[管理番号:8750]
性別:女性
年齢:43歳
病名:乳癌
症状:今はありません
投稿日:2020年7月16日
6月中旬に先生に乳房温存手術をして頂いたものです。
その節は大変お世話になりました。
(10年前から線維腺腫と思っていたところが乳がんだった)
7/(中旬)に手後の病理結果を聞かせていただきました。
その時色々緊張していて何点か質問し忘れたので、教えて下さい。
①浸潤部分は1ミリで、非浸潤が24ミリだったと言うことは、先生が仰っていたように大人しい癌だったということでしょうか?
病理結果報告書のgrade3や、HER2が3+だけを文字でみると、予後がよくないようにおもってしますのですが…これはどういう結果なのでしょうか?
遠隔転移や再発率は高くなるのでしょうか?
10年間もシコリがあったということで色々怖い事を考えてしまいます。
②先生のコラムなどで、乳管内に癌がある状態では、画像診断で
異常を見つけることは不可能で、浸潤部分が大きくなって、はじめて自覚できるようにあるとなっていますが、私の場合は
浸潤部分は1ミリでしたが、私は何年も前から自覚できていたので、コラム243回目でいうところの「3」にあてはまるのでしょうか?
【3.(浸潤しないまま)乳管内で「しこりを形成」するまで大きくなった場合 稀なケースです。】
③ ①と被るかもしれませんがpT1miとはほぼ非浸潤だということとききました。
以前どなたかのQ&Aの回答で先生は下記のように回答されていますが、
【微小浸潤(pT1mi)についての予後の検討などはされた事は無い筈です。
ほぼ非浸潤癌と同等でしょう。】
これは予後など心配無いですということでしょうか?HER2が
3+でも、化学療法は必要ない場合もあるんですよね。
今の段階では転移(PET検査)などは考える必要なないのでしょうか?
よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
微小浸潤癌
乳癌だったことは不運とはいえ、最高の結果です。
「①浸潤部分は1ミリで、非浸潤が24ミリだったと言うことは、先生が仰っていたように大人しい癌だったということでしょうか?」
⇒10年以上、変わらなかったことから「それに異議を申し立てる」乳腺外科医は
(世界中に)一人もいませんよ。
ご安心を。
「病理結果報告書のgrade3や、HER2が3+だけを文字でみると、予後がよくないようにおもってしますのですが…これはどういう結果なのでしょうか?」
⇒微小浸潤で、そんなことを気にする必要は全くありません。
ご安心を。
「遠隔転移や再発率は高くなるのでしょうか?」
⇒ほぼ根治です。
ご安心を。
「私は何年も前から自覚できていたの
で、コラム243回目でいうところの「3」にあてはまるのでしょうか?」
⇒前医のCNBで「線維腺腫」と診断されているので厳密には異なります。(しこりの多くは線維腺腫だと思います)
「これは予後など心配無いですということでしょうか?」
⇒その通りです。(ほぼ根治です)
「HER2が
3+でも、化学療法は必要ない場合もあるんですよね。」
⇒浸潤径が5mm未満では適応となりません。
「今の段階で
は転移(PET検査)などは考える必要なないのでしょうか?」
⇒私は1mmも考えたことがありませんでした。
ご安心を。