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化学療法を省くかどうか

[管理番号:3084]
性別:女性
年齢:43歳
初めまして宜しくお願い致します。
3月に右胸下の方に8ミリの浸潤癌がみつかり、
場所的に再建手術希望の為、乳首などは残して全摘手術を行いました。
センチネルリンパに1つのみ転移。
他17個とって転移0でした。
ただ、ハーツプラス2 その後の検査で陽性、グレード3
ki67が80パーセントだった為、術後抗ガン剤AC療法合計4回、現在2回終了。
その後ハーセプチン26回 パクリタキセル12回という予定でしたが、先日先生から再発の危険性からパクリタキセルはしなくてもいいかもと言われ迷っています。
そもそも、再発の可能性は、何パーセントつででしょうか?
またパクリタキセルするとしないでどれくらいかわるでしょうか?
さほど変わらないならば辞めようかと思っております。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「先日先生から再発の危険性からパクリタキセルはしなくてもいいかもと言われ迷っています。」
⇒抗HER2療法の中には「非アンスラサイクリンレジメン」というのはありますが、「非タキサンレジメン」というものは「そもそも存在しない」です。
 
「そもそも、再発の可能性は、何パーセントつででしょうか?」
⇒抗HER2療法をすることで3年再発率は6%となります
 ♯抗HER2療法による補助療法は歴史が浅く、3年しか紹介されていせん。
 
「またパクリタキセルするとしないでどれくらいかわるでしょうか?さほど変わら ないならば辞めようかと思っております
⇒そもそも「タキサン無しの」抗HER2療法のエビデンスはないのです。