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確定診断

[管理番号:2783]
性別:女性
年齢:52歳
初めて質問させていただきます
よろしくお願いします
?上旬、二年ぶりにマンモグラフィーを受けました。
4月上旬に検査結果が届き『非対称性陰影』右乳房 再検査
 不安にさいなまれながら、パソコンで情報を見て数日過ごし、これではいけないと思い、日程調整のいらない、自宅から近い病院を受診しました。
(紹介状とマンモグラフィーの写真を持参)
マンモグラフィー検査をして頂く事となりました。
脱衣して所定の位置に立った時、技師さんから、
『今回撮影しにくい場所なのでアクロバティックな姿勢をお願いするかもしれませんが大丈夫ですか』
すかさず腰痛のあることを伝えると、何か羽織って待つよう言われわれ、
すぐに戻られた技師さんより  
臨床研究中の新しい3D画像処理できる(トモシンセス撮影)ならマンモグラフィーと同じ体勢で同じ被ばく量でできると、諸々の説明を受けたうえで、研究同意書にサインし、数枚の説明文を受け取り、お願いすることになりました。
触診とエコーは時間をかけて丁寧に診ていただきました。
 触診  まったく触れない、分からない、
 エコー 右乳房付け根あたりに極小有り・・
あと少し乳頭寄りなら判らない場所でした。
この段階で発見できて良かったですね、エコー見ながら細胞検査もしましょう
二人目の先生が細い針を一回刺し採取。
(極小でも簡単に採取できるのでしょうか)
三人目の先生より3D画像を見せていただきながら
『まず間違いないようです、一週間位の入院になりますが、お仕事は大丈夫ですか。
定期的に検診していらしたから早期発見出来たと思います。
前向きに考えて、次回詳しい話をしましょう』との事。
まだ細胞針の結果待ちで、良性の可能性もある中で、診断をすることはあるのでしょうか。
正直なところ臨床研究のデータ収集したいために先走っている様にも思えますえます。
乱文ですいません。
お忙しいところ申し訳ありません。
どうぞよろしくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
メール内容を拝見しました。
私には大体のイメージがわきました。
「エコー 右乳房付け根あたりに極小有り」「あと少し乳頭寄りなら判らない場所」「この段階で発見できて良かった」「二人目の先生が細い針を一回刺し採取」『まず間違いないようです、一週間位の入院になります』
⇒比較的(乳腺を山に例えると)裾野にあるために、(周辺に乳腺が写り込まないために)「小さいけれど形態や辺縁などが詳細に確認できるために、エコー像だけで乳癌と断定」できるのだと思います。
 
「まだ細胞針の結果待ちで、良性の可能性もある中で、診断をすることはあるのでしょうか。」
⇒勿論確定診断ではありませんが…
 (小さいながらも)かなり「典型的な(マンモとエコーの)画像所見」と想像します。
 
○画像診断上、間違いないのだと思います。(医師の説明内容から推測すると)
 但し、最終的には「針生検による組織診が確定診断」となるので、(細胞診ではなく)最初から「針生検すべきだった」と思います。