[管理番号:8420]
性別:女性
年齢:44歳
病名:右乳がん
症状:
投稿日:2020年3月27日
抗がん剤治療をするか否かについて悩んでいます。
本日病理結果が出ました。
浸潤性乳管がん右乳房全摘+広背筋再建+腋窩リンパ節郭清
組織・核grade 2
浸潤経2.6cm(1.6cm)
リンパ節転移+ 2/11
HER2-
ホルモンいずれも強陽性
ki67 26.4%
ステージ2a ルミナルb
今後の治療方針を決めなきゃならないのですが、
主治医が言うにはホルモン療法、化学療法推奨です。
オンコやってみてもいいかも。
と言われています。
抗がん剤治療の場合
AC療法の一択となります。
その後、なにかを追加するとかで合計6カ月との説明を受けました。
オンコを受けるのが1番いいのだと思いますが費用の面でもとても悩みます。
42万円します。
やはり、抗がん剤治療を受けるのが
ベストなのでしょうか。
周りの同病の方は
ほぼ抗がん剤治療をされています。
ただ、自分は効果の出ない治療は
QOLの観点からも、費用の面からもしたくないのです。
支離滅裂になってしまいましたが、
やはりオンコはすべきでしょうか。
不安だから、、
の理由だけで抗がん剤治療を選択する事を避けたい気持ちが大きいです。
アドバイスをよろしくお願い致します。
術後でもセカンドオピニオンは受けて下さるのでしょうか?
合わせて教えて頂けたらと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「やはり、抗がん剤治療を受けるのがベストなのでしょうか。」
⇒是非、『今週のコラム 220回目 30までは(抗がん剤の対象となる可能性が)十分に低く、OncotypeDXの恩恵を受ける中核は「31-45」だと理解できます。』をご覧ください。
(Ki67=26.4%である)質問者は抗がん剤が不要となる可能性が80%あります。
「やはりオンコはすべきでしょうか。」
⇒抗がん剤が不要である確率が80%あります。
自分がその80%に入るのか?最終的に確認するのであればOncotypeDXすべきです。
「術後でもセカンドオピニオンは受けて下さるのでしょうか?」
⇒できますが…
上記以外の論点はないように思います。