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石灰化と術後の定期検査について

[管理番号:1502]
性別:女性
年齢:38歳
先生、こんにちは。ブログで勉強させていただいております。
既に同様の質問がありましたら申し訳ありませんが、悩んでいることがあり、先生のご意見を聞かせてください。
現在までの経緯は以下のとおりです。
昨年10月に人間ドックエコーにて、腫瘤有りとなり、乳腺クリニック受診(エコー・マンモ・細胞診)。
腫瘤はクラス5、片側にも集ぞく性:微小円形~多角形石灰化とあり、治療のため現在の総合病院に移る。
腫瘤は組織診で乳がんが確定し、手術・放射線治療を経て、現在ホルモン療法中。(切除標本割面径8mm、組織学悪性度1、ホルモン強陽性、ハーツー陰性、ki67 10~15%、リンパ節・脈管侵襲無しという結果
でした)
現在、3ヶ月に1回の受診で、問診・視触診・腫瘍マーカーの測定(マーカーは毎回ではなく、術前と合わせ4回度ほど取りましたが、数値に変動はありません)
術後1年の検査に、エコー・マンモ・骨シンチ・CT実施。
(1)主治医に石灰化の検査をしてほしい(針を刺したい)と申し出ましたが複数の医師で画像(術前にマンモ・エコー・造影MRIを取りました)を確認し、がんでは無いと思う、悪性を疑わないものに針はささ
ない(良性を確定するための針もささない)とのことでした。良悪性の判断はできるのでしょうか(悪性の可能性は低いのでしょうか)。
(2)骨シンチとCTについては、不要な検査と思っています。主治医に医療被曝が心配で抵抗があると伝えましたが、全員に実施している検査である。再発リスクは少ないかもしれないが、その数パーセントに入
るかもわからない、年齢も考えると検査をしないということはできないと言われました。
 
 手術後、ステレオガイド下マンモトーム生検の設備もないことがわかり、今後納得できる検査をしていただけるのか、不安になっています。
   
 主治医と話しあい、どうしてもおりあいがつかない場合、転院も検討してよろしいですか(術後の転院にはデメリットが多いのではと家族はすすめません)。
参考にさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
私が常々コメントしているように
「石灰化の診断」に「造影MRIなど百害あって一利なし」です。
○「MRIで所見が無し」をステレオガイド下マンモトーム生検(ST-MMT)をしない事へ
の免罪符としてしまうと、「本当の早期発見の妨げ」となるからです。
本当の「石灰化でみつかる早期乳癌」は「MRIで所見が無いのが当たり前」なのです。
★要は「早期乳癌の発見への熱意」の程度なのです。

回答

「がんでは無いと思う、悪性を疑わないものに針はささない(良性を確定するための針もささない)とのことでした」
⇒このように考えている医師は多いようです。
 私は「良性を良性と確定診断する」ことも、時には重要と思っています。
 ♯患者さんが「本当に大丈夫だろうか?という不安」で過ごすよりも「晴れて、良
性」と確定した方がいいことも「しばしば」あるのです。
 
「良悪性の判断はできるのでしょうか(悪性の可能性は低いのでしょうか)」
⇒MRIなど全くあてにはなりません。
 カテゴリー3の石灰化(おそらく、質問者のケースではこれに当てはまると思います)では20%の確率で乳癌の診断となります。
 石灰化だけで見つかるような「本物の早期乳癌」は「MRIで所見が無いのが当たり前」なのです。
 
「骨シンチとCTについては、不要な検査と思っています。主治医に医療被曝が心配で抵抗があると伝えましたが、全員に実施している検査」
⇒とんでもない話です。
 「患者さん本人が不要」と思っている検査をすべきではありません(金銭的な問題も、医療被曝の問題もあるのです)
 
「主治医と話しあい、どうしてもおりあいがつかない場合、転院も検討してよろしいですか」
⇒当然、転院すべきです。
 「ST-MMTの件」や「CTや骨シンチ」の件など、全く「患者さんの希望を無視」した診
療が行われています。
 不利益を被るのは「質問者本人」なのです。 
 
 

 

質問者様から 【質問2】

先生、こんにちは。1502で回答をいただいた者です。ご回答いただきありがとうございました。
先生の言われるとおりです。
良性なら良性と確実に診断してほしいだけなのに(もちろん悪性の可能性もありますが)、再度主治医に話すのは気がひけ、言えませんでした。
でも、石灰化のことが頭を離れることがなく、インターネットでMRIの信憑性はどの程度なのか検索したり、乳がんプラザで石灰化やST-MMTの記事を探したり、、
術後の検査についても同様です。
私の病気であり、私の体ですね。不利益を被るのは私自身ですね。
もうこれ以上悩みたくありません。
石灰化については、関西在住ですが、ぜひ先生に診断していただきたいです。
もっと大変な方もおられる中申し訳ありませんが、私も秘書の方へご連絡させていただいてもよろしいでしょうか(それとも外来予約のほうがよろしいでしょうか)。
お忙しいところおそれいりますが、よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
良く決断されましたね。
悩むよりは「ST-MMTをして白黒つける」ことを私はお勧めしています。

回答

「私も秘書の方へご連絡させていただいてもよろしいでしょうか」
⇒勿論、そうしてください。
小平秘書070-6977-7527 secretarya@edogawa.or.jp
へ連絡してください。
 ST-MMTを前提として1回で済むように「火曜日受診で予約」を取ります。
 ◎ST-MMTは毎週(火)14:30~開始(3枠)しています。
 当日14時までの外来予約をして、診察をして、「そのままST-MMTを行う」パターンで対応しています。(遠方の方は全てこのパターンです)
 小平秘書に連絡していただければ、ST-MMTと外来予約の両方が空いている日程を、候補として提示いたします。
 

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