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抗がん剤をやらない事にしましたが…。ki67値について。

[管理番号:7245]
性別:女性
年齢:47歳
病名:浸潤性乳管癌
症状:

昨年の12月に 乳房全摘出手術を受けました。
ステージ1・腫瘍径 35×20・ホルモ
ン受容体陰性・HER2陽性(3+)・ki67
(マンモトーム生検)30~50%(手術)10~30%・核グレード3・リンパ節転移なし・脈間侵襲なし・切断断端陰性・です。

①田澤先生でしたら 抗がん剤を進めますか?
②ki67値が、生検と手術で 変わったのは、生検で悪い部分ピンポイントで採り除いたと言う事ですか?

このページは回答の訂正をしています。2019年5月27日

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「①田澤先生でしたら 抗がん剤を進めますか?」
→「HER2陽性なので抗HER2療法が必須です」

「②ki67値が、生検と手術で 変わったのは、生検で悪い部分ピンポイントで採り除いたと言う事ですか?」
→それは「考えすぎ」でしょう。

 手術標本では代表的な部分(がカウントされるので)、単純に代表的な部分(かつ、比較的数値の高い部分)がその数値だったのでしょう。