乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:7022]
性別:女性
年齢:44歳
病名:浸潤性乳管癌
症状:胸のしこり

田澤先生、いつも乳がんQ&Aで勉強させてもらっています。
ありがとうございます。

オーストラリアに在住していますが、10月中旬、里帰り中に自分でしこりを発見。
次の日に実家の近くの乳腺クリニックで受診して、エコーで乳がん疑いがあるので組織診をしました。
その後オーストラリアに帰国。
2週間後に結果を受け取ります。

Left breast, biopsy;Invasive ductal carcinoma, scirrhous type. Ly1 atB, NT33mm 17x14mm NA:2, MC:1=3 NG:1 ER:95% PgR:95%
HER2 2+ (Fish test Negative)

家族のいるオーストラリアで治療をしようと決断し、手術の日程も決まり心の準備も
出来て、前向きになっていた手術前日、担当医から電話があり明日の手術は中止。
やはり
オーストラリアで組織診をしたほうがいいのでと。

私は最初から日本の結果だけで
大丈夫なのかな?と不安に思っていたのですが、この為に治療が遅れます。
そして昨日結果が出ました。

The core biopsies have sampled breast containing an invasive carcinoma occupying 90% of the tissue. The tumour is composed of single cells and small nests within a variably desmoplastic stroma. The cells have ample eosinophilic cytoplasm(apocrine features). The tumour is provisionally grade 2 (tubules 3, nuclei 3, mitoses 1). No Lymphovascular space invasion is seen. An in -situ component is not identified.

Left breast BX 5/2
Malignant; Invasive carcinoma, NST, Provisionally Grade 2.
ER >90% PgR >90%
HER2 2+ (Fish test Negative)
エコーではリンパ節に何もうつりませんでした。

そして、手術の日程が決まると思っていたのですが、術前抗がん剤をするかもと言われました。
(今週の水曜日にチームミーティングで決まります)初診では、リンパ節に転移がなければ、化学療法はないかもということでしたので、予想外の展開にショックを受け質問もあまり出来ないまま病院を後にしました。

術前抗がん剤にする理由は、腫瘍の位置が乳房の下部で手術後、乳房の形をきれいに残せない。
(ので小さくして手術したいということなのでしょうか)
後しきりに君は若いので将来の為にも、抗がん剤をしたほうがよいと言われました。

私としては、乳房の形のみの理由で術前にやりたくない、全摘でも構わないと次の診察日に言おうと思っています。

先生への質問は、Q&Aでも仰っている通り、私は術前抗がん剤、絶対的適応に含まれていないですよね?
そもそも、私のようなルミナールタイプは抗がん剤治療は必要なのでしょうか?
まだKi67がわからないので、この値次第なのでしょうか?
最後に先生に手術してもらうのは、今から予約すると2か月位待つことになりますか?
もうすでに初診から2か月経ってしまって、もう病院を転院する時期ではないとわかっているのですが、今の病院のあまりのずさんな対応に任せたくないのが正直な心の気持ちです。

長くなりましたが、ご回答お願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

まずは、「手術前日、担当医から電話があり明日の手術は中止。やはりオーストラリアで組織診をしたほうがいいのでと。」
→手術前日にこれは無いですよね?
 お気持ち、お察しします。

「リンパ節に転移がなければ、化学療法はないかもということでした」
→どうも、私には「化学療法の適応に(サブタイプだけでなく)リンパ節転移を含めている」ことに違和感を禁じえません。

「術前抗がん剤にする理由は、腫瘍の位置が乳房の下部で手術後、乳房の形をきれいに残せない。(ので小さくして手術したいということなのでしょうか」
→私が「推測」することではないようです。

 ただ、印象としては「君は若いので将来の為にも、抗がん剤をしたほうがよい」→
「抗がん剤をどうせやるなら、術前に」みたいな流れのようにも感じます。(印象ですが…)

「私は術前抗がん剤、絶対的適応に含まれていないですよね?」
→それは「明らか」

「そもそも、私のようなルミナールタイプは抗がん剤治療は必要なのでしょうか?まだKi67がわからないので、この値次第なのでしょうか?」
→その通りです。

 少なくとも「抗がん剤ありき」というのは絶対に誤りです。

「先生に手術してもらうのは、今から予約すると2か月位待つことになりますか?」
→秘書メールから「仮予約」したうえでの受診をすれば「1か月半」位となります。

「秘書室メール」はこちらをクリックしてください。

「もうすでに初診から2か月経ってしまって、もう病院を転院する時期ではないとわかっているのですが、今の病院のあまりのずさんな対応に任せたくないのが正直な心の気持ち」
→病状からすれば、(不安を持ち、更に治療方針に納得できないまま)現在の病院で治療する必要はないと思います。

 よく考えましょう。(海外在住であり、諸事情がおありだと思いますので強くは勧められませんが)





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