乳がんの手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:6276]
性別:女性
年齢:61歳
私の母(61歳)の相談です。
4年前、左乳房にHER2陽性、トリプルネガティブのステージIの温存手術をしました。
その後 放射線治療35回、EC×3回、ハーセプチン×16回しました。
昨年、8月に左乳房に二箇所再発が見つかりました。
10月よりドセタキセル×8回。
その後、今年4月(上旬)日に薬剤性間質性肺炎で入院(1月より体調不良を訴える)
入院時、酸素3リットル、ステロイド点滴+プレドニン10mg内服治療。
現在、酸素1リットル、プレドニン錠20mg/日を内服治療入院しています。
幸い、入院してからどんどん調子が良くなっています。
間質性肺炎は、調べたところ予後不良との事。
家族みんな悲しい気持ちでいっぱいの状態。
そんな時に乳がんプラザに出会いました。
様々な方がいらっしゃり、みんな頑張ってるのだと励まされました。
親身にお応えしてる先生にも励まされました。
田澤先生、質問があります。
① 薬剤性間質性肺炎はやはり予後不良なのでしょうか。
②今後、乳癌の手術は可能でしょうか。
③乳癌の今後の治療を田澤先生にお願いしたい場合、どのような手順で行えばいいでしょうか。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「左乳房に二箇所再発が見つかりました。」
「10月よりドセタキセル×8回」

⇒そもそも…
 何故、(抗癌剤などせずに)「最初から手術しなかったのか?」大変疑問です。
 ★乳房内再発の治療の原則は「salvage mastectomy」(残存乳腺全摘)です。
 ★★手術をせずに抗癌剤をした理由は「範囲が広すぎて手術不能だった」のでしょうか?(つまり 抗癌剤を先行させないと手術できない状態)
  まずは、そこのところを、はっきりさせつ必要があります。
   ♯もしも(手術可能なのに)「再発=抗癌剤」みたいな誤った理解を主治医がしているとしたら困ったものです。(局所再発と遠隔転移再発は明確に区別すべきなのです)
「間質性肺炎は、調べたところ予後不良との事。」
⇒これは勘違い。
 (今回のように)原因がはっきりしていて、治療に奏功する場合には、このまま回復します。
 ♯再度、抗癌剤をするのは避けるべきですが、それをしない限り再燃する可能性は低いと考えられます。(一般的に)
「① 薬剤性間質性肺炎はやはり予後不良なのでしょうか。」
⇒勘違い。
 上記通り
「②今後、乳癌の手術は可能でしょうか。」
⇒呼吸機能が改善したら大丈夫でしょう。
 ただポイントが2つ
 1.間質性肺炎が改善して全身麻酔に差し支えないこと。
   呼吸器内科医の診断が必要です。
 2.乳房内再発が「手術可能な状態である」こと。
  ★これについては、担当医に
    そもそも「最初から手術可能な状態だったのか?」 (もしも、最初の段階で手術不能な病状だったとして)「現在は手術可能な病変なのか?」
    上記2つを尋ねてみましょう。
「③乳癌の今後の治療を田澤先生にお願いしたい場合、どのような手順で行えばいいでしょうか。」
⇒上記1.2を確認した上で秘書メールしてもらえば大丈夫です。

秘書室へメールは、
各ページの右上にある 「秘書室へメール」からご相談ください。
もしくは、こちらのリンクをクリックしてください。

 
 
 
 

 

質問者様から 【質問2 間質性肺炎で乳癌治療中】

性別:女性
年齢:62歳
管理番号:6276
田澤先生お忙しいところ申し訳ありません。
あれから、間質性肺炎で入院していた母もすっかり良くなりました。
現在は 酸素投与不要・プレドニン15mg/日服用で自宅療養しています。
(予定では、2週間おきに漸減予定)
乳腺内科にかかっていた病院が呼吸器内科がないということもあり、呼吸器内科に関しては大学病院にかかっています。
呼吸器内科担当の先生は
「プレドニン10mgぐらいなら手術は全然可能。
ただ、間質性肺炎の既往がある人は100%安全とは言えない。
高酸素状態を短時間で手術を納めないといけないので、手術する人の腕によるのが現実」と言われました。
リスクが高いことは、本人、家族も覚悟しています。
本人は手術するもしないも今後、田澤先生に担当していただければありがたいという思いもあります。
一度、今の状態を先生に診て頂く事は可能でしょうか?
先週受けたPET検査は、遠隔転移なし・リンパ腋窩節に小さな腫瘍が3つ確認されました。
お返事お待ちしております。
どうぞよろしくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
順調に回復して何よりです。
いよいよ手術へ向けてですね。
「遠隔転移なし・リンパ腋窩節に小さな腫瘍が3つ確認」
⇒これは「腋窩リンパ節転移(再発)」ということですか?
 6276には「ステージ1で温存」とあるので、「センチネルリンパ節生検を施行して陰性だった=実は本物の転移したリンパ節が潜んでいた」となります。
 ☆それであれば、(残存)乳房全摘+腋窩郭清をすればいいのです。(皮膚に異常は無いのですね?)
「一度、今の状態を先生に診て頂く事は可能でしょうか?」
⇒可能です。
 ただ手術が前提となるので、(その)呼吸器内科医から「手術が可能」とお墨付きのついた「診療情報提供」が必要です。
 全身麻酔の手術を受けるには「麻酔科医の壁」が立ちはだかるからです。
 ○このケースでは「麻酔科術前相談」が必要となりますが、それには(麻酔科医から許可がでるには)「呼吸器専門医からのお墨付き」が必要となるからです。(私自身は全く心配していませんが…)
 
 

 

質問者様から 【質問3 間質性肺炎で乳癌治療中】

性別:女性
年齢:62歳
管理番号:6276
田澤先生お忙しいところ申し訳ありません。
あれから、間質性肺炎で入院していた母もすっかり良くなりました。
現在は 酸素投与不要・プレドニン15mg/日服用で自宅療養しています。
(予定では、2週間おきに漸減予定)
乳腺内科にかかっていた病院が呼吸器内科がないということもあり、呼吸器内科に関しては大学病院にかかっています。
呼吸器内科担当の先生は「プレドニン10mgぐらいなら手術は全然可能。
ただ、間質性肺炎の既往がある人は100%安全とは言えない。
高酸素状態を短時間で手術を納めないといけないので、手術する人の腕によるのが現実」と言われました。
リスクが高いことは、本人、家族も覚悟しています。
本人は手術するもしないも今後、田澤先生に担当していただければありがたいという思いもあります。
一度、今の状態を先生に診て頂く事は可能でしょうか?
先週受けたPET検査は、遠隔転移なし・リンパ腋窩節に小さな腫瘍が3つ確認されました。
お返事お待ちしております。
どうぞよろしくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答3】

本日、QandAの回答(2通目の)が掲載されました。
その内容通り、呼吸器内科からの診療情報提供(全麻手術が可能と言う内容)を入手したら、再度連絡ください。





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