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非浸潤性乳菅癌 CT検査について

[管理番号:7069]
性別:女性
年齢:37歳
病名:非浸潤性乳菅癌
症状:乳頭分泌

はじめて質問させていただきます。

11月上旬より左乳頭より赤褐色の分泌物があり、乳腺外科受診しエコー、マンモ、針生検をしました。

その結果、DICSとの診断をうけました。

手術は田澤先生が以前勤務されていた東北○○病院にお願いしようと思い、そこで術前検査でCT検査を行ったところ、「副腎腺腫の疑いあり」ということで、内科を受診するよう指示があり、来週内科受診予定です。

私は長期透析をしており(18年)その影響でMRIは造影剤等リスクがあると取っておりません。

こちらで初期の癌では遠隔転移の可能性は低いと読み、転移の可能性は低いのかなとは思っているのですが、浸潤性だった場合は転移もあり得るのでしょうか?

また、副腎腺腫が乳がんの手術や術後のホルモン治療になった場合に影響を与えるのでしょうか?

乳がんと告知を受け、全摘でとっておしまいと思っていたので他の病気もみつかり、
透析もしているため、今はとても動揺しています。

内科でどのような検査が行われるのか分かりませんが、乳がんからくる転移だったらなど不安な毎日です。

副腎や透析は乳がんとは直接は関係ないかもしれませんが、手術をたくさんこなされてる田澤先生に乳がん治療の観点からご意見を伺いたく思いきってメールしました。

よろしくお願いします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

要点だけ羅列します。

1.術前診断DCISで遠隔転移の可能性は「限りなくゼロ」です。 無論CTは(そもそも)不要でした。
2.たまたま見つかった副腎腺腫は機能性腫瘍(原発性アルドステロン症、クッシングや褐色細胞腫など)なのか血中ホルモン検査をすることになるでしょう。
  ただし、(乳癌の副腎転移はもの凄---く稀なので)特に早期である質問者では10000000%ありえません。

「浸潤性だった場合は転移もあり得るのでしょうか?」
→ありません。
 ご安心を。

「また、副腎腺腫が乳がんの手術や術後のホルモン治療になった場合に影響を与えるのでしょうか?」
→万が一、上記「機能性腫瘍」だった場合には、その治療が優先する可能性はあります。(薬物療法もしくは、副腎摘出など)

「乳がんからくる転移だったらなど不安」
→それは絶対にありません。
 ご安心を。

質問者様から 【質問2 非浸潤性乳菅癌 ホルモン治療について】

性別:女性
年齢:37歳
病名:
症状:手術をしたのでありません

田澤先生、こんにちは。

以前に非浸潤性乳管癌CT検査について質問させていただいた者です。

その時に質問させていただいた副腎腺腫は非機能性のものだと分かり、無事に乳がんの手術をおえました。

本日、術後の病理検査の結果がでて、また疑問に思うところがありまして、是非先生のご意見をうかがえればと思いメールさせていただきます。

「術前」DCIS
「術式」左乳房切除+センチネルリンパ節生検(転移なし)
「術後」DCIS(センチネルリンパ節で採取した細胞に「独立性がん細胞)0.2㎜以下あるいは細胞200個!?が見つかったということでした。

微小なので、病理上では左浸潤癌として扱うが、浸潤していたところがあったかもしれないこと、健側の予防のために「タモキシフェン」を5年~10年服用を勧められました。

そこで質問です。

①病理結果がDCISでも「独立性がん細胞」
が見つかったからには、予防としてホルモン療法はした方がいいのか。

(以前に健側からも分泌物が出たことがあり、その時は乳管内乳頭腫の診断あり)

②タモキシフェンの副作用が心配
透析をしているので、他の薬との影響やシャント閉塞(血栓)が心配。

(以前に婦人科の治療でホルモン剤を服用した際にシャント閉塞した過去があります)
副作用の頻度や度合いは人それぞれかとは思いますが、先生がみてきてどれくらいの副作用があったのが教えていただきたいです。

③服用しなかった場合の発生率はどれくらいですか?

④微小とは言え、独立性がん細胞が見つかったら全摘をしても根治ではないのでしょうか。

以上について、田澤先生のご意見をお聞かせいただければと思います。

よろしくお願いいたします。

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「①病理結果がDCISでも「独立性がん細胞」が見つかったからには、予防としてホルモン療法はした方がいいのか。」
→私なら、絶対にしません。

「先生がみてきてどれくらいの副作用があったのが教えていただきたいです。」
→それに悩むくらいなら…
 なおさら、タモキシフェンすべきではありません。

「③服用しなかった場合の発生率はどれくらいですか?」
→再発率のことですか?
 限りなく、ゼロです。

「④微小とは言え、独立性がん細胞が見つかったら全摘をしても根治ではないのでしょうか。」
→限りなく、根治です。

質問者様から 【質問3 】

ホルモン治療について
性別:女性
年齢:37歳
病名:非浸潤性乳菅癌 
症状:手術をしたのでありません

田澤先生こんにちは。

また質問させてください。

前回と重複してしまうかもしれませんが、
主治医の発言で不安になってしまい、迷いや疑問が生じてしまった為、またよろしくお願いします。

非浸潤性乳菅癌と術後の病理結果で診断されたのですが、主治医の先生はセンチネルリンパ節で「独立性がん細胞」0.2㎜があったので、根治ではない、浸潤してる可能性もあるためと、健側の予防の為にとホルモン治療を強く勧めます。

タモキシフェン20㎎です。

しかし、私は持病があって他の薬を服用していることと、子宮筋腫もあり副作用を考えて効果と副作用のバランスからもホルモン治療はせずに、定期的な検診でお願いしたいと思っています。

そのように主治医に伝えたところ、「遠隔転移の可能性がある」「服用することで健側の癌の発生率を半分の確率に抑える事ができる」という点でホルモン治療を勧められており、来月の受診までに返答しなくてはなりません。

そこで何点が質問させてください。

①「独立性がん細胞」が見つかったら、やはり遠隔転移の可能性はあるのでしょうか?
また、それはどれくらいの確率なのでしょうか。

②「独立性がん細胞」というのは転移とは違うと説明がありました。

そこから乳癌になる可能性はあるのでしょうか?

③先生が手術した患者さんもこのように「独立性がん細胞」が見つかる事はどれくらいの頻度でありますか?

④健側の予防の為にとも言われてますが、
患側と同じくホルモンが効くタイプなのかは分からないですよね。

⑤服用することで再発率を抑えられるのでしょうか。

前回と質問が重複して申し訳ありませんが、「独立性がん細胞」についてあまり理解ができていないため、それとホルモン治療との関係性がわからずに答えを出しきれずに迷っています。

お忙しいところ恐縮ですが、先生のご経験からご意見を今一度頂戴できればと思います。

よろしくお願いします。

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

申し訳ありませんが…
質問がほぼ全て重複しています。

要点だけ、再度記載します。(もう同じ質問はしないように「切に」願います。

1.孤立性リンパ節転移は予後に影響ない。
2.ほぼ根治
3.ホルモン療法は私は「絶対に」しない

★『このQandAはあくまでも「私の見解」を回答する場であり、「私の主治医はどうして、このように言うのでしょう?」ということを私に求める(想像させる)場ではないのです。 (それは、その主治医に聞きましょう)』をよく理解してください。

質問者様から 【質問4 】

細胞診について
性別:女性
年齢:38歳
病名:
症状:
投稿日:2020年2月20日

こんばんは。

以前の回答ではありがとうございました。

昨年1月に左乳がんの全摘手術をし、その後ホルモン治療についての質問をした者です。

独立性がん細胞が発見されホルモン治療を行うか悩みましたが、リスクとバランスを考え無治療を選択することにしました。

今は4ヶ月毎のエコーと採血です。

先日、術後一年目ということでマンモ、胸部レントゲン、腹部エコーを行いそちらは問題は見つかりませんでした。

しかし、先生のエコーでの診察で対側の右側に丸いモヤモヤとしたもの(6㎜程)があるということでその場で細胞診が行われ結果を二週間後に聞きに行くことになっています。

通院しているのは、田澤先生が前にいらした東〇公〇病院です。

何点か質問させてください。

①4ヶ月毎に対側のエコーも行っているのに、この4ヶ月で6㎜の何かができたということなのでしょうか。

②それは悪性の可能性が高いのでしょうか③左の乳がんの診断の時は別な病院でしたがはじめから針生検でした。

細胞診と針生検をする判断の基準のようなものはありますか?
④2ヶ月生理が遅れていて、細胞診をした時には生理中でした。
ホルモンの関係はあると思いますか。

昨年左の乳がんの手術をして1年目で対側にも怪しいものが見つかり大変動揺しており、右も乳がんの可能性があるのかと落胆しています。

実際に画像をみているわけではないのでお答えにくいのは重々承知していますが、お答えできる範囲で回答をお願いいたします。

エコーでみている先生は針を刺した感覚やエコーでの画像で悪性度はある程度わかるものでしょうか。

だとすれば、今回確定診断とはならない細胞診での検査はなぜなのだろうと疑問でそして不安です。

公済病院にいらした時や、江戸川病院で先生が細胞診、針生検、マントームを選ばれる基準等があれば教えていただきたいです。

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。

「先生のエコーでの診察で対側の右側に丸いモヤモヤとしたもの(6㎜程)があるということでその場で細胞診」
⇒悪性を疑っているわけではない」のだと解釈します。

 もしも悪性を疑った場合には
    Case1 細胞診で悪性(クラス5)が出ても、結局針生検で確認しなくてはならない(2度手間)
    Case2 細胞診で良性(クラス2以下)が出ても「(悪性を疑っているのに)
細胞診だけで良性と断定できない」として結局針生検で確認が必要(やはり2度手間)
   ♯悪性を疑った場合に細胞診しても(どちらの結果が出ても針生検での確認が必要となるので)無意味なのです。

 それに対して良性を疑った場合には
    Case1 細胞診で(予想外に)悪性と出たら「針生検せざるえない」ですが、
    Case2 細胞診で良性と出たときには「画像所見通り良性だった」と、それで解決するのです。☆

 〇つまり細胞診をする意味があるのは上記☆のケースのみなのです。

「①4ヶ月毎に対側のエコーも行っているのに、この4ヶ月で6㎜の何かができたということなのでしょうか。」
⇒勘違い!

 4か月で0⇒6mmでは決してありません。(2mmでは存在自体に気付かないし、3mmの場合には「存在に気付いても全く無視される」場合も多い)
 つまり3⇒6mmかもしれないという事です。

「②それは悪性の可能性が高いのでしょうか」
⇒上記通り。
 細胞診をしたということは「良性よりに考えている(細胞診で良性ならOKと考えている)」と解釈できます。

「細胞診と針生検をする判断の基準のようなものはありますか?」
⇒上記通り(細胞診は「良性を良性と診断するときのみ」と考えましょう)

「④2ヶ月生理が遅れていて、細胞診をした時には生理中でした。
ホルモンの関係はあると思いますか。」

⇒もしも嚢胞(濃縮嚢胞を含む)ならば…

 (ホルモンバランスにより)「乳管が詰まって液体が貯まった」という解釈ができます。

「エコーでみている先生は針を刺した感覚やエコーでの画像で悪性度はある程度わかるものでしょうか。」
⇒解ります。(上記)

「だとすれば、今回確定診断とはならない細胞診での検査はなぜなのだろうと疑問」
⇒良性を確認するだけ(細胞診で良性ならOK)だからだと思います。

「公済病院にいらした時や、江戸川病院で先生が細胞診、針生検、マントームを選ばれる基準等があれば教えていただきたいです。」
⇒現在、私が細胞診を選択するのは(上記のように)
 「細胞診で良性ならば、(画像通りなので)OK」と言う場合(つまり「ほぼ100%良性と考えている場合:濃縮嚢胞など」)もしくは「嚢胞内腫瘍(癌だった場合に癌細胞が液体と一緒に散らばるリスクがある)」の場合のみです。

 ☆もしも癌を疑う(否定できない)モヤモヤした所見ならばマンモトームを選択します。

質問者様から 【質問5 】

乳頭分泌と不正出血について
性別:女性
年齢:39
病名:左非浸潤性乳菅がん
症状:乳頭分泌、不正出血
投稿日:2020年8月4日

以前から何度か質問に答えていただきありがとうございます。

この度に冷静になることができ、安心して生活できていることに感謝しています。

この度、また不安に思うところがあり質問させてください。

左乳房を2019年の1月に全摘手術をし、その後4ヶ月に一度エコーと血液検査で経過観察中です。

最近は6月中旬にエコーと血液検査をして異常なしということで、次回は10月中旬に受診予定です。

前回の質問で、対側(右側)にモヤモヤした6mmのものがエコーで指摘され、
細胞診の結果「正常あるいは良性」という結果で、田澤先生がおっしゃったとおり、主治医は悪性を否定するために検査したようでした。

6月の検査でも大きさも変化はなく安心していたのですが、一週間前から右乳頭から黄色分泌物が下着に着くようになりました。

絞っても出るときとでない時があります。
おそらく単孔性ではないかと思います。
6月に診てもらったばかりだし、
田澤先生がおっしゃる「浮きは沈むまでまて」でを心に冷静にいようと思うのですが、やはり不安にはなります。

また、三週間近く不正出血が続いており、もともと不順だったのであまり気にしていなかったのですが、やや長いので心配になり本日婦人科に子宮頸がん検診に行く機会があったので不正出血の事も聞いてみようと思いましたが、検診とは一緒には診れないと言うことで検診結果がきたら、結果異常なしとでても不正出血が続いていたら受診してくださいとの事でした。

そこでひとつ質問させていただきたいのですが、今回の不正出血と右乳頭からの分泌物は関係あると思いますか?
ホルモンのバランスで不正出血と乳頭分泌がでるということは考えられることでしょうか。

乳頭分泌は次回の10月受診まで様子をみても大丈夫でしょうか。

乳頭分泌も不正出血もどちらもなので不安です。

よろしくお願いいたします。

田澤先生から 【回答5】

こんにちは田澤です。

大変失礼ですが、心配のあまり「論理的思考」が失われています。
冷静になってよく考えてください。

何でもかんでも、「ごちゃ混ぜ」にして「とにかく、不安」という状況から冷静になることが重要です。

「乳頭分泌も不正出血もどちらもなので不安」
⇒冷静になりましょう。

〇私が「論理的に」解釈すると
 
 乳頭分泌は①「乳管内病変が原因」で起こっている可能性もある
      ②卵巣が不安定となっていることで起こっている可能性もある

 不正出血は③卵巣が不安定となっていることで起こっている可能性がある
      ④子宮に病変(子宮内膜症や子宮体癌)があるため起こっている可能性がある。

 物事を一元的に解釈すれば「卵巣が不安定となっているため」起こっている(つまり上記②及び③)となります。

★質問者は「どちらもなので不安」とコメントしていますが、
 論理的に言えば、寧ろ『どちらもだから、安心(ホルモンが原因なのだな)』と、なります。(よく頭を整理してください)

「今回の不正出血と右乳頭からの分泌物は関係あると思いますか?」
⇒上記コメントの通り

 物事を「一元的に解釈」すると、その可能性が高そうと思います。

「ホルモンのバランスで不正出血と乳頭分泌がでるということは考えられることでしょうか。」
⇒それこそ、まさに上記②及び③の解釈となります。(最も「ストン」と腑に落ちると思いませんか?)

質問者様から 【質問6 】

針生検について
性別:女性
年齢:39歳
病名:
症状:
投稿日:2020年10月14日

田澤先生こんばんは。

いつも不安になってる私に冷静なご回答ありがとうございます。
 
先生の回答が心の支えとなっていること、本当に感謝しています。

また、疑問に思うことがあり質問をさせてください。

2年前に左乳房が非浸潤性乳菅癌になり、全摘して4ヶ月に一度の採血とエコー〇〇病院でしていただいてます。

前回、前々回でも質問させていただいたように今度は右胸に6㎜のモヤモヤしたものが見つかり細胞針の結果「正常あるいは良性」という結果で安心をして過ごしていました。

本日、4ヶ月に一度の定期検査に行った際にいつもと同じように問診しエコーしていただいたのですが、右胸から分泌があった旨を話したところ、その6㎜が10㎜になってること、そこから乳腺が太くなって分泌物が出ているのではないかという事でした。

分泌物がでていたということで、今日は針生検をしましょうということで、針生検をしていただきました。

そこで質問なのですが…
①細胞針で「正常あるいは良性」とでていても針生検で悪性と出る可能性はあるのか。

②分泌物がでていた(今は出ていません)ら田澤先生でも針生検をし直しますか?
悪性を疑われるから針生検をしたのでしょうか。

③大きさが若干大きくなったのは気にした方がよいですか?
良性だと大きさは変わらないものですか?
④乳腺が太くなる…とはどういう意味なのでしょうか。

結局…二度手間になっているなと思ってしまいモヤモヤしています。

田澤先生がおっしゃっている、良性は最初から良性だし、悪性は最初から悪性なのだと思っていたので今回どのような結果がでるかは待たなければわからないことですが、もし悪性だとしたら細胞針が正しく出なかったということですよね…。

田澤先生のご意見をお聞かせいただきたいです。

何卒よろしくお願いいたします。

田澤先生から 【回答6】

こんにちは田澤です。

「①細胞針で「正常あるいは良性」とでていても針生検で悪性と出る可能性はあるのか。」
⇒本来は「あってはならない」ことです。(細胞診の精度の問題)

「②分泌物がでていた(今は出ていません)ら田澤先生でも針生検をし直しますか?
悪性を疑われるから針生検をしたのでしょうか。」

⇒私は自分の細胞診に絶対の自信があるので行いません。

単孔性の分泌ならば、「乳管造影」行います。

「③大きさが若干大きくなったのは気にした方がよいですか?
良性だと大きさは変わらないものですか?」

⇒良性でも大きくなります。

「④乳腺が太くなる…とはどういう意味なのでしょうか。」
⇒誤り

 「乳管の拡張」でしょう。

質問者様から 【質問7】

乳管内乳頭腫?肥大で針生検
性別:女性
年齢:41
病名:左非浸潤性乳管癌
症状:乳管内乳頭腫の肥大
投稿日:2023年2月13日

2019年に左の乳がんがみつかり、非浸潤性乳管がんだった為、全摘で今は4ヶ月毎の経過観察です。

本日、術後4年目の検診でした。

術後と反対側の右側にモヤモヤしたものがあり、それは2020年に組織診をしていただき「乳管内乳頭腫」との診断をいただき経過観察中も大きさも9ミリ前後で経過していました。

しかし、本日それが15ミリと大きくなっており、気になるので組織診をしましょうとなり針生検をしてきました。

田澤先生のサイトをいつも拝見しているので、良性のものは最初から良性と思っていたので良性から悪性に変わる事はないと思っていたのですが、主治医からの説明では、乳管内乳頭腫の判断は非常に難しいので実は悪性だっといいう可能性はあると言われました。

乳がん罹患者は対側の乳がんになるリスクも高いのも承知していますが、4ヶ月前まで9ミリでこの数ヶ月で大きくなり、素人目にも大きく形も変わっているのがわかりました。

一気に大きくなるということは、悪性の可能性は高いのでしょうか。

悪性だとすると、乳管内乳頭腫ではなかったということになりますよね。

そのようなことはよくあることなのでしょうか。

田澤先生から 【回答7】

こんにちは。田澤です。

主治医からの説明では、乳管内乳頭腫の判断は非常に難しいので実は悪性だっといいう可能性はある
⇒誤り。

(最初の)診断が不十分だった(病変の中心から外した等)場合には「実は乳癌だった」ということはあります。
ただ、それはあくまでも「診断する側のエラー」ですよ。

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<質問が5回に達した方>
・次の質問(6回目)から、1か月空けてください。
・再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/3/13
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