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非浸潤癌の進行の速さについてと経過観察について

[管理番号:6981]
性別:女性
年齢:45歳
病名:非浸潤癌
症状:


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管理番号6869と記載してありますが、「年齢」が違います。また「放射線治療」に関する記載がありません。
別の管理番号としました。
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管理番号6869
以前、非浸潤癌の放射線治療について質問させて頂いたものです。

先生のアドバイス通りに、放射線治療を受けました。
的確なアドバイスありがとうござます。

私は、30mmの非浸潤癌でした。

①通常、非浸潤癌の進行はどれくらいの速さなのでしょか?
30mmになるまで発見されなかった事がどうしても、引っかかってしまいます。

乳癌学会認定のブレストセンターを選び、
ここ数年は、マンモグラフィーとエコーの検査を毎年、同じ時期に受けておりました。

昨年なら、もっと小さかったのではないか?
放射線治療をしなくても済んだのでは無いか?
と考えてしまいます。

主治医にはどちらでも良いと言われた放射線治療を、田澤先生に放射線治療は省略してはいけません!と言われたので放射線治療を決断しました。
田澤先生がいなかったら、治療を受けてなかったかもしれません。

今回、30mmで見つかった事や放射線治療をしなければいけない事を断言してもらえなかった事を考えると、主治医への信頼が薄らいできました。

今後の、経過観察任せて良いのかと不安です。

②経過観察から、転院することはあるのでしょうか?
是非、先生のご意見をお聞かせください。

よろしくお願いします。

再質問管理番号:
再質問タイトル:6869

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「①通常、非浸潤癌の進行はどれくらいの速さなのでしょか?」
→さまざまです。
 比較的早く浸潤癌となるタイプもあるし、非浸潤癌のまま10年も経過する人もいることでしょう。

「30mmになるまで発見されなかった事がどうしても、引っかかってしまいます。」
→非浸潤癌の場合には「乳管内をベターと広範囲に広がって」も、それこそ「石灰化を伴わない限り」なかなか見つからないのです。
 マンモでは解らず、エコーでは(見る人が見れば)「腫瘤非形成性病変かな?」程度だったのだと推測します。

「②経過観察から、転院することはあるのでしょうか?」
→それはあります。

 ただ、質問者は非浸潤癌なのだから普通の検診でいいのですよ。