[管理番号:3755]
性別:女性
年齢:52歳
田澤先生
宜しくお願い致します。
1999年に左乳房温存手術をしました。
当時は5年間のリュープリン注射で治療が終わり、それから16年何もなく、検査をしながら生活してまいりました。
今回、胆嚢ポリープの検査時に右乳がんと診断され、生検の結果
9月(上旬)日に手術となり、(下旬)日に病理検査の結果が出ました。
腫瘍は1.5センチ
リンパ節には転移なし
トリプルネガティヴタイプ
ki67は60パーセントで抗ガン剤の治療法しかないと言われ、
10月(中旬)日より
EC??PTXを半年か
TCを3か月かの選択を言われました。
主治医の先生は半年の方が
良いのではないか?とおっしゃいました。
私は抗ガン剤と聞いて、心が折れてしまいました。
田澤先生のご意見をお伺いさせて下さい。
宜しくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
早期乳癌、トリプルネガティブですね。
実際は再発低リスクではありますが、術後療法としては「抗ガン剤」しかありません。
「10月(中旬)日よりEC??PTXを半年かTCを3か月かの選択を言われました。主治医の先生は半年の方が良いのではないか?」
⇒担当医は正しい提案しています。
トリプルネガティブでは「アンスラ+タキサン」となり特に 『ECx4(1/3w)⇒PTXx12(毎週)が基本』となります。
ただ、質問者のように早期の場合には「TCでもいいか…(3カ月だから半分の期間で済みます)」という考えがよぎるのです。
「田澤先生のご意見をお伺いさせて下さい」
⇒担当医と同意見です。
やるべき事をやりましょう(抗ガン剤がどうしてもできない諸事情が無い限り)