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非浸潤性乳管癌

[管理番号:8763]
性別:女性
年齢:46才
病名:非浸潤性乳管癌
症状:
投稿日:2020年7月21日

お忙しいところ失礼します。
乱文ですがお許し下さい。
質問お願いします。

2019 11月
検診にて要精密検査(淡い石灰化集簇)
乳腺クリニックにてマンモ エコー。
非浸潤性乳管癌の疑いとの事。

MRIで腫瘍の拡がりが大きい。

乳頭下あたりの腫瘍を細胞診 結果グレー 針生検 病理結果 乳管内乳頭腫
今後の治療方針は経過観察か全身麻酔 外科的生検で大きくとって調べるかどちらかと言われその時は経過観察を選択しました。

3ヶ月後のエコーでは特に問題はありませんでした。

2020 6月
マンモで石灰化が増えていて エコーでは新たなしこりができているとの事。

その都度針生検する事もできるが私の場合病変部分が大きいので外科的生検する方がいいかもとの事で7月(上旬)日手術しました。

病理結果
転移なし 非浸潤性乳管癌
断片陰性 とりきれている
核異形度 2
ER 100%
PGR 40%
HER2 -
ki67 10%
ルミナールA

今後の治療方針を先生から選択するように言われています。

1 このまま様子をみる
2 ホルモン剤5年
3 放射線
4 放射線+ホルモン剤
5予防的乳房切除

左乳房内まだ乳頭腫あります。
この中にまだガンが残っているのかと思うと不安ですし 今後の治療方法を1~5のどれを選択すればよいのか わかりかねております。

先生のご意見をお聞かせ願いたいです。

よろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

最初からMMTEで診断していたら、無駄な経過観察は不要だったと思います。(今更ですが、他の人の参考となるように)

「今後の治療方針を先生から選択するように言われています。
1 このまま様子をみる
2 ホルモン剤5年
3 放射線
4 放射線+ホルモン剤
5予防的乳房切除」
⇒実際に画像を見ていない私に的確な回答は不可能ですが…

★考え方として「ホルモン療法は論外」です。(局所の借りを全身療法で返すという考え方には大いに異議があります)

とにかく焦点は「画像所見で病変の残存が疑われる」ならば、その部位はきっちり精査(生検)して、必要ならば「再手術」となります。(ホルモン療法で誤魔化すという考え方は全く同意しません)