乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:7148]
性別:女性
年齢:47歳
病名:乳癌
症状:

47歳女性です。

【症状】
○左胸に17ミリ
(MRIでさらに5ミリ程度の同じ腫瘍か乳腺症が左胸に2つ、右胸に線維腺腫が見つかっています)

グレード1
NA2
MCI1
(今の病院でも、診断を下した病院から持参したプレパラート組織は見直し済みだそうです)
(硬癌かどうかまで、再チェックしてくれたかどうかわかりません。)

○左脇リンパ超音波で三個から4個(MRIでは2個以上)
脇のしこり(腫れ?)ひとつ大きいのがあり、大きさ29ミリ

この脇しこりは、今の病院の超音波検査で見つかりましたが、前の病院では脇は触診も超音波もさらっと程度しかしてくれていなく、また脇の胸側の骨近くにあるせいか、気付いてもらえていませんでした。

今の主治医も、初診の触診で脇のしこりには気づきませんでした。
位置が胸寄りの奥にあるせいかもしれません。

でも、ここ一年程、左腕がずっとだるく痺れていて、一年以上前から脇にしこりあったのではないかと私は思っています。

ただ今の主治医から見ると、急激に現れたしこりだと思っているようで、進行の早いタイプ癌なのではと考えているのかもしれません。

マンモで毎年ずっと検査をしてきていてずっと異常なしだと言われ、

2018年4月に超音波検査を検診で追加したら、左胸に14ミリの繊維腺腫、経過観察で2018年12月に再度超音波検診に行ったら、16ミリと少し大きくなっていたので、針を指して調べたら、悪性、グレード1、NA2、MCI1ということまでわかりました。

半年で2ミリ大きくなったから、比較的顔つきのおとなしい癌ですと、前の病院で言われていました。

今、サブタイプを今の病院で調べてもらっています。

田澤先生のサイトで、このタイプ(グレード1、NA2、MCI1)はルミナールだと、こちらのコーナーで仰っていましたが、
今の病院の先生は、脇のリンパを見つけたからなのか?、これはルミナールタイプではないと言われています。

脇のしこりが見つかってからC Tも追加され、サブタイプを調べているところで結果待ちです。

私は全摘希望なのですが、脇しこりがわかるまでは、すぐに手術という話しだったのに、先に抗がん剤をしてから手術、と先週提案されてしまいました(トリプルネガティブ疑いだら?)

私はシングルマザーで幼い子持ちです。
サブタイプがトリプルネガティブだったら、再発したときのことを考えたら、、とくよくよしてしまい、寝込んで食欲もなくなってしまいました。
情けないです。

【質問】

①グレード1
NA2
MCI1

は、たまたま採取した4つの細胞のうち、3つがグレード1NA2MCI1、ひとつは(-)なだけで、もっと顔つきの悪いものが潜んでいるということでしょうか。
ルミナールではないということなんでしょうか。

②2か3aのステージにいると思って思っています。

サブタイプがトリプルネガティブの場合、標準治療した場合の無再発生存率を教えてください。

③一時期、毎日何十分も脇や胸周辺のマッサージをしてしまっていましたが、脇にリンパ転移が3つ4つもあるのは、マッサージも原因していますか?

④ステージ3程度で、標準治療した後転移しないようにするには、何に気をつけたら良いのでしょうか。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「でも、ここ一年程、左腕がずっとだるく痺れていて、一年以上前から脇にしこりあったのではないかと私は思っています。」
→全くの勘違い!

 皆さん、「腋窩リンパ節に転移があれば、症状がある」とか、(逆に)「脇に違和感があると、腋窩リンパ節転移では!」と発想するようですが…
 ★我々、乳腺外科医から見れば、全くナンセンス!(腋窩リンパ節に転移があってもなくても、それによる症状など存在しません)

「田澤先生のサイトで、このタイプ(グレード1、NA2、MCI1)はルミナールだと、こちらのコーナーで仰っていました」
→その可能性(頻度)が圧倒的に高いということです。

「今の病院の先生は、脇のリンパを見つけたからなのか?、これはルミナールタイプではないと言われています。」
→全く根拠がない!!(リンパ節転移とサブタイプなど1000%無関係!!)
 これ以上コメントする気力もなし。

「私は全摘希望なのですが、脇しこりがわかるまでは、すぐに手術という話しだったのに、先に抗がん剤をしてから手術、と先週提案されてしまいました(トリプルネガティブ疑いだら?)」
→全くナンセンス!!

 リンパ節転移があるから術前抗がん剤などという考えは、まったく無意味(トリプルネガティブだとしても、術前抗がん剤をする理由がありません)

 ★術前抗がん剤の適応は唯一「小さくして温存を希望する場合」です。
  質問者の場合は「そもそも小さい=温存可能」だし、(そもそも)全摘希望なのだから「術前抗がん剤する理由が全くない」 以上。

「たまたま採取した4つの細胞のうち、3つがグレード1NA2MCI1、ひとつは(-)なだけで、もっと顔つきの悪いものが潜んでいるということでしょうか。」
「ルミナールではないということなんでしょうか。」

→全くナンセンス!

 普通に「サブタイプの結果」を待ちましょう。

「②2か3aのステージにいると思って思っています。」
「サブタイプがトリプルネガティブの場合、標準治療した場合の無再発生存率を教えてください。」

→あまりにも仮定が多すぎる!!

 きちんと手術して病理結果がでてからでいいのでは?

「脇にリンパ転移が3つ4つもあるのは、マッサージも原因していますか?」
→無関係!
 たまたま「リンパ行性(リンパ管に入りやすかった)」だけの話でしょう。(腫瘍の局在部位の関係かもしれません)

「④ステージ3程度で、標準治療した後転移しないようにするには、何に気をつけたら良いのでしょうか。」
→規則正しい生活です。
 余計なストレスに曝されることなく、シンプルにいくことです。

 
 


 

質問者様から 【結果2 私のサブタイプはルミナールなのかトリプルネガティブなのか?】

性別:女性
年齢:47歳
病名:乳がん
田澤先生の診察:[診察なし]
田澤先生の手術:[手術なし]

先日、私がとても心配していたサブタイプがわかりました。

田澤先生が仰っていた通り、ルミナールタイプでした。左胸12時方向に16ミリ(MRI上)の腫瘍、脇リンパ節転移3個、ステージ2aでした。(なんで3個も転移してるのかそ先日、私がとても心配していたサブタイプがわかりました。

田澤先生が仰っていた通り、ルミナールタイプでした。左胸12時方向に16ミリ(MRI上)の腫瘍、脇リンパ節転移3個、ステージ2aでした。(なんで3個も転移してるのかそこが本当に残念です。。)

今月2月末に手術をし、その後抗がん剤、放射線治療(どちらを先にやるかは手術の結果次第)、タモキシフェンをまずは5年~、という治療方針が決まりました。

私は全摘希望ですが、同時再建はせず、放射線治療が終わってから、保険適用で再建しましょうとのことでした。

再建のタイミングも含めて、田澤先生がいつも仰っている治療方針とかなり一致していると思ったので、ひとまず安心しています。

田澤先生のサイトで、予め色々学んで知識を得ておいて、本当に良かったと思っています。これからも学ばせてください。

子供たちがまだ小さいシングルマザーなのに、トリプルネガティブだったらどうしようと、サブタイプがわかるまで、憔悴しきっていた私でした。

でも田澤先生の豊富な経験に基づく自信溢れるアドバイス、そして30半ば過ぎのやや頼りない主治医の「これは絶対にルミナールではない」話と私の心配事に、「ナンセンス!」「1000%!」など田澤先生からたくさんのツッコミをいただき、辛かった時なのに、一瞬笑ってしまい、明るい気持ちになれました。

本当にありがとうございます。

また質問させていただくこともあるかと思います。その時はまた是非よろしくお願いします。

こが本当に残念です。。)

今月2月末に手術をし、その後抗がん剤、放射線治療(どちらを先にやるかは手術の結果次第)、タモキシフェンをまずは5年~、という治療方針が決まりました。

私は全摘希望ですが、同時再建はせず、放射線治療が終わってから、保険適用で再建しましょうとのことでした。

再建のタイミングも含めて、田澤先生がいつも仰っている治療方針とかなり一致していると思ったので、ひとまず安心しています。

田澤先生のサイトで、予め色々学んで知識を得ておいて、本当に良かったと思っています。これからも学ばせてください。

子供たちがまだ小さいシングルマザーなのに、トリプルネガティブだったらどうしようと、サブタイプがわかるまで、憔悴しきっていた私でした。

でも田澤先生の豊富な経験に基づく自信溢れるアドバイス、そして30半ば過ぎのやや頼りない主治医の「これは絶対にルミナールではない」話と私の心配事に、「ナンセンス!」「1000%!」など田澤先生からたくさんのツッコミをいただき、辛かった時なのに、一瞬笑ってしまい、明るい気持ちになれました。

本当にありがとうございます。

また質問させていただくこともあるかと思います。その時はまた是非よろしくお願いします。

<Q&A結果>

 
 

 

質問者様から 【質問3 】

病理結果について疑問に思うことがあります。
性別:女性
年齢:48歳
病名:
症状:

2019年2月末に左胸全摘手術を受けました。

4月初旬に出た病理結果は、

浸潤系1.1×0.7cm
NA:2 MC:2 NG:2
波及度 ly(+) f(++)

免疫染色 ♯2
ER:PS5 IS2
PgR:PS5 IS3
HER2:1+

リンパ節転移 2/14

ステージ2Aでした。

術前のKiの値が25%(術後のKiは測定していないとのこと)だったので、5月からAC4クール、ドセタキセル3クール目を終えたところです(ドセタキセル あと1クール残っています)

【質問】
ひとつ気になることがあります。

手術前のMRIで、この

①1.1cm(内側10度 NT41mm 15×14×9mm)
の腫瘍の他に、この乳癌の一連の病変または乳腺症疑いが2つあると、結果が出ていました。


①の近傍(①ー②15㎜)内側45度、NT47mm、4×3×2㎜の低エコー腫瘤。

境界明瞭粗ぞう、僅かな血流信号を認めます

③内側60度、NT36mm、3×3×3㎜の低エコー腫瘤。
境界明瞭粗ぞう。
パスキュラリティ(+) (①ー③29㎜)

②③いずれも①と一連の病変または乳腺症疑い。

とありました。

術後の病理結果で、①1.1cmの腫瘍の病理結果しか出ておらず、②と③については、調べていないそうです。
(同一乳腺内にあるため?と言っていたような気がしますが、残念ながらうろ覚えです。)

①がルミナールという結果はわかっていますが、例えばもし②と③がHER2陽性だった場合、HER2陽性の治療もしなくてはいけないのではないか?と不安でたまらなくなってきました。

今さらになってしまいますが、とても心配なので、病理結果のセカンドオピニオンをした方が良いのでしょうか。

田澤先生のご意見を聞かせてください。
よろしくお願いします。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

「今さらになってしまいますが、とても心配なので、病理結果のセカンドオピニオンをした方が良いのでしょうか。」
⇒そもそも抗がん剤が必要だったのか疑問ですが…

 もう済んだことなので、それはいいとして

 同一乳管内の腫瘍(娘結節)があったとしても通常、サブタイプは同じと考えて、そこにサブタイプ検索は行いません。(保険適応でありません)
 (抗がん剤する前ならまだしも)現状、セカンドオピニオンする理由が全くありません。

 
 

 

質問者様から 【質問4 】

同一乳菅内の腫瘍かどうかの判断についてと、HER2について
性別:女性
年齢:48歳
病名:
症状:

田澤先生

ご回答ありがとうございました。

さらに質問させてください(前回は先週金曜日に質問したので、今日質問しても大丈夫でしょうか?)。

前回の質問に記載した、術前のMRIの結果

《①1.1cm(内側10度 NT41mm 15×14×9mm)不正形低エコー腫瘤を認めます。
乳がんを考えます。


①の近傍(①ー②15㎜)内側45度、NT47mm、4×3×2㎜の低エコー腫瘤。
境界明瞭粗ぞう、僅かな血流信号を認めます

③内側60度、NT36mm、3×3×3㎜の低エコー腫瘤。
境界明瞭粗ぞう。
パスキュラリティ(+) (①ー③29㎜)

②③いずれも①と一連の病変または乳腺症疑い。》

この②③の、腫瘍か乳腺症についてですが、

同一乳管内の腫瘍なのかどうか、娘結節だったのかどうかを、私ははっきり主治医に確認をしていません。
娘結節という言葉は実は田澤先生の回答を読んで初めて知りました。

そして田澤先生の前回のご回答の中に、

 「同一乳管内の腫瘍(娘結節)があったとしても通常、サブタイプは同じと考えて、そこにサブタイプ検索は行いません。
(保険適応でありません)」

とありましたが、
 

【質問1】
田澤先生が、②と③は同一乳管内であり、娘結節だと判断しているのは、MRIの結果からそう判断されているのでしょうか?

【質問2】
そうだとしたら、

このMRIが判断した、②③は同一乳管内の娘結節という結果
(私のもらった術前MRIの結果の用紙には「②③いずれも①と一連の病変または乳腺症疑い。」としか書いてありませんが)、

は100%信用しても良いのでしょうか?MRIの誤診という心配はないですか?②③は実は同一乳管内にはなく、別のサブタイプの腫瘍かもしれないということは、考えなくて良いのでしょうか?

【質問3】

質問1と質問2の答えがYESなら、

HER2の細胞は私にはどこにもなかったという結論で良いのでしょうか。

見当違いなことを質問していたらすみません。
毎日将来のことを考えて
はメソメソしており、パニック状態から抜け出せておりません(涙)。

ご回答よろしくお願いします。

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。

「【質問1】田澤先生が、②と③は同一乳管内であり、娘結節だと判断しているのは、MRIの結果からそう判断されているのでしょうか?」
⇒シンプルに…

 部位的に「同一乳管系」として矛盾しなければ「たまたま、近くの乳管に(別個に)発生した」と考えるよりは「同一乳管内に乳管を介して発生した」と考える方が「確率的に」圧倒的に自然です。
 ★物事には100%は無いのかもしれません。
  だからといって「確率的に極少数」であれば、それは無視しないと科学は成立しないのです。

「100%信用しても良いのでしょうか?」
⇒上記★のとおり。(そう考えるのが自然なのです)

「HER2の細胞は私にはどこにもなかったという結論で良いのでしょうか。」
⇒99%以上の確率でそうでしょうし、(それは)100%の乳腺外科医が支持する筈です。(以上)





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