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抗がん剤治療の選択について

[管理番号:7522]
性別:女性
年齢:42歳
病名:浸潤性乳管癌
症状:

初めまして。
私の状況は以下のとおりです。

抗がん剤治療をするかどうかの選択を来週○曜にする必要があり、悩んでおります。
先生のご意見をお聞かせください。

宜しくお願い致します。

ちなみに主治医からは、①〔1/5,macrometastasis,3mm)と、
②Ly1(14),VOが出ているが、悪性度が低いためどちらとも言えないが、①②が、出ているので抗がん剤をしておいた方が確実とのことでした。

私は、田澤先生のコラム等拝見する限りでは、ルミナルAとのこともあり、無駄に苦しむのではないかと考えます。

〔以下、状況〕—————————————-
6/(上旬)左乳がん 部分切除術実施
手術後の組織診
・迅速固定)♯SN(+)〔1/5,macrometastasis,3mm)
・永久)Invasive ductal carcinoma(Scirrhous type),Partial mastectomy and SN(A×I)
・浸潤性乳管癌(硬化型)の病変
・浸潤径:19×10×20mm,浸潤径+乳管内進展:19×14×25mm
・脈管浸潤:Ly1(14),VO
・組織学波及度;f
・病理学的グレード:核グレード分類:Grade1:3点nuclear atypia2点,mitotic counts 1点
・ki-67 index:10%
HER2,ホルモン受容体:シグナル比1.2 HER2遺伝子増幅なし

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

★ 「リンパ節転移があるから抗がん剤」という古い考えから脱却するまでには暫く
かかりそうですね。

「私は、田澤先生のコラム等拝見する限りでは、ルミナルAとのこともあり、無駄に苦しむのではないかと考えます。」
→まさに、その通りです。