乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:2176]
性別:女性
年齢:49歳
はじめまして。
昨年10月に乳がんと診断されてから、こちらを拝見し勉強させていただいております。
お忙しい中ありがとうございます。
私は12月初旬に右胸全摘手術を受け、先日病理結果が出ました。
組織型 (標本上は)非浸潤性乳管癌
リンパ節転移 なし
リンパ管侵襲 軽度陽性
静脈侵襲   軽度陽性
ER   強陽性(90%)
PgR   陰性(0%)
HER2  陰性
Ki67 2.7%
主治医がおっしゃるには、標本上は非浸潤ですが、リンパ管と静脈に侵襲しているということは、どこかに浸潤部分があるだろうということで、さらに検査をしているということです。
結果が分かり次第、主治医と今後の治療方針を話し合う予定です。
今の時点での結果を受けて、私の悩みは、PgR0%ということと、静脈侵襲しているので抗がん剤治療が必要か、ということです。
田澤先生は、PgRの染色性は当てにならないと別の質問者の方に答えていらっしゃいますが、私の場合、針生検と術後結果どちらも0%でした。
これは、ホルモン療法のみではリスクがあり、静脈侵襲していることを考えれば、抗がん剤治療もするべきなのでしょうか。
主治医からは、PgRが陰性なのはリスクであり、静脈侵襲も気になるが、Ki67が相当低いので抗がん剤治療は慎重になる。
といわれています。
一方で家族からは、やれる治療はすべてやって再発を防いでほしいといわれています。
私の病理結果で、ホルモン療法のみでの再発率、抗がん剤上乗せでの再発率をよろしければ教えていただけないでしょうか。
また、抗がん剤治療もしたほうが良いとお考えであれば、どの抗がん剤が適当と思われるか教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
正直な感想は、「リンパ節転移があった」ならまだしも、「脈管侵腫が軽度陽性」くらいで(担当医のように)「浸潤部分を再検討する事自体」が本当に必要なのか?です。
「抗がん剤の可能性を考える」必要は全くありません。
○その「再検討」の結果、もしも「微小浸潤」以上の部分がみつかれば「ホルモン療法」してもいいですが、さすがに「抗がん剤の可能性」など考える必要は全くありません。(手術標本で非浸潤癌の診断なのに、再検討で5mm以上の癌が見つかる確率は皆無です)
「今の時点での結果を受けて、私の悩みは、PgR0%ということと、静脈侵襲しているので抗がん剤治療が必要か、ということです。」
⇒考え過ぎです。
 全く不要です。
 
「これは、ホルモン療法のみではリスクがあり、静脈侵襲していることを考えれば、抗がん剤治療もするべきなのでしょうか。」
⇒「非浸潤癌」で「脈管侵襲やPgRなどを心配」する必要は全くありません。 考え過ぎです。
 
 
「主治医からは、PgRが陰性なのはリスクであり、静脈侵襲も気になるが、Ki67が相当低いので抗がん剤治療は慎重になる。といわれています。」
⇒私には、「この主治医の言っている事」が理解できません。
 何処の世界に「非浸潤癌の患者さんに、PgRがどうたらとか、静脈侵襲がどうたら」いう乳腺外科医がいるのでしょうか?
 「抗がん剤治療は慎重になる」ではなくて、『適応ではありません』
  
「私の病理結果で、ホルモン療法のみでの再発率、抗がん剤上乗せでの再発率をよろしければ教えていただけないでしょうか。」
⇒非浸潤癌では「再発率」なぞ、存在しません。
 ましてや「抗がん剤」は『全くの適応外』なので、「抗がん剤による上乗せ」などありえません。
 
「また、抗がん剤治療もしたほうが良いとお考えであれば、どの抗がん剤が適当と思われるか教えていただきたいです。」
⇒抗がん剤など、『とんでもない』ことです。
 
○私が主治医であれば、「PgRがどうたら、静脈侵襲がどうたら」など言わず、『非浸潤癌で全摘だから根治ですね』当然、無治療です。





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