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局所再発にについいて

[管理番号:3862]
性別:女性
年齢:50歳
田澤先生おはようございます。
初めての質問です。
8年前右乳房切除その後ゾラ2年ノルバ5年服用しました。
9月傷跡しこり発見10月局所再発し せつじょしました。
ペットctの結果です。
椎体中央にfocalな軽度集積があるようにみえます。
すぐ尾側に椎間板から連続するガス像を認めます。
変形性変化を考えますが経過観察時にご注意下さい。
左乳房b領域に3.6ミリほどのfocalなFDG集積を認めます。
ごく小さな乳癌の可能性があります。
このサイズだとusで確認できないかもしれませんが経過観察時にご注意下さい。
右肺s4に7×4ミリの結節を認めます。
やや不整で炎症性結節を考えます
が増大してるように見え 肺転移が否定できません。
fdgの異常集積は見られませんが サイズが小さいためかもしれません。
担当医の説明は局所再発現在は閉経後ホルモン これから放射線の予定です。
ペットctの結果は局所再発でよろしいのでしょうか。
これから腰の骨肺に転移していくのでしょうか。
左乳房は検査出来ないので 経過観察といわれました。
腰痛はするし毎日とても心配しています。
よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
純粋な局所再発です。
「椎体」も「肺」も転移の所見では無いようです。
「椎体」に関しては(もしも、どうしても気になるようなら)MRIを撮影しましょう)
「変形性変化を考えます」
⇒腰痛もあるようですから、(腰痛として普通に)整形外科を受診しましょう。
「ペットctの結果は局所再発でよろしいのでしょうか。」
⇒その通りです。
「これから腰の骨肺に転移していくのでしょうか。」
⇒想像しすぎです。
「腰痛はするし毎日とても心配」
⇒無駄に心配する位ならMRIを撮影して、(腰痛の治療として)整形外科を受診しましょう。