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血性乳頭分泌

[管理番号:3032]
性別:女性
年齢:48歳
先生、よろしくお願いいたします。
3年前から時折血性分泌があり、マンモグラフィーとエコーで経過観察と
言われており、今年1月23日に先生に乳菅像影していただいきました。
その折は、診断をいただき、本当にありがとうございました。
先週からまたしても血性分泌があり、先生からいただいた診断で異常なしとのことですので安心しておりますが、ちょっと当たっただけでも鮮血があってり、分泌物と混ざったものが出ます。
いつまで出るのかどうする少し押さえたりしたら、翌日は量が増えた気がします。
相変わらず両側多孔性で、血性は乳菅像影していただいた箇所です。
押さえたり絞ったりがすこし強い時乳菅は傷口ものでしょうか?
このまま様子をみて大丈夫でしょうか?
お忙しいところを申し訳ありませんが、おしえていただきたく、お願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
人は「血性」に(感覚的に)弱い生き物です。
自分の体内から「血液が出る」という事態に(精神的に)耐えられないようになっています。
他の部位は置いておくとして「血性乳頭分泌」は乳管内に生じた「ごく小さな病変が対象」となります。
決して「大変なことが起こって体がどうにかなりそう」という恐怖にかられる必要はありません。
質問者の場合には、私が「1月23日に乳管造影している」ので心配ありません。正常乳管
「このまま様子をみて大丈夫でしょうか?」
⇒大丈夫です。
 ただし、「どうしても血性分泌が気になる」のであれば「乳管(腺葉)区域切除」をして「原因となっている乳管系を切除」すると、「分泌も止まるし、(原因となっている乳管を除去することによる)精神的な安泰が得られる」効果があります。
 
 ○乳癌の疑いはないですが、「良性疾患(腫瘍に限らず)でも治療はできる」のです。