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非浸潤性乳管癌

[管理番号:5748]
性別:女性
年齢:39歳
はじめまして。
急に癌宣告され不安で仕方ありません。
文章にまとまりがないこと
おゆるしください。
先月まで授乳をしていました。
絞るとときどき血乳がでることに
きずいたために乳腺外科にいきました。
(いつから血乳が出てたのかは子供がくわえて飲んでたためにわかりません)、
エコー、細胞しん(針生検)をした結果
非浸潤性乳管癌(検査結果みたいな紙にもそうかいてありました)なので、さらなる検査が必要と大病院を紹介されました。
先生はステージは0だから治療すれば心配ないよみたいなことを言ってた気もしますが、心配です。
大きさは10みりといってました。
本当に非浸潤性乳管癌なのでしょうか?
エコーと針生検んでわかるものですか?
本当はもっと浸潤とかして、ステージももっと進んだ癌だったらどうしようかと思って不安です。
エコーと細胞診で、非浸潤性乳管癌でステージも0とか、はっきりわかるのですか?
あけてみたら、とりかえしがつかない癌がありました。
みたいなことにはなりませんか?
あと、紹介された病院はさいたまの○○○病院なのですが、しっかりした病院なのでしょうか?
金曜日に組織?をとりにいきます。
そのさいに、お医者さんに確認すべきことなどはありますか?
あと、非浸潤性乳管癌だった場合、予後はどうなりますか?
子供がまだ小さいので、あと少なくとも20年は生きたいのですが、
そのためなら全摘とかでも抵抗ないです。
部分切除より最初から全摘をしたほうがいいですか?
なにがなんだかわからないままに、
こんなことになり動揺しています。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「本当に非浸潤性乳管癌なのでしょうか?」
⇒組織診の結果です。
 「病理医を信用」してあげましょう。
「エコーと針生検でわかるものですか?」
⇒エコー像が「非浸潤癌でも矛盾しない」+組織診の結果が(サンプリングとはいえ)「非浸潤癌」だということです。
「本当はもっと浸潤とかして、ステージももっと進んだ癌だったら」
⇒全く根拠がありません。
「エコーと細胞診で、非浸潤性乳管癌でステージも0とか、はっきりわかるのですか?」
⇒細胞診ではありません。針生検は「組織診」です。
 病理医は(サンプリングとはいえ)「組織を隈なく調べて非浸潤癌と診断」しているのです。
「あけてみたら、とりかえしがつかない癌がありました。みたいなことにはなりませんか?」
⇒ありえません。
「あと、紹介された病院はさいたまの○○○病院なのですが、しっかりした病院なのでしょうか?」
⇒私には全く解りません。
「そのさいに、お医者さんに確認すべきことなどはありますか?」
⇒(術式を決めるための)拡がり診断としてMRIは何時撮るのですか?
「非浸潤性乳管癌だった場合、予後はどうなりますか?」
⇒10年生存率は(かぎりなく)100%に近くなります。(乳癌が原因で亡くなることは殆どありません)
「生きたいのですが、そのためなら全摘とかでも抵抗ない」
⇒非浸潤癌で全摘すれば「根治」となるので、その選択肢はあります。
「部分切除より最初から全摘をしたほうがいいですか?」
⇒それは質問者の価値観(形を残したいのか、局所再発のリスクを極限まで下げたいのか?)になります。