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ホルモン療法やめた場合のリスク

[管理番号:8902]
性別:女性
年齢:51歳
病名:浸潤性乳管癌
症状:胸のしこり
投稿日:2020年9月26日

はじめまして、いつも拝見させていただいています。
昨年9月初旬右乳房に5mmの腫瘤が見つかり、9月下旬に右乳房浸潤性乳管癌の診断を受け10月(中旬)日
右乳房温存+センチネルリンパ生検手術をうけました。
術後の病理結果は、
診断:浸潤性乳管癌
腫瘤の大きさ:6mm×7mm
ER:90%、PR:<10%、HAR2:陰性
Ki67:1.8%
リンパ節転移:陰性
断片:陰性
核異型度:1
Stage:1
術後放射線治療をうけました(11月中旬から12月中旬に18回45Gy)
11月(上旬)日よりタモキシフェン服用開始。
5年服用予定です。

病気が見つかる半年ほど前から更年期症状が重く、病気が見つかったころは少し症状もかるくなり安心していたところ、たまたま乳腺外科を受診し右胸に病気がみつかりました。
術前にホルモン治療について主治医の先生と相談し、
元々更年期症状が重いので、できれば服用したくないとお話ししたところ術前の検査結果から、希望しなければホルモン治療はしなくてもいいのではないだろうかとのことでした。

私の場合再発のリスクやQOLを考慮しても大丈夫では
ないだろうかとのことでしたが、術後ホルモン治療をするかしないかについて主治医の先生とお話しし、術後の結果からホルモン治療をしないよりもした方が再発予防にはいいということと、ホルモン療法をしない場合とで再発率が50%違うことを伺って、とりあえず服用し続けられそうか1か月服用してみました。
副作用はでましたがこの程度であればつづけられそうだと思い。
その後3か月ごとの検診と処方をうけて服用中です。

しかし2か月目以降症状が重く、漢方や薬を飲みながら続けていたのですが、仕事も休みがちで気持ちも落ち込んできました。
服用をやめた場合に私の再発率、反対の左胸の癌発生率はどのくらいでしょうか?どのようなリスクが考えられますでしょうか?
職場にも迷惑をかけてしまっていて、休んでばかりいる自分自身も耐えられません。

服用をやめるべきか、仕事をやめるべきか悩んでいます。
それでもやはりもう癌はいやです。
もう一度同じことは乗り越えられません。
先生ならどうお考えになりますか?教えてください。
よろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「ホルモン療法をしない場合とで再発率が50%違う」
⇒もともと再発率が低いので

 ホルモン療法をすれば(再発率)2%⇒しないと3%
 これなら、「日常生活を優先」したほうがいいのでは?

 
 


 

質問者様から 【結果2 】

ホルモン療法やめた場合のリスク
性別:女性
年齢:51
病名:右乳房浸潤性乳管癌
田澤先生の診察:[診察なし]
田澤先生の手術:[手術なし]

田澤先生
ご回答くださりありがとうございました。10/(上旬)に3か月検診があり主治医の先生とお話しして、服用中断を決めました。
主治医の先生にも再発リスクなど伺ってみましたが、あまり良い返事はいただけませんでした。
「服用していて大丈夫な方もいれば、そうでない方もいるし、服用中断してどうなるのかは、僕にもわからない」と言われました。
実際の再発率がどのくらいになるのかも回答はいただけませんでした。
もしも田澤先生にご相談していなければ、我慢して服用を続ける方を選択したと思います。
体調は、自分自身しかわからないし我慢して元気に働いていれば誰も気にもかけません。
そういう日々をなんとかやり過ごして送っていたけれども帯状疱疹になってしまったりして仕事を休んだり早退したりを繰り返していたために職場長から「仮病じゃないよね?」「いつになったら元気になるの?」と心無い言葉を言われたりもしましたが、先生のおっしゃられたとうり自分の日常を優先します。
ありがとうございました。とても感謝しています。

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