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術後の治療について

[管理番号:2812]
性別:女性
年齢:44歳
 
初めまして。
 
最近このホームページを知り
是非田澤先生のご意見をいただきたくメールしました。
2015年11月
左乳房全摘術しました。
 
病理結果は
T3(90㎜)
N3(18/20)
ステージ3C
硬癌。
ホルモンレセプター陽性、ハーセプテスト
陰性、ki67=44.4%
術前MRIにて胸椎転移疑いあります。
 
術後の治療予定は、
FEC100/
3w×4
ドセタキセル60/
3w×
タモキシフェン+卵巣機能抑制剤5年と放射線(胸壁+鎖骨上窩)25回です。
田澤先生ならどのような治療をされますか?
現在FECとドセタキセル2回が終わりました。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
 

pT3, pN3, luminalB
 
「術前MRIにて胸椎転移疑いあります。」
⇒この扱いはどうしているのでしょうか?
 定期的MRIか、何かでフォローでしょうか?
 (転移と確定していなくても)「デノスマブやゾレドロン酸」の検討は必要です。
(所見が弱くて、「否定できず」ならば不要ですが)
 
「術後の治療予定は、FEC100/3w×4ドセタキセル60/3w×タモキシフェン+卵巣機能抑制剤5年と放射線(胸壁+鎖骨上窩)25回」
⇒「アンスラサイクリン+タキサン」ホルモン療法、放射線治療 完璧です。
 
「田澤先生ならどのような治療をされますか?」
⇒担当医と同様です。
 治療継続頑張りましょう。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

田澤先生こんにちは。
前回の質問にお答えいただきありがとうございました。
現在はノルバデックスとリュープリンの併用で治療しています。
 
大学病院で患者数も多い為、薬と注射は開業医でするように言われました。
そんなものなのでしょうか…リュープリンの調節はそこの先生に任せるとのことです。
今は毎月打ってますがいつまですればいいのでしょうか。
術前MRで第2胸椎に転移があったのですが何もしなくてもいいのでしょうか?主治医は11月にCTを撮ってから考えるそうです。
MRじゃなくてもいいのですか?骨シンチやPETはしなくても大丈夫ですか?
 
話は変わりますが、義理の姉も4年前、乳癌ステージ3Bで同じ先生に診てもらってます。
姉は自分で希望してザンタックを処方してもらってるのですが田澤先生も処方されていますか?
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
 
「今は毎月打ってますがいつまですればいいのでしょうか。」
⇒以前は2-3年と言われていましたが、
 ホルモン療法は長期投与が推奨される時代となっています(エビデンスが出てきているため)
 その流れの中で「5年投与」が推奨されつつあります。
 
「術前MRで第2胸椎に転移があったのですが何もしなくてもいいのでしょうか?」
⇒前回のQでは「疑いどまり」だっと筈です。
 MRIで確認すべきでしょう。
 
「MRじゃなくてもいいのですか?」
⇒確定診断がついていないのであれば…
 MRIの方がいいでしょう。
 
「骨シンチやPETはしなくても大丈夫ですか?」
⇒特にマーカーなどに変化無ければ不要です。
 
「姉は自分で希望してザンタックを処方してもらってるのですが田澤先生も処方されていますか?」
⇒乳がんの治療目的では処方しません。
 「理由があれば(胃痛など)」処方します。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

田澤先生こんにちは。
前回の質問にお答えいただきありがとうございました。
現在はノルバデックスとリュープリンの併用で治療しています。
大学病院で患者数も多い為、薬と注射は開業医でするように言われました。
 
そんなものなのでしょうか…リュープリンの調節はそこの先生に任せるとのことです。
今は毎月打ってますがいつまですればいいのでしょうか。
術前MRで第2胸椎に転移があったのですが何もしなくてもいいのでしょうか?
主治医は11月にCTを撮ってから考えるそうです。
 
MRじゃなくてもいいのですか?骨シンチやPETはしなくても大丈夫ですか?
話は変わりますが、義理の姉も4年前、乳癌ステージ3Bで同じ先生に診てもらってます。
姉は自分で希望してザンタックを処方してもらってるのですが田澤先生も処方されていますか?
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
 
「今は毎月打ってますがいつまですればいいのでしょうか。」
⇒以前は2-3年と言われていましたが、
 ホルモン療法は長期投与が推奨される時代となっています(エビデンスが出てきているため)
 その流れの中で「5年投与」が推奨されつつあります。
 
「術前MRで第2胸椎に転移があったのですが何もしなくてもいいのでしょうか?」
⇒前回のQでは「疑いどまり」だっと筈です。
 MRIで確認すべきでしょう。
 
「MRじゃなくてもいいのですか?」
⇒確定診断がついていないのであれば…
 MRIの方がいいでしょう。
 
「骨シンチやPETはしなくても大丈夫ですか?」
⇒特にマーカーなどに変化無ければ不要です。
 
「姉は自分で希望してザンタックを処方してもらってるのですが田澤先生も処方されていますか?」
⇒乳がんの治療目的では処方しません。
 「理由があれば(胃痛など)」処方します。
 
 

 

質問者様から 【質問4】

田澤先生こんにちは。
いつもありがとうございます。
 
先日の検査で、脊椎に6ヶ所の転移が見つかりました。
全部、硬化像と言われましたが、どういう意味ですか?
以前からあった第2胸椎は放射線療法適応とのことです。
病院にはリニアックしかないのですがトモセラピーや粒子線の方が治療効果は高いのでしょうか?
ホルモン療法は今までのまま継続して変更しないそうです。
 
また、ゾメタかランマークも開始するのですが、田澤先生ならどのような治療をされますか。
 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。
 
「全部、硬化像と言われましたが、どういう意味ですか?」
⇒①骨転移の場合には骨が破壊されますが、②(同時に、骨破壊に反応して)骨代謝機能が働いて骨を作る(造骨)作用も起こります。
 この②が働いた状態が「骨硬化」です。
 
 実際には①と②のバランスなのですが、転移巣の勢力が大きければ①>②となりますが、治療効果が強ければ①<②となります。
「以前からあった第2胸椎は放射線療法適応」
⇒「疼痛の原因となっている」場合や「骨折のリスク」「増大することによる脊髄神経圧迫リスク」がある際には「放射線照射の適応」となります。
 
「病院にはリニアックしかないのですがトモセラピーや粒子線の方が治療効果は高いのでしょうか? 」
⇒椎体への照射であれば、「リニアックとトモセラピーでは大差がない」と思います。(通常の照射が可能な状況で敢えて重粒子線を行う意味が有りません)
 
「ホルモン療法は今までのまま継続して変更しないそうです。」「田澤先生ならどのような治療をされますか。」
⇒これは病勢の状況判断次第です。
 それほどの「動きはない=安定している」との判断であれば「ホルモン療法の変更は不要」となります。
 
「ゾメタかランマークも開始」
⇒「以前からあった第2胸椎」とあるように…
 骨転移が確定していたのであれば、最初から併用すべきだったのでは…
 
 

 

質問者様から 【質問5】

田澤先生こんにちは。
いつもありがとうございます。
 
転移の事ですが、CT,MRIの検査では転移像(硬化像)があるのですが、
骨シンチ、PETでは異常が見られず前回の集積も消えていました。
どうしてでしょうか?骨硬化の造骨の時は映らないだけで、骨破壊になればまた映るのですか?寛解状態だという事でしょうか。
 
第2胸椎ですか、放射線科の先生はまだ治療はしなくてもいいとの事です。
鎮痛剤を飲む程ではない痛みはずっとあるのですが…たまに寝ている時両上肢や下肢が痺れるのですがこれは関係ないのでしょうか?
ずっと持続する痺れや激痛が出るまで放射線治療はしない方がいいのですか?
手遅れにはならないでしょうか。
 
ゾメタを開始するとこれらの症状は良くなりますか。
話は変わりますが大腸癌に効果があるといわれるタガメットですが、乳癌には効果は期待できないでしょうか?服用すると害がありますか?
 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。
 
「どうしてでしょうか?骨硬化の造骨の時は映らないだけで、骨破壊になればまた映るのですか?寛解状態だという事でしょうか。」
⇒実際の画像を見ていない私には判断できません。
 担当医に聞いてみましょう。
 
「ずっと持続する痺れや激痛が出るまで放射線治療はしない方がいいのですか?手遅れにはならないでしょうか。ゾメタを開始するとこれらの症状は良くなりますか。」
⇒それは「担当医と相談」するべき内容です。
 
「大腸癌に効果があるといわれるタガメットですが、乳癌には効果は期待できないでしょうか?服用すると害がありますか?」
⇒効果はありません。
 クスリには「効果」だけでなく、必ず「副作用」もあるのです。
 
 
 

 

質問者様から 【質問6 胸膜播種】

性別:女性
年齢:45歳
 
こんにちは。
いつも拝見しています。
 
先日の造影CTの検査で胸膜播種(胸水なし)と骨転移増悪という結果がでました。
主治医はケモはせずに内服薬をフェマーラに変更して3ヶ月様子をみるとの事でした。
ゾメタとリュープリンは続行です。
田澤先生はどんな治療が一番望ましいと思われますか?
 
気休めにハイパーサーミヤや丸山ワクチンも考えているのですがどう思われますか?
 

田澤先生から 【回答6】

こんにちは。田澤です。
 
「田澤先生はどんな治療が一番望ましいと思われますか? 」
⇒私はなら、抗癌剤をまずはきちんとするでしょう。(bevacizumab + paclitaxel)
ある程度、病勢を良くしてからホルモン療法で維持を図ります。
「気休めにハイパーサーミヤや丸山ワクチンも考えているのですがどう思われますか?」
⇒(ご本人がおっしゃているように)「気休め」にしかならないと思います。(私が勧めることはありません)

 
 

 

質問者様から 【質問7 胸膜播種】

性別:女性
年齢:46歳

いつもありがとうございます。

胸膜播種のためフェマーラに変更して3ヶ月後のCTで骨転移も胸膜播種も悪化しており内服薬がヒスロンHとバイアスピリンに変更になりました。
ケモはまだ使用しなくて内服で様子みるそうです。
次は分子標的薬でその次がケモだそうです。
少しでも望みがあるかも知れないのでHBOCの検査も勧められています。
田澤先生も勧めますか?
主治医はケモ

 

田澤先生から 【回答7】

こんにちは。田澤です。

「ケモはまだ使用しなくて内服で様子みるそうです。次は分子標的薬でその次がケモだそうです。田澤先生も勧めますか?」

→前回の回答通り
⇒私はなら、抗癌剤をまずはきちんとするでしょう。(bevacizumab + paclitaxel)
ある程度、病勢を良くしてからホルモン療法で維持を図ります。

私の方針とは100%真逆なので、コメントすることは、これ以上差し控えた方がいいようですが、参考に『今週のコラム 138回目 効果と副作用のバランスがとれた抗がん剤で「いい状態を維持」するやり方があることを知ってもらいたいのです。』をご一読ください。
 
 

 
 

 

質問者様から 【質問8 】

肝転移
性別:女性
年齢:48歳
病名:
症状:
投稿日:2020年3月18日

田澤先生こんにちは。
お久しぶりです。

2018年8月胸膜播種にてヒスロン服用し胸膜播種は消失しばらく落ち着いていた。

2019年8月CTにて肝メタ見つかる。

CEA80、CA15-3 179、BCA225 284、 アバスチン、パクリタキセル開始。
3投1
休だと白血球がさがるので、2週間ごとにアバスチン、パクリタキセルを投与していくことになりました。

2020年2月CTにて肝メタ縮小傾向、肺転移疑い、骨転移悪化 CEA11
アバスチン、パクリタキセル続行 ゾメタ、リュープリンも継続中です。

2020年3月今まで、下がってきていたCEAが13と上がりこのまま上昇傾向になってききたり、5月にCTをとり結果が悪ければ薬の変更を考えているとの事です。

田澤先生ならどんな治療をされますか?

 

田澤先生から 【回答8】

こんにちは。田澤です。

まずはBRACAnalysis検査してますか?

候補としては
Eribulin
EC(anthracycleneの再登場)もありだとは思います。

病勢がコントロールされたら、 Fulvestrant+palbociclib

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