[管理番号:5676]
性別:女性
年齢:61歳
初めて質問させていただきます。
5年服用終了後の選択肢について
(1) 服用終了 経過観察
(2) ノバルティクスに切り替え服用
上記の選択肢に迷っております。
どうぞ、ご教示ください。
2013年1月 右乳房部分切除
浸潤乳管がん 硬がん
12mm??5mm??4mm
ER 80% PgR60%
HER2 2? FISHにてマイナス
センチネル生検 三箇所すべてゼロ
Kiー67 26%
術後放射線治療25回
アリミデックス服用開始
2014年1月 骨密度低下のため、フォサマック35mgを週1回服用
2017年 現在に至ります。
骨密度が、80歳代並みとなり 主治医からは、アリミデックスの服用を丸5年で終了して、そのまま経過観察で良いのではという提案をいただきました。
巷では、5年から10年服用した方がより再発を予防できるのでは、ときいておりますので、私としては、骨粗しょう症の薬を強めてでも、服用の継続を希望しましたところ、ノバルティクス服用に切り替える提案をされました。
閉経後のノバルティクス服用は、子宮体がんの頻度を若干高めるとも知り、決断が出来ずにおります。
先生のご助言をどうぞ、よろしくお願いいたします。
PS. 軽度の三尖弁閉鎖不全です。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「5年服用終了後の選択肢について (1) 服用終了 経過観察 (2) ノバルティクスに切り替え服用 上記の選択肢に迷っております。」
⇒私なら…
ステージ1である質問者には(1)を勧めます。
「5年より10年」というのは確かですが(当たり前と言えば,当たり前といえます)現段階において「全ての人に適応」とすることには反対です。(医療費増大の問題があるからです)
ただ、どうしても(1)が嫌だと言われたら、私なら(2)ではなく、(デノスマブを併用しながら)「アリミデックスを継続」します。