[管理番号:1928]
性別:女性
年齢:33歳
今年の3月に、初めてマンモグラフィーとエコー検査を受けた結果、「左乳腺石灰化」と言われ、要精密となりました。
5月に医療機関へ受診し、マンモグラフィーでやはり石灰化と言われました。エコーには何も写りませんでした。
その半年後、経過観察で再度マンモグラフィーを受けました。
マンモグラフィーで石灰化が増えていたため、MRIで精査をしました。
MRIでは、左外則の乳頭近くに16mmほどの白い影が写っていました。
乳がんか、炎症性のものか区別がつかず、先生は「微妙…」と、何度も言っていました。
悩んだ末、エコーを見ながら針生検をやる方法を提示され、受けました。
エコー検査で、「恐らくここ!」という場所を特定して針生検をしました。「ズレていたら特定出来ない。その場合は次の手段を考える」と言いました。
次の手段って何だろう…
私は乳がん?単なる乳腺症?
いつになったら診断がつきますか?
モヤモヤが続き、不安な日々を過ごしています。
教えて頂けると幸いです。よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
残念ながら「石灰化の診療」としては、全く賛成できません。
まず「MRIは石灰化の診療には全くの無駄」ですし、「石灰化が増加」しているのだから「ステレオガイド下マンモトーム生検すべき」です。
「悩んだ末、エコーを見ながら針生検をやる方法を提示」
⇒(おそらく)その施設は「ステレオガイド下マンモトーム生検がない」のだと思います。
「私は乳がん?単なる乳腺症?いつになったら診断がつきますか?」
⇒ステレオガイド下マンモトーム生検をすれば、「確実に」診断できます。
担当医は「ステレオガイド下マンモトーム生検の有る施設」に紹介すべきだと思います。
トップページの「乳癌検査」の「マンモトーム生検」を是非参照してください。