Site Overlay

局所再発

[管理番号:7139]
性別:女性
年齢:39歳
病名:乳がん
症状:腋窩リンパ節転移

田澤先生初めまして。
本当にお忙しい中このような質問を受け付けてくださることに感謝申し上げます。

平成27年8月に左乳房全摘、センチネルリンパ節生検
リンパ節転移なし。
術後はタモキシフェンの服用のみです。

お恥ずかしながら他の皆様のように詳しいサブタイプはわかりません。

「一番大人しいタイプでホルモン療法がよく効く。」との主治医の発言からルミナールAなんだろうと理解しています。

始めの段階で非浸潤癌だろうと言われていたのですが、手術後、ステージ1となりました。

一年に一度造影剤CT、骨シンチ、マンモグラフィー、血液検査をしており、昨年12月の検査で脇の下のリンパが腫れてるとの結果でした。
主治医は「また半年後にCTを撮ります。」と言っており納得できないので今すぐ細胞診してくださいとお願いし、また2週間後に来てくださいとなりました。

その後、自分で脇の辺りを触っていると感覚では1センチほどゴロッとしたしこりを見つけてしまいました。
先生のおっしゃる2の位置です。

そして、エコー、細胞診を本日してきました。

どういう所見が聞いてみると「再発転移の可能性大」との事。

質問は
1.再発転移が確定した場合手術するべきでしょうか?
2.手術をしたとしてその後どのような治療を田澤先生なら選択しますか?
3.出来れば手術となったら田澤先生にお願いしたいのですが、可能でしょうか?(遠方に住んでおります。)
手術後の治療も含めてお願いしたいです。

確定診断は1週間後ですが、不安と主治医に対する不信感で落ち着かないので田澤先生の意見をお聞かせください。

いろいろ頭が混乱していてまとまりのない質問になり申し訳ございません。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「エコー、細胞診を本日してきました。 どういう所見が聞いてみると「再発転移の可能性大」との事」
→普通に考えて・

 このような所見でありながら「半年後CT]としていたことに大変な違和感があります。

「1.再発転移が確定した場合手術するべきでしょうか?」
→勿論です。
 そのままにしておく理由がありません。

「2.手術をしたとしてその後どのような治療を田澤先生なら選択しますか?」
→あくまでも局所なので全身治療は必要ないと思います。

 局所で言えば・
 リンパ節転移4個以上なら、放射線治療はしたほうがいいとは思います。(病理結果次第ですね)

「3.出来れば手術となったら田澤先生にお願いしたいのですが、可能でしょうか?(遠方に住んでおります。)」
→勿論、それは可能です。
 
 ★万が一、曖昧な結果だとしても、きちんと決着をつけるべきです。『今週のコラム 119回目 『(エコーで認識されてから、腋窩郭清されるまでの)「3年間が勝負(その後の遠隔転移の出現の有無)を決めた」私は、そう考えるのです。』をご参照ください。

 
 

 

質問者様から 【質問2 局所再発】

性別:女性
年齢:39歳
病名:乳がん
症状:腋窩リンパ節腫大

田澤先生、先日は質問にお答えいただきありがとうございました。

細胞診の結果と今後の治療方針についてまた質問させていただきます。

[細胞診結果]
既往の浸潤性小葉癌の転移として矛盾しない像と考えます。

やはり、局所再発でした。

今後の治療方針として主治医からの第1選択として
フィソロデックス+リュープリン+イブランス に変更

再発したという事は今までの薬(タモキシフェン)が効いていない可能性がある。
薬を変えて3ヶ月程して効果を確認してから手術がいいのではないか。
遠隔転移の再発予防という事でしょうか?
私としては前回田澤先生にお答えいただいた、手術→リンパ節転移の数により放射線とシンプルに考えていたので、その場で判断出来ずセカンドオピニオンをお願いしました。
(ちなみに私は宮城県在住で田澤先生の古巣の東北○○病院にお願いしました。)

それと前回までの経緯で12月のCT検査でリンパ節腫大を指摘され、その後近所の内科、婦人科2ヶ所で腋窩リンパ節の診察をしてもらいました。
(次回の乳腺外科の診察まで時間が空き不安があったため)
内科→触診のみ。
リンパ節腫大はない。

婦人科→エコー。
今回の局所再発とは違う脇の下の方でほぼ肺に近い場
所に怪しいものがある?
→その後乳腺外科主治医のエコーでは何も見当たらず。

12月の時点では私が触ってもはっきりとしたシコリは認識出来ていませんでした。
(気が付いていないだけ?)しかし1月中旬くらいにははっきりと自分でシコリが認識できます。
乳腺専門医ではありませんが、2人の医師に見つけられなかったこと、この1ヶ月の間にシコリが急に大きくなるというのは考えられるのでしょうか?

質問は
1.私のようなケースでフィソロデックス+リュープリン+イブランスはどう思われますか?3ヶ月経過して効果を確認する事に意味はあるのか?

2.もし上記1の治療になった場合どのようなメリットがあるのでしょうか?

3.腋窩のシコリが急激に大きくなるのは考えられますか?

4.CT検査の結果から多分転移は1個だと思うと主治医は言っていましたが、左脇の下のから再建した乳房上部分が腫れているというか違和感があるのですが、それは気にしすぎですか?実は鎖骨リンパまで転移しているのでは?と不安です。

5.セカンドオピニオンを受けてみての結果次第ですが、やはり田澤先生に診断、手術をお願いしたい場合は手術日を抑えて診察という流れですか?診察は2回でしょうか?(遠方であること仕事やまだ小さい子どもがいることなどもありなかなか難しいですが…。)

長々とすみません。
よろしくお願い申しします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「センチネルリンパ節生検で陰性だったけど、3年後に腋窩リンパ節再発した」
→普通に考えれば(「ンチネルリンパ節生検時に、別のリンパ節に転移していたものが、3年かけて増大した」と解釈します。

「1.私のようなケースでフィソロデックス+リュープリン+イブランスはどう思われますか?3ヶ月経過して効果を確認する事に意味はあるのか?」
→無意味

「2.もし上記1の治療になった場合どのようなメリットがあるのでしょうか?」
→ありません。

「3.腋窩のシコリが急激に大きくなるのは考えられますか?」
→急激というほどではないでしょう(3年かけて大きくなったのですから)

「それは気にしすぎですか?実は鎖骨リンパまで転移しているのでは?と不安」
→全く無関係。ナンセンス。

「5.セカンドオピニオンを受けてみての結果次第ですが、やはり田澤先生に診断、手術をお願いしたい場合は手術日を抑えて診察という流れですか?」
→手術日を仮押さえしてもしなくても構いません。(受診後に日程を決める人もいます)
 仮押さえしておくと(受診までの間に)「手術がいつになるのか?」という不安にならなくて安心という人が多いので、そのようにしていることが多いというだけです。

「診察は2回でしょうか?(遠方であること仕事やまだ小さい子どもがいることなどもありなかなか難しいですが…。」
→その通りです。

Scroll Up