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術後1年検診にて

[管理番号:3948]
性別:女性
年齢:39歳
 
はじめまして
田澤先生よろしくお願いします。
妻のことで気になることがあり投稿しました。
妻は昨年の3月に左側の乳がんの診断を受けました。
 
浸潤癌
腫瘍の大きさは2.3センチ
ホルモン受容体陽性
HER2は3+
癌の顔つき グレード3
ki67 27.3%
遠隔転移は無し
エコーで左脇のリンパにも肥大があり、生検をしてリンパ節転移も確定しました。
ステージは診断時は2bでした。
 
担当医に手術が先か抗がん剤が先か選択できると言われ、抗がん剤が効くかどうか知りたかったため術前化学療法を選択し4月から術前化学療法を開始
FEC ×4
ドセタキセル+ハーセプチン ×4
10月に左側の温存手術と脇のリンパ節郭清手術(取ったリンパ節は12個)を受けました。
そして術後の病理結果で乳房には乳管内に3ミリほどの非浸潤成分が
残っているものの、それ以外は消失し、脇のリンパ節の転移も無くなっており、術前化学療法の評価は3とのことでした。
術後は残りのハーセプチンを14回と、ノルバデックス服用を開始し、放射線治療(乳房と鎖骨)を25回行っています。
 
術後の腫瘍マーカーは
CEA  2.4→2.3→2.5→2.8→3.4→3.1→2.5
CA15-3 6.1→5.8→5.9→5.8→5.5→6.9→7.5
で経過しており、9月に骨シンチとCTで問題なく経過していました。
 
しかし11月の1年検診で術後初めてマンモグラフィーとエコーをしましたが、マンモグラフィーでは異常なしでしたが、エコーで手術跡の近くに黒いモヤモヤがあるので半年後に再度エコーをしましょうと言われました。
いったんは家に帰ったものの、やはり気になったので再度病院に電話し黒いモヤモヤが気になっていることを伝えると、では3ヶ月後にエコーをしましょうということになりました。
診察して下さった先生も妻が気にしているかもしれないと予想していたようです。
妻が言うには、黒いモヤモヤは雲のような形だったとのことです。
大きさは分かりませんでした。
 
黒いモヤモヤが局所再発ではないかと不安に感じております。
妻のように術前の抗がん剤がよく効いても局所再発はあるのでしょうか。
 
また、
手術の痕などが黒いモヤモヤのように見えることがあるのでしょうか。
これまで順調に経過していると思っていただけにショックがとても大きいです。
宜しくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
 
温存術後で「1年間も、超音波をしていない」事自体に大変な問題があります。
そのような病院は(私の偏見では)「そもそも医師自身が超音波をしない」病院のような気がします。(違いますか?)
 
「エコーで手術跡の近くに黒いモヤモヤがあるので半年後に再度エコーをしましょう」
⇒これは「主治医自身」が超音波していますか?
 『術後の瘢痕なのか? 局所再発なのか?』は「技師さんが判定するべきもの」ではありません。
 ○ただ、仮に「担当医自身がエコーしている」としても、「温存術後1年もエコーしない」ようでは「エコー技術(術後瘢痕なのか、局所再発なのか?)」は信頼できるものにはなりません。
 
「妻のように術前の抗がん剤がよく効いても局所再発はあるのでしょうか。」
⇒「術前の抗ガン剤が効くこと」と「局所再発」は無関係です。
 
「また、手術の痕などが黒いモヤモヤのように見えることがあるのでしょうか。」
⇒当然、それとの鑑別となります。
 これは、長年「術後瘢痕を日常的に超音波している医師にしか解らない」ことです。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

以前、妻の術後1年のエコーの黒いモヤモヤが局所再発ではないかと質問させていただいた者です。
お忙しい中のご回答ありがとうございました。
 
その後、再度担当医の診察とエコーを受け、黒い部分は術後の瘢痕であるということでした。
それから3ヶ月後にあたる今月もエコーを受け心配ないとのことでした。
また、エコーの検査を定期的に受けたいと担当医に伝え、3ヶ月ごとにエコーを受けていくことになりました。
 
今回は腫瘍マーカーCEAについて質問させて下さい。
術前化学療法を開始する前の腫瘍マーカーは
CEAが4.6でCA15-3が18.2でした。
そして術前化学療法と手術が終
わってから3ヶ月おきに腫瘍マーカーの検査をしており、その経過は
CEA  2.4→2.3→2.5→2.8→3.4→3.1→2.5→4.1(今月)
CA15-3 6.1→5.8→5.9→5.8→5.5→6.9→7.5→7.3(今月)
となっております。
 
今回CA15-3はあまり変化はなかったのですが、CEAが2.5→4.1とこれまでに無く上昇しました。
治療開始前の数値に近づいてきたのですが大丈夫でしょうか?担当医は基準値以下なので心配ないとのことでしたが突然の数値の上昇に不安を感じております。
再発の可能性はあるのでしょうか?
 
お忙しい中ご回答いただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
 
腫瘍マーカーの「細かい」変動も気になる気持ちは理解できます。
ただし、私のように「沢山の患者さんの腫瘍マーカーの動き」を診てきたものにとっては、「全く問題無」の一言で終わりです。
 
「再発の可能性はあるのでしょうか?」
→ありません。
 ご安心を。

 
 

 

質問者様から 【質問3 】

術後1年検診にて
性別:女性
年齢:42歳
病名:乳がん
症状:
投稿日:2020年2月4日

以前質問させていただいた者です。

お忙しい中のご回答ありがとうございました。

現在妻は術後4年以上経過し、腫瘍マーカーや胸のエコーなど定期の検診でも異常は無く、
ノルバデックスを服用中です。

1ヶ月ほど前に何気なく左の首をさわったら、米粒くらいのリンパ節を見つけました。
その1つだけで、サイズも大きくないのですが、コリコリと硬い感じがするのと、手術した側ということでとても気になっております。

場所は首の真横より少し後ろ側で、首の付け根に近い部分です。
僧帽筋と首の横の間の凹んだところです。
痛みはありません。
いつからあるのかも分かりません。

転移再発の可能性はあるのでしょうか?
何か検査は必要ですか?
お忙しい中ご回答いただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

後頚部リンパ節のようです。
風疹などウイルス性疾患で腫れたりします。(乳癌の転移する部位ではありません)

「転移再発の可能性はあるのでしょうか?」
→ありません。

「何か検査は必要ですか?」
→鎖骨上や(通常の)頸部リンパ節(前面です)をエコーで見てもらえば安心です。
(それらに転移がないのに、後頚部リンパ節に転移することは1000%ありません)ご安心を。

江戸川病院 東京都江戸川区東小岩2-24-18 電話03-3673-1221
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