乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:7296]
性別:女性
年齢:45歳
病名:乳がん
症状:

いつも拝見しています。

本日オペ後2年の検診の結果を聞きました。

2年前のオペは
ステージ2b、腫瘍径2.5センチ
皮下乳腺全摘、センチネル微小転転移により、レベル1まで郭清。
レベル1には転移なし、広背筋皮弁同時再建)でした。

先日の技師によるエコーで術側の腋窩と鎖骨上リンパが怪しいとのことで、担当医がエコーしました。

技師がみたエコーの写真では
リンパ節の中に白い部分がない、黒い状態でしたが、実際にエコーしてみると、
鎖骨上リンパ節はあやしいリンパ節は見つからず、経過観察でよいとのこと。

腋窩は1箇所これかな?というのがあり細胞診となりました。

ただ先生はエコーしながら
「うっすら中が白くも見えるなぁ…」と言っていて
「正常である事を証明ための細胞診と思ってもらって大丈夫です」とのことでした。

疑わしい腋窩リンパ節は3mmのが1個。

3mmでリンパ節腫張なんでしょうか?

1週間後検査結果がでますが
先生の豊富な経験上、こういったケースはリンパ節転移の場合が多いでしょうか?
またもしそうであっても、取り残しが出てきたとの解釈で局所療法で大丈夫でしょうか?
現在はホルモン治療をしていますが
放射線治療が必要ですか?

私なりにここを読んで勉強しているつもりですが
不安に思い確認させていただきたく思いました。

よろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

私は技師さんのエコーが悪いと言っているわけでは決してありません。
乳腺のエコーであれば、「細かい所見も丁寧に拾ってくれる」面はあります。(ただし「術後の乳腺」となると、お手上げですが…)

これが「リンパ節」となると、全くあてになりません。
検診エコーをチェックする機会も多いのですが、やたらと「腋窩リンパ節腫大」と記載しています。
「どれどれ?」と、実際みてみると「どうでもいいリンパ節」なのです。 『今週のコラム 65回目 これを「腋窩リンパ節腫大」と記載された検診結果をみて、健診受診者が心配し悩んだとしたら…』のご参照を。

と、いうことで結論
『「正常である事を証明ための細胞診と思ってもらって大丈夫」』
これが正解です。

「3mmでリンパ節腫張なんでしょうか?」
→形状の問題でしょう。
 おそらく…

 「2相性のある平べったい楕円形(典型的な正常)」ではなく、「やや丸っこいリンパ節」なのでしょう。(術後によくある「反応性」です)
 ♯術後の腋窩リンパ節を「日常的に」診ている私からみると(即座に)『術後の反応性だな。』と無意識に取捨選択しているのですが、(術後の患者さんを日常的に見るわけではない)検査技師さんにとっては(立派に)「異常所見」となるのです。

「先生の豊富な経験上、こういったケースはリンパ節転移の場合が多いでしょうか?」
→全く違います。
 99.999% 正常です。

「もしそうであっても」
→その「仮定」は無意味です。





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