[管理番号:5992]
性別:女性
年齢:45歳
はじめまして。
妻の乳がんについて教えていただきたくよろしくお願いいたします。
11月下旬、自分でしこりを見つけ乳腺外科を受診。
針生検で乳がんと診断され
12月末に温存手術。
その病理がでました。
担当の医師は抗ガン剤をするか、しないかは悩ましいところといいます。
田澤先生の意見を聞かせて頂きたいと思っております。
浸潤0、9センチ
トリプルネガティブ
グレード2
ki-26
以上により、田澤先生なら抗ガン剤は進めますか?
抗ガン剤をする場合、しない場合の再発率と生存率を教えてください。
抗ガン剤をしない場合
再発した場合の統計のようなものはないのでしょうか(グレードやkiの傾向など)
全く予測不能な天を運に任せるしかないのでしょうか。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「以上により、田澤先生なら抗ガン剤は進めますか?」
⇒乳がん治療は、あくまでも「サブタイプ」で決まります。
その意味で(5mm以下でないかぎり)トリプルネガティブには抗癌剤の適応があります。(1cm以下は必須ではないので、強くは勧めません)
「抗ガン剤をする場合、しない場合の再発率と生存率を教えてください。」
⇒
再発率 10年生存率
抗癌剤した場合 9% 95%
抗癌剤しない場合 17% 93%
「全く予測不能な天を運に任せるしかないのでしょうか。」
⇒予測は上記数値です。
それ以外は解らないことです。