[管理番号:4959]
性別:女性
年齢:38歳
こんにちは。
質問させて頂きたくメールしました。
6月(上旬)日に右乳房全摘手術をして、先日病理の結果がでました。
ルミナールB ホルモン感受性60%
核グレード3 ki67 30%
Her2 (-) 腫瘍の大きさ1.4センチ 拡がりあり
センチネルリンパ1/3 脈管内侵入なし リンパ侵入1
という事で主治医からは若いという点と核グレード3なので2種類の抗がん剤の後にホルモン療法がいいと言われました。
1種類か2種類の抗がん剤にするかを今検討中です。
1種類だったら ドキタキセルとシクロフォスファミドのTCを4回
2種類だったら エピルビシンとシクロフォスファミドのECを4回の後にドキタキセルを4回だそうです。
1種類とホルモン療法、2種類とホルモン療法をやった時の再発率の違いなどを教えて頂けたらと思います。
よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「若いという点と核グレード3なので2種類の抗がん剤の後にホルモン療法がいいと言われました。」
⇒「若い」も「核グレード3」も抗癌剤を勧める根拠にはなりません。
Ki67=30%なら「ルミナールA(ホルモン療法単独)とルミナールB(ホルモン療法+化学療法)のグレーゾーン」となります。
上記「無意味な理由」では無く、本当に化学療法が必要なのか考えるのなら「OncotypeDXすべき」です。
「1種類とホルモン療法、2種類とホルモン療法をやった時の再発率の違い」
⇒通常は2-3%程度です。