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皮下腫瘍と診断された脇の下のしこりについて

[管理番号:8019]
性別:女性
年齢:26歳
病名:脇の下の皮下腫瘍
症状:皮下腫瘍の大きさが授乳とともに大きくなった

こんにちは。
一つ、先生にお伺いしたくて思わず書き込みます。

以前、妊娠後期の段階で左脇の下のしこりが気になり乳腺外科を受診、エコーをとってもらいました。

結果、リンパなどではなく皮下腫瘍だと診断を受けました。

(癌などになるものではないとのことで、汗などの分泌物が溜まったものだろうとのことでした)

その後出産し、授乳中なのですが 胸の張りにあわせてその皮下腫瘍もかなり大きくなっています。
(以前はそこを触らなければ腫瘍だとわからなかったくらいの見た目でしたが、今は触らなくてもボコッと表皮から出ています)
授乳後は少し、胸の張りとともに小さくというかおさまるような気もします。

皮下腫瘍であっても、授乳などの乳腺の影響を受けることはあるのでしょうか。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「授乳中なのですが 胸の張りにあわせてその皮下腫瘍もかなり大きくなっています」
→この内容から、ほぼ確実に「副乳」でいいと思います。(副乳も腋窩の腕側の「皮下」にあるので、「皮下腫瘍」と言われたのでしょう)

 授乳中は副乳も(胸の乳腺同様に)当然発達し、大きくなり(その際に)拡張した乳管が「ぼこぼこ」触れるようになります。
 (授乳が終了すると)自然に小さくなります(ご安心を)