［管理番号:743］
性別:女性
年齢:22歳
はじめまして。
自分の現状にとても不安があり、こちらで質問させて頂きます。
私の母が乳癌だったこともあり、20歳の頃に一度乳癌検査をしました。
その時は、しこりがあるということでマンモトーム生検までして頂き、「乳管内乳頭腫」と診断して頂き経過観察となりました。
それから気持ちはすっきりしたのですが、たくさん針を刺したからか胸に痛みがあります。
しこりをわしづかまれているような痛みが不定期にあり、たまにズキンと刺すような痛みの時もあります。
痛くないときはしこりを触っても痛くありません。
重いものを持つときや腕を上げることに支障はありません。
母はたくさん針を刺したのでその影響だと言いますが、2年経とうとしているのに痛みが治まらないことに不安が募ってしまいました。
病院に行けばいいとは思うのですが、もしもまた細胞診などで針を刺すかもしれないと思うと怖くて仕方ありません。
これは気にしすぎが原因でしょうか。
私はまた検査に行くべきでしょうか。
是非ご回答を頂きたく思います。
よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

　こんにちは。田澤です。
私が注目したのは
・２年前にマンモトーム生検をして「乳管内乳頭腫」
・触知する様な大きさであり、痛みを伴う
　「しこりの大きさ」の記載が無いのですが、「ある程度の大きさ（２ｃｍ位）」ならば摘出すべきだと思います。

回答

「2年経とうとしているのに痛みが治まらないことに不安」
⇒そもそも「乳管内乳頭腫」であり、「触知する様な大きさ」であれば、摘出してもいいと思います。
　摘出すべき理由
・乳管内乳頭腫は「針生検（マンモトーム生検も含む）でも誤診の可能性がゼロとはいえない」
・痛みを伴っている
○つまり、「触知するような大きさ」で「乳管内乳頭腫の診断」であり、「痛みがある」のであれば私なら『摘出を勧めます』
　♯再度、組織診をするのは無意味です。