[管理番号:8997]
性別:女性
年齢:43歳
病名:乳癌
症状:
投稿日:2020年11月13日
田澤先生、いつも拝見しております。
昨年末に浸潤癌がみつかりました。
(ホルモン陽性、ki値30、グレード3、リンパはCT画像にあやしいものが映ったため針生検→陰性)
術前抗がん剤→今年7月 乳頭乳輪温存皮下乳腺全摘手術を受けました。
病理検査結果は、非浸潤部がわずかに残っていたものの、浸潤部は消えていたそうでpCRと考えてよいとのことでした。
術中センチネルリンパ生検は陰性でしたが、主治医はCT画像に映ったものが気になっていたようで、レベル1の浅い部分を郭清し、そちらも陰性でした。
現在はタモキシフェン単独で服用しています。
主治医からは放射線は不要と言われましたが、タモキシフェンだけで大丈夫なのか心配です。
再発が怖いです。
乳頭乳輪温存、グレード3でも放射線は不要でしょうか。
田澤先生のご意見をお聞かせください。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「乳頭乳輪温存、グレード3でも放射線は不要でしょうか。」
⇒不要です。
無論、本来の(乳頭乳輪温存の条件である)「腫瘍が単発かつ乳頭から離れている」ことが条件です。(そもそも、それを満たしていなかったのであれば「放射線というよりは手術の適応外」となります。