[管理番号:7292]
性別:女性
年齢:39歳
病名:
症状:しこり
質問者様の別の質問新たな管理番号としました。 質問者様の別の質問は下記をクリックしてください。 管理番号:1581「乳がんの再発転移について」 |
田澤先生ありがとうございます。
よろしくおねがいいたします。
左のお腹(へそから少し下)にしこり?みたいなものがあります。
真ん中に芯があるようなしこりで、その周辺も少し硬いです。
これはリュープリンの後の硬結ですか?
調べていたら、1ヶ月から少しで硬結は消えるってなっていたのでで、
ほんとうに硬結か心配なのです。
もし硬結ではないとすれば、なにが考えられますか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「これはリュープリンの後の硬結ですか?」
→そのようです。
余計な心配をしないように…
質問者様から 【質問2 皮膚転移とは】
性別:女性
年齢:39歳
病名:
症状:
おはようございます。
いつもありがとうございます。
今日は皮膚転移について質問させてください。
手術をしたのが、左側の胸です。
最近、左側の顎がかゆくてかいていたら、血が出てかさぶたみたいにできました。
手術をしてからというもの、なにかあればすぐ不安になるのはなかなか
取れなくて『もしかして皮膚転移…?』という不安がまとわりついてします…
ちなみに、手術をした周辺には何もありません。
先日の半年に一度の検査でも異常なしでした。
この顎のできものが皮膚転移の可能性はどれくらいありますか?
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
「この顎のできものが皮膚転移の可能性はどれくらいありますか?」
→皮膚転移の可能性は全くありません。
「手術をした周辺には何もありません。」というのに、離れた部位の皮膚に転移することは無いのです。
★皮膚転移とは「転移」と名がついていますが、あくまでも「皮膚沿いに連続している」と考えられています。(つまり厳密に言うと「転移」ではなく「皮膚に残存していた癌細胞の皮膚再発」なのです)
(例えば)温存後に照射した場合に、(照射野の)外側にできたりします。(照射部分は癌細胞が死滅しているため)
原発巣と離れた部位の皮膚転移が起こるとしたら、「まず原発部位に皮膚再発」を起こし、(そこを治療しているうちに)その部位の「更に外側」など、「あくまでも原発部位周囲が先」で、そこから拡がる品位なのです。
質問者様から 【質問3 】
皮膚転移について
性別:女性
年齢:40
病名:
症状:脇のにきび?
投稿日:2020年1月23日
こんばんは、田澤先生いつもありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
術後5年がたち、年一回の検査になりました。
先週くらいから、たびたび、全身に蕁麻疹がでます。
それは乳がんの再発転移とは無関係でしょうか?
あと、今日の朝、術側の脇を触れたところ、
ポチッとニキビみたいなものができていました。
触るとプチっとなっていて、痛かったです。
5日くらい前にカミソリで処理をしたのでばい菌が入ったのかな?とおもったのですが、まさか皮膚転移?
と心配になりました。
その可能性はありませんか?
お忙しいなか申し訳ありませんがご回答よろしくお願いいたします。
田澤先生から 【回答3】
こんにちは。田澤です。
「先週くらいから、たびたび、全身に蕁麻疹がでます。
それは乳がんの再発転移とは無関係でしょうか?」
→無関係です。
常識的に考えましょう。
「あと、今日の朝、術側の脇を触れたところ、ポチッとニキビみたいなものができていました。
触るとプチっとなっていて、痛かったです。
5日くらい前にカミソリで処理をしたのでばい菌が入ったのかな?とおもったのですが、まさか皮膚転移?
と心配になりました。
その可能性はありませんか?」
→ありません。
ご安心を。
質問者様から 【質問4 】
血液検査の上下について
性別:女性
年齢:40歳
病名:
症状:
投稿日:2020年1月27日
田澤先生、いつもありがとうございます。
今日も質問よろしくお願いします。
血液検査のことについてなのですが、
このあいだ検査結果が帰ってきました。
AST26
ALT15
LD223
でした。
そこでLDが基準値を超えそうだったので過去の検査をみてみると、
2018年10月の検査結果なのですが、
AST25
ALT18
LD178
でした。
2018年4月
AST21
ALT14
LD145
です。
2018年からいままでのやつは異常なしっていうことで紙をもらってないのでわからないのですが、
今回の検査結果の数値が
LDが基準値を超えそうな感じに見えたのでなにか再発転移?と心配になっています。
主治医は再発転移なら他のASTとALTの数字も上がるから大丈夫というのですが田澤先生はどう思われますか?
不安に思う数値ではありませんか?
田澤先生から 【回答4】
こんにちは。田澤です。
「主治医は再発転移なら他のASTとALTの数字も上がるから大丈夫というのですが田澤先生はどう思われますか?」
→その通り、LDHを気にしたことは(私は)一度もありません。
「不安に思う数値ではありませんか?」
→100%安心してください。
質問者様から 【質問5 】
エコーの頻度
性別:女性
年齢:40歳
病名:
症状:
投稿日:2020年2月4日
田澤先生よろしくお願いします。
エコーの頻度について聞きたいです。
胸のエコーを半年に一度くらいしてもらっています。
どれくらいの頻度ですれば早期発見になるんですか?
前回は1月(上旬)日にしたのですが、触診していたらまた気になります。
さすがに1ヶ月前にしていたら大丈夫でしょうか?
田澤先生から 【回答5】
こんにちは。田澤です。
「どれくらいの頻度ですれば早期発見になるんですか?」
→半年に1回で十分です。
「さすがに1ヶ月前にしていたら大丈夫でしょうか?」
→その通りです。
半年に1回超音波しているのであれば、自己検診は「ほどほど」にしましょう。
質問者様から 【質問6 】
エコーの頻度について
性別:女性
年齢:40歳
病名:
症状:
投稿日:2020年3月31日
田澤先生よろしくお願いします。
手術対側の胸が気になります。
触診をしていたらボコボコとなにかあるような感じ。
腕をあげて鏡を見てみるとひきつれ?
それがひきつれか分からないのですが、授乳で大きかった胸が縮んだからそう見えるのか。
上側の乳首と乳首から上の部分が凹んで見える気がするんです。
明らかに引っ張られてるようなかんじではありません。
シワシワでその部分が凹んでるようなかんじです。
ひきつれとはどのような感じですか?
あと、エコーを1月にしています。
丁寧にみてもらいました。
なにも異常なしで、乳腺といわれました。
大丈夫でしょうか?
エコーの本当に正しい頻度、早期発見をできる頻度をおしえてください。
田澤先生から 【回答6】
こんにちは。田澤です。
「ひきつれとはどのような感じですか?」
⇒「ひきつれ?」と感じたら、その奥を触知してみましょう。
その奥に「しこりを触れない」のであれば、気にする必要はありません。
「あと、エコーを1月にしています。
丁寧にみてもらいました。
なにも異常なしで、乳腺といわれました。
大丈夫でしょうか?」
⇒私が「その医師のエコーにケチをつける」理由がありません。
素直に、「なにも異常なし」を信じましょう。
「エコーの本当に正しい頻度、早期発見をできる頻度をおしえてください。」
⇒正しい頻度
これはケースバイケースですね。
Case.1 ホルモン療法などで3か月に1回通院しているなら、3か月に1回 もしくは半年に1回
Case.2 「気になる所見があり、定期的な診療」であるなら、半年に1回(逆にこのケースで「3か月に1回」するくらい「気になる所見」ならば、MMTEで白黒つけましょう)
Case.3 上記どちらにも当てはまらないなら、1年に1回(所謂検診)
質問者様から 【質問7 】
リンパ節について
性別:女性
年齢:40歳
病名:
症状:
投稿日:2020年4月7日
田澤先生よろしくお願いいたします。
結構以前から耳の裏(画像で調べたら耳介後リンパ節という場所でした。)がにしこりがあります。
乳がんの手術をした左側の耳ではなくて、右耳の裏です。
耳鼻科に行って先生に診てもらった時にエコーでみてもらったのですが、
『リンパ節です。
再発転移のリンパではない。
ここには転移しないでしょう』と言われたのですが、
耳鼻科の先生は乳腺の専門ではないので、
田澤先生にお聞きしたくて。
以前田澤先生は、
乳がんの転移するリンパ節は限られている。
脇、鎖骨、前頸部リンパ節が主で、耳の裏には転移しないとおっしゃっていましたが、それは耳介後リンパ節にも転移しないという認識でよろしいですか?
すみません、お忙しいとは思いますが、不安がすごくて。
お願いします。
田澤先生から 【回答7】
こんにちは。田澤です。
「耳の裏には転移しないとおっしゃっていましたが、それは耳介後リンパ節にも転移しないという認識でよろしいですか?」
⇒100%その通りです。
ご安心を。
質問者様から 【質問8 】
術後のリスク
性別:女性
年齢:40歳
病名:
症状:
投稿日:2020年5月29日
田澤先生いつもありがとうございます。
わたしは今年で術後6年です。
浸潤5ミリ
グレード3
脈管浸潤もなしです。
ki67が25%でした。
まだ再発の怖さがあります。
だんだんとリスクは減っていきますか?
関係上肌で感じている田澤先生教えてください。
以前、このような病理検査で再発転移は記憶にないとおっしゃっていましたが、
あれから数年がたち、まだこのような病理検査での再発転移はありませんか?
あと、痩せたりするのは肝臓や肺に再発した癌がよっぽど進行した状態ですか?
田澤先生から 【回答8】
こんにちは。田澤です。
「だんだんとリスクは減っていきますか?
関係上肌で感じている田澤先生教えてください。」
⇒勿論。それは統計上明らか。
「以前、このような病理検査で再発転移は記憶にないとおっしゃっていましたが、
あれから数年がたち、まだこのような病理検査での再発転移はありませんか?」
⇒その通り。
「あと、痩せたりするのは肝臓や肺に再発した癌がよっぽど進行した状態ですか?」
⇒冷静に考えましょう。
皆さんが「癌=やせ衰える」というイメージになっている殆どのケースは「消化器癌」です。
現実に「胃が小さく」なれば、食事量が減りますし、広範囲に「小腸を切除」すれば、栄養の吸収が落ちます。
また、「腸閉塞」となれば現実に食事量を調整せざるをえないからです。
消化器癌の末期では、(当然)消化管の通過障害がおこるので食事どころでなくなる=痩せる
一方で乳癌の末期で痩せるか?
答えはNoです。 (末期で痩せないのだから、症状がない遠隔転移で痩せるなどという発想そのものがナンセンス!)
消化管の通過障害が起こらない以上、痩せないのです。
質問者様から 【質問9 】
鎖骨に転移する硬さ
性別:女性
年齢:41歳
病名:
症状:
投稿日:2020年6月22日
こんばんは。
よろしくおねがいいたします。
質問です。
お忙しいとはおもいますがよろしくおねがいいたします。
鎖骨リンパ節に転移したら触ったら硬いのですか?
動いたりはしませんか?脇にはしこりはないのに急に鎖骨にいくこともありますか?
乳がんは胃に転移しますか?
よろしくおねがいいたします。
田澤先生から 【回答9】
こんにちは。田澤です。
「鎖骨リンパ節に転移したら触ったら硬いのですか?」
⇒その通り。
「脇にはしこりはないのに急に鎖骨にいくこともありますか?」
⇒それはありません。
ただし、「腋窩は窪みの奥にあるので触知しずらい」のに対し、「鎖骨上は表面にあるので触知しやすい」という事実があります。
つまり「触診だけ」だと、(例え腋窩リンパ節が腫れていても)それには気付かずに、鎖骨上リンパ節が腫大してから気付くということは十分にあります。
これを防ぐにはエコーです。エコーであれば100%見逃しません。
「乳がんは胃に転移しますか?」
⇒しません。
ご安心を。
質問者様から 【質問10 】
鎖骨上のエコーの頻度
性別:女性
年齢:41歳
病名:
症状:
投稿日:2020年7月20日
よろしくお願いします。
乳がんになって6年です。
度々お世話になっております。
いつも本当にありがとうございます。
手術をしたのが左です。
前から術側の鎖骨上にぷにぷにしたのがあります。
病院でエコーをしてもらったら、
長細い形のリンパ節が見えます。
1つではなく2つとかあります。
先生は悪いものではない。
リンパ節。
と言われるのですが、なんだかそれ以上聞けない雰囲気でいつもスッキリしないまま終わるのでモヤモヤが残るんです。
田澤先生、
1、鎖骨上のリンパ節って2つ3つエコーで見える人もいるんですか?
2、脇にはちなみに何もないように思うんですが、転移だとしたら脇→鎖骨ですか?
3、鎖骨上のエコーの頻度を教えてください。
田澤先生、患者の気持ちも主治医の言葉かけ1つで変わってくると思うんです。
わたしの主治医の先生ではわたしは安心できない。
同じ結果でもです。
田澤先生はすごく経験値が高い。
そのぶん知識もある。
それだけであったこともない田澤先生に頼ってしまうのも間違えてますよね。
近ければ受診するのですが…。
よろしくお願いします。
田澤先生から 【回答10】
こんにちは。田澤です。
「1、鎖骨上のリンパ節って2つ3つエコーで見える人もいるんですか?」
⇒勿論、正常なリンパ節は見えます。
「2、脇にはちなみに何もないように思うんですが、転移だとしたら脇→鎖骨ですか?」
⇒その通り。
「3、鎖骨上のエコーの頻度を教えてください。」
⇒腋窩~鎖骨下に異常が無い限り(私は)行っておりません。