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ルミナールBHER2陽性

[管理番号:8049]
性別:女性
年齢:46歳
病名:浸潤性乳管癌
症状:痺れ、こわばり、筋肉痛

告知を受けてから乳がんプラザでずっとお世話になっております。

勇気を出して質問させていただきます。

Invasive ductal carcinoma, solid-tubular
carcinoma;right breast

浸潤径 25mm×23mm×22mm   全腫瘍径40mm×25mm×23mm
g、f
ly(-)、v(-)
Nuclear grade3 (Nclear atypia2,Mitotic counts3)
Histological grade3 (Nuclear atypia2,Mitotic counts3
Tubular formation 1)
断端(-)
免疫染色 (#15の手術標本で施行)
 ER: 20%
 PgR:10%
 HER2 score 2(Fishにて陽性)
ki-67 labeling index:50%

切り出し写真の割面I-lに、比較的境界明瞭な結節を形成する浸潤性乳管癌を認めます。

充実腺管癌に相当し、辺緑は脂肪組織に浸潤します。
乳管内を乳頭方向へ進展し、乳頭直下に
別の浸潤巣が形成されます。
断端は陰性です。

リンパ節転移なし(0/2)
乳頭から癌細胞がでたので、全摘で良かったと話しました。

2月初めのクリニックでの針生検ではERは50%くらいあったと聞きました、PgRはわからず、ki67は61%
ルミナールBからルミナールBHER2陽性、トリプルポジティブとなりました。

紹介先の病院にて、3月終わり手術、5月から抗がん剤 AC→WP+HER 
11月より元のクリニックにてゾラデックス、タモキシフェン、HER単剤開始。

①病理結果からホルモン値は低いですが陽性ならば効果は期待できるでしょうか?

②パクリタキセル中盤から痺れが強く(手足口周り、舌先など)漢方薬とタリージェ内服。

すぐに回復しないのは仕方ないようなお話で今はやめています。

牛車腎気丸+タリージェ5㎎。
飲むのをやめる前2週間だけタリージェ2錠に増やしました。

痺れは一生、慣れてくる、付き合っていくというようなニュアンスでした。

漢方薬だけでも続けてみるべきでしょうか?先生はどう処方されておられますか?

③ホルモン療法を始めて、痺れに筋肉痛、こわばりが追加された感じで、足が鉛のようです。

末梢神経障害があってもウォーキング等運動は大丈夫でしょうか?

④腫瘍マーカーですが、CEAとCA15-3、術前1.3、11.2 術後8カ月4.0、9.5
抗がん剤が終わって初めてマーカーを教えてもらいました。

CEAが術前よりかなり増えているのが気になります。
血液検査した日はホルモン療法始めて1週間、タリージェ2錠に増やして2週間ですが、あまり関係ありませんか。

⑤T-Bilが術前から高く指摘されました。
脂肪肝は過去の人間ドッグで指摘されています。
脂肪肝の人もたくさんいるけど治療してますよ、と言われました。

抗がん剤を始める当日が一番高く2.27。
抗がん剤中0.9~1.3を行ったり来たりでした。
先生から見て気になる所見ですか?

⑥手術までに頑張って10キロ近く減量したのですが、、もともと黄疸が高いタイプ?かとも言われましたがわかりません。

抗がん剤は無事終わりましたが、タモキシフェンは肝臓に負担がかかると聞くと心配です。
私のようなタイプでは気を付けることはなんでしょう?

⑦私の病理結果、治療方針から無再発生存率はどのくらいでしょうか?

数値に振り回されてはいけない、不安感に襲われるのは皆同じだと。
先生のスパーンとした答や10000%!等の言葉に救われています。
粛々と進んでいる事に感謝もしています。
子供たちはまだまだ小さく、頑張らねばなりません!

先生、激務の中、本当にありがとうございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「①病理結果からホルモン値は低いですが陽性ならば効果は期待できるでしょうか?」
→勿論です。

「漢方薬だけでも続けてみるべきでしょうか?先生はどう処方されておられますか?」
→牛車腎気丸は長期投与(半年以上)することも多いです。(患者さん次第)

「③ホルモン療法を始めて、痺れに筋肉痛、こわばりが追加された感じで、足が鉛のようです。
末梢神経障害があってもウォーキング等運動は大丈夫でしょうか?」

→勿論!

「④腫瘍マーカーですが、CEAとCA15-3、術前1.3、11.2 術後8カ月4.0、9.5
抗がん剤が終わって初めてマーカーを教えてもらいました。

CEAが術前よりかなり増えているのが気になります。
血液検査した日はホルモン療法始めて1週間、タリージェ2錠に増やして2週間ですが、
あまり関係ありませんか。」

→有意ではないようです。(特に直前まで抗がん剤していた場合には、それによる影響も十分考えられます)

「⑤T-Bilが術前から高く指摘されました。
脂肪肝は過去の人間ドッグで指摘されています。
脂肪肝の人もたくさんいるけど治療してますよ、と言われました。

抗がん剤を始める当日が一番高く2.27。
抗がん剤中0.9~1.3を行ったり来たりでした。
先生から見て気になる所見ですか?」

→全く気になりません。(そもそもt-bilなど測定しません ALT/ASTで十分)

「私のようなタイプでは気を付けることはなんでしょう?」
→質素な食生活です。(肝臓に負担をかける高カロリーは控える)

「⑦私の病理結果、治療方針から無再発生存率はどのくらいでしょうか?」
→ステージ2Aですね。

 それだと(抗HER2療法を完遂すれば)再発率は半分となるので、90%以上になるでしょう。

江戸川病院 東京都江戸川区東小岩2-24-18 電話03-3673-1221
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