方は多く、「皆さん共通の悩み」と言えます。
⇒通常はレントゲン撮影して確認します。
 
「骨転移でも、大腿骨、骨盤に転移した場合、このような痛みを伴いますか?」
⇒荷重骨だから、(骨転移とは無関係に)どんな疾患でも同様の痛みとなります。
 
「5か月前、昨年の2017年8月に腰が痛くなり、近所の整形外科で、背骨、骨盤のMRIは検査し、異状なし」「先日、近くの整形外科にて症状をお話し、単純X線で骨盤、足の付け根辺り、胸骨の単純X線画像」「単純X線では特に異常は見られません。」
⇒これで十分です。
 
「乳がんの骨転移の場合、単純X線で映るものなのでしょうか?」
「骨シンチかMRIで検査しないと、よほど進行してない限り単純X線では写ってないだけなのではないか?と心配」「痛みがある⇒進行している⇒ならば単純X線で写るということでしょうか?」

⇒もしも「痛みの原因となる程度の骨転移」であれば「単純レントゲンで十分」わかります。
 「無症状の骨転移を発見するためには(単純レントゲンだけでは不十分であり)MRIが必要」と考えてください。
 
「胸骨の痛みは落ち着きましたが、足の付け根の痛みが良くならず、MRIを再度お願いしたほうが良いのでしょうか?」
⇒上記コメント通り…
 もしも痛みの原因となる程の骨転移があれば、単純レントゲンでも十分となるのです。
 
「骨転移の痛みの症状、特徴はございますか?」
⇒部位によって一概には言えません。
 
「右足なので、術側も右で近いため余計に心配」
⇒骨転移は血行性転移であり、「いったん血流にのってから」なので、無関係です。

 
 

 

質問者様から 【質問6 】

腫瘍マーカーの上昇
性別:女性
年齢:46歳
病名:乳がん
症状:

いつもご多忙の中、ご回答いただきありがとうございます。

管理番号1930で先生にご相談させて頂き、3年が経ちました。

感謝でいっぱいです。

また、不安なことがありお願い致します。

2019年2月に丸3年目の節目検査ありました。

私の乳腺外科の病院は超音波、マンモ、採血による腫瘍マーカー(CEA、CA15-3)のみとなります。

結果は異状なしで「CEA=0.6」、「CA15-3=9.9」でした。

ここのところ、自分の顔色、疲れやすさ、息苦しさなど、気になること
があったため、
近所の病院にて、胸部CTと、採血をお願い致しました。

結果は異状なしで「CRP=0.01」、「CA19-9=10.1」、「CEA=1.5」でした。

一番、不安に感じていた「肺転移」につきましては、画像上も異状無しとの診断でした。

ですが、今回の近所の内科医師は初めて私のCEAの数値を診ましたので、
CEAが基準値内(5以下)でしたので、異状なしとの診断でしたが、

今までの乳腺外科での節目検査でのCEAの数値と比較したところ倍に上がっていました。

以前にも、田澤先生に腫瘍マーカーについてのご質問はさせていただいておりますが、

今回は、急に、たったの5か月でCEAが「0.6から1.5」に上がっておりますので、
長年の先生のご経験、診察数から考えまして、今回の上昇は、転移や再発が疑わしいものでしょうか。

採血の結果・経緯を記載させて頂きます。

2015.12.17***CEA=0.8***CA15-3=11.7
2017.2.13***CEA=0.8***CA15-3=9.5
2017.8.14***CEA=0.6***CA15-3=10.1
2017.11.13***CEA=0.6***CA15-3=10.7
2018.2.5***CEA=0.7***CA15-3=9.5
2018.8.6***CEA=0.6***CA15-3=9.5
2019.2.4***CEA=0.6***CA15-3=9.9

今回の、2019.6.25***CEA=1.5(乳がんマーカーCA15-3は調調べていません)

以上の結果から、怪しい動きで要検査か、気にしなくて良い(正常)かご回答いただけましたら幸いです。

 

田澤先生から 【回答6】

こんにちは。田澤です。

「以上の結果から、怪しい動きで要検査か、気にしなくて良い(正常)かご回答いただけましたら幸いです。」
→100%正常です。
 ご安心を。





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