Site Overlay

HER2タイプ

[管理番号:6071]
性別:女性
年齢:64歳
初めまして。
母が乳がんです。
針生検、CT、骨シンチを受けた結果、
腫瘍の大きさ51mm×38mm
リンパ節に今のところ転移なし。
サブタイプはホルモン?her2?3のハーツタイプと言われました。
ステージは2か3の間。
手術は来月全摘の予定です。
その後抗がん剤治療+ハーセプチンを1年2ケ月と言われました。
予後については腫瘍径が大事とのことで、CTでこの大きさなら手術後の病理検査の大きさは変わりませんか?
母親の年齢でこの抗がんに耐えられるでしょうか?
先生から見て(情報が少なくすみません)予後良好でしょうか?
遠隔転移の可能性はどうでしょうか?
とても心配で、まだまだ勉強不足ですが、よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「予後については腫瘍径が大事とのことで、CTでこの大きさなら手術後の病理検査の大きさは変わりませんか?」
⇒大きな違いはないでしょう。、
「母親の年齢でこの抗がんに耐えられるでしょうか?」
⇒勿論です。
 抗HER2療法は決して大変な治療ではありません。
 特に「大部分を占めるハーセプチン単独」は全く副作用はありません。
「先生から見て(情報が少なくすみません)予後良好でしょうか?」
⇒病理結果がでてから考えましょう。
 ただ、(予後がどうこうではなく)「やるべき事をやる(治療はステージではなく、サブタイプで決まるのです)」それが重要です。
「遠隔転移の可能性はどうでしょうか?」
⇒(必要な検査とは思いませんが)術前のCTと骨シンチで「現時点で遠隔転移はない(当たり前です)」ことは解ってますよね?
 質問者のいう「遠隔転移の可能性」とは(その前の質問である)「予後」と同義だということを、「まず」ご理解ください。