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非浸潤性乳管癌の放射線治療に関しまして

[管理番号:7085]
性別:女性
年齢:43歳
病名:非浸潤性乳管癌
症状:手術後につき特にありません。

 11月中旬に「左非浸潤癌」温存手術を終え、放射線治療を悩んでいます。

 温存手術と放射線をセットでと納得して手術に臨んだのですが、大変不本意なことに手術を終えた途端に、不安からの不眠、食欲不振(8キロもやせてしまいました。)、息苦しさなどで「うつ症状」と診断され、心療内科でお薬を処方していただいています。

 このような状況で、毎日の放射線治療に耐えられるのかと不安で仕方がありません。
一方で、頑張らなければ再発が恐ろしいという気持ちもぬぐえません。

 幸いなことに、乳がんは早期発見であったように思います。

 発見してくださったクリニックでは、細胞診で判定つかず、MRIで判定つかずと、生きた心地がしない状況で2か月間を過ごしました。
 
「血流が豊富で非常に活発なので癌だと思いますよ。」とのお言葉はありましたので、確定診断をしてくださる病院を探し、無事に手術をしていただいたという経緯がございます。
情けないのですが、本当に疲れてしまいました。

 もし、放射線治療を省略してもさほど心配のない状況ならば、省略したいと考えています。

 主治医からいただいた病理結果は下記が全てです。
情報が少なく大変申し訳ないのですが、ご意見を賜れますと大変有難く存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

 尚、主治医の先生は、私の意見を尊重すると言ってくださいます。
自分の命ですので、一つ一つの治療選択も自分でするのが道理かとも考えましたが、どうしてもプロのお医者様のご意見を参考にさせていただきたく、助けていただけますと嬉しく存じます。

組織診断:Left breast(Partial mastectomy)
Left, DE, Bp+SN
Ductal carcinoma in situ, intermediate type Tumor size: 4×3mm, pTis(DCIS) Ly0,VO,Histological GradeⅠ(Nuclear Grade 1) Surgical margins: free of carcinoma (5mm:Sternal
side)
【Cutting No.13】 Intraductal papilloma (4×2mm)

【病理組織所見】
異型円柱状皮細胞が乳頭状構造をとり、あるいは充実性に乳管内に増殖しています。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

温存手術は術後照射が必須です。
非常に小範囲(4x3mm)なので、一見省略しても良さそうに思えますが「どの程度の手術(マージンを含めて)なのか?」解らない以上、無責任なことは言えません。
やはり執刀医に「単刀直入に」きいてみるべきでしょう。