Site Overlay

抗癌剤について

[管理番号:2947]
性別:女性
年齢:39歳
以前に術前化学療法のことで相談に乗っていただいて
肝機能が落ち着いたら
田澤先生のところで手術をとお願いしていたものです。
急遽担当医が代わり手術をすることになり
連絡がおくれてすみませんでした。
その節は親切にして頂いてありがとうございます。
田澤先生には心から感謝しております。
それで再度また相談宜しくお願い致します。
術後の病理結果がよくなくて
ki67-50%以上
リンパ転移数22個中4つ
組織HGⅡ
という結果で増殖率もすごく高いと言われました。
術前化学療法のFKが2回で肝機能が戻らず手術に変更になったので術後の抗癌剤が必要とのことで先日パクリタキセルをはじめたのですが1回の投与でまた肝機能がすごく上がってしまい。。。
これ以上すると寿命を縮めることになりますと言われ
化学療法を中止することを伝えられました。
私としては身体中にあるかも
しれないまだ見えない癌が怖く
増殖率も高い転移数も多いので
なんとか抗癌剤ができないかと毎日悩んでいます。
これから放射線とホルモン治療に入るのですが
田澤先生のご意見を是非お聞かせしていただけたらと思います。
宜しくお願い致します。
乳癌認定看護師の方にも再発する前提での話をされて怖いです。
どうしたらいいかわかりません。
どうぞ宜しくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「先日パクリタキセルをはじめたのですが1回の投与でまた肝機能がすごく上がってしまい」
「これ以上すると寿命を縮めることになりますと言われ化学療法を中止」
⇒それは仕方が無い事です。
 術後の化学療法は「予防投与」なのです。「体の正常機能を著しく害してまでも行う」ことは決してよくありまえん。
 
「これから放射線とホルモン治療に入るのですが田澤先生のご意見を是非お聞かせしていただけ」
⇒上記コメント通りです。
 ルミナールタイプなのだから、「ホルモン療法が主役」なのです。
 
「乳癌認定看護師の方にも再発する前提での話」
⇒言い方が難しいですが…
 認定○○というものは概して、「知識を披露したがる」ものです。
 (一般の看護師のように)「大丈夫ですよ」というのは(知識がある分)「プライドが許さない」のでしょう。