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マンモグラフィの所見について。

[管理番号:7705]
性別:女性
年齢:40歳
病名:
症状:両側乳房硬結あり 非対称性乳房組織

初めまして。
現在40歳で初産は26歳です。
今回初めてマンモグラフィを受け、「両外側 硬結あり」「左 非対称性乳房組織」の所見で要精密検査となりました。

「両外側 硬結あり」は、検診の日が丁度生理三日前で、自分でも乳房が張っているのが分かり、先生が首を傾げておられた箇所は生理前にいつも硬くなる部分なので、
自分としては乳腺症かなと思っているのですが、そう結びつけるのは安易な考えでしょうか?
「左 非対称性乳房組織」については、私は左右で乳房の大きさがだいぶ違うのですが、そのことと関係がありますか?
また、左は数年前からエコー検査で石灰化や繊維腺腫疑いと書かれていたのですが、そのこととの関連はどうでしょうか?
しかし、今回のマンモではそのような所見は書かれておらず、今までエコー検査で精査になったことはありません。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「非対称性乳房組織」は正常所見であって、本来はカテゴリー1(正常所見)として要精査とはなりません。
何故、質問者が要精査となったのか?

どうやら「触診所見:両側硬結」での要精査のようです。(マンモの所見はただ「併記」しただけで、「非対称性乳房組織」は要精査所見ではありません)

★「非対称性乳房組織:ABT:asymmetric breast tissue」と似た用語に「局所的非対称性陰性:FAD:focal asymmetric density」があります。
 ABTはカテゴリー1(正常所見)ですが、FADはカテゴリー3(要精査)となります。

 要は、濃度上昇を「正常乳腺だな」と判断するとABTとなり、「もしかして腫瘍かもしれない」と判断するとFADとなるのです。(FADでも9割以上、結局は「何もない」のですが)

「「左 非対称性乳房組織」については、私は左右で乳房の大きさがだいぶ違うのですが、そのことと関係がありますか?」
⇒その通り。

 「正常乳腺」が非対称だけの所見ですから、(上記コメント参照のこと)

「また、左は数年前からエコー検査で石灰化や繊維腺腫疑いと書かれていたのですが、そのこととの関連はどうでしょうか?」
⇒正常乳腺だという事です。

「今回のマンモではそのような所見は書かれておらず」
⇒マンモでは小さなシコリは解りません。(石灰化も本当に無いのか、あっても「どうでもいい石灰化」のどちらかなのでしょう)

「今までエコー検査で精査になったことはありません。」
⇒勘違いしてますね?

 今回もABTで要精査となったわけではなく(ABTはカテゴリー1です) 触診で要精査となっただけです。

江戸川病院 東京都江戸川区東小岩2-24-18 電話03-3673-1221
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