Site Overlay

自己検診について

[管理番号:4968]
性別:女性
年齢:29歳
現在授乳中ですが自己検診するとシコリが気になります。
いまはにゅうりんのしたのほうにある1センチくらいのものが気になり心なしかそのシコリがある方を授乳中嫌がるような気がしてしまいます。
妊娠中、八ヶ月のときに一度、産後2度ほど心配性のため乳腺エコーをうけています。
直近は5月中旬でした。
しかも先生にエコーしてもらいました。
エコーで見てもらっている場合は心配しなくてよいでしょうか?
むしろ、自己検診しないほうがよいのでしょうか。
自己検診して詰まりも多くシコリがたくさんあるためいつも不安になります。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
メール内容は良く解ります。
「私の胸はゴツゴツしていて、自己検診すると気になって心配するだけで,嫌になるわ! どうしたらいいの?」
日常診療の中で、よく聞かれます。
これに対する回答は
○様子をみることです。 自分の胸に慣れてくれば「本当の異常に気が付くようになる」のです。
 つまり…
  「シコリかな?でも、どうかな?」と迷う程度なら(すぐに病院へ行って)「異常はありませんね」で終わってしまっては(ご本人にとって)「勉強にならない」のです。
  そうではなく、寧ろ(迷う程度なら)「2,3カ月様子をみる」ことをお勧めします。(その替り、その間は毎日同じ様に自己検診するのです)
  そうすると、「一次的な(生理に伴う)硬さ」ならば(毎日触っているうちに)「あれっ?無くなった」と解る筈なのです。
☆自己検診は(異常よりも)「寧ろ、(自分の)正常な状態を把握する」ためにあるのです。(そうすれば、自ずと異常を発見できるようになります)
「エコーで見てもらっている場合は心配しなくてよいでしょうか?」
⇒その通りです。
「むしろ、自己検診しないほうがよいのでしょうか。」
⇒それは間違いです。
 授乳中でも「自己検診を継続」することで「必ず、自分の正常な状態」を把握できるようになります。(粘りが必要です)
「自己検診して詰まりも多くシコリがたくさんあるためいつも不安になります。」
⇒たゆまない自己検診により、それは必ず克服できます。