[管理番号:6783]
性別:女性
年齢:59歳
病名:乳癌
症状:浸潤がん HER2
こんにちわ 田澤先生。
6月に自分でしこりを発見して以来、乳がんプラザQ&Aでの田澤先生と皆様とのやりとりを拝見させていただき、参考にさせていただいております。
おかげさまで、動揺する心を抱えつつ、地元の病院(愛知)で受診、8月(下旬)日に左乳房全摘手術を無事終了、9月(中旬)日に病理検査の結果が出ました。
本日は、【HER2 3+ 全摘後の治療】について、質問させていただきく、はじめてメールさせていただきます。
・浸潤がん 3.5cm リンパ節転移0個 ステージⅡA
・ER陰性 PR陰性
・HER2 陽性 3+
・KI-67 80%
主治医の先生からは、今後の治療方針として[抗がん剤+ハーセプチン]との提案をいただきました。
私の気持ちが決まれば、治療に必要な検査を経て、10月から抗がん剤治療に入る予定となっております。
勝手なイメージとして(再発の多いHER2)、更に(抗がん剤)と聞いて、正直なところ、ショックを受け、どうしても二の足を踏んでしまうような不安が拭いきれません。
そこで、田澤先生に2点、質問させていただきたいと思います。
? 提案された治療が、現在の私に適合したものと考えてよいでしょうか。
? 抗がん剤AC療法の後、DTXかPTXは選択可能だそうです。
ハーセプチン併用との相性などを考えると、どちらがいいのでしょうか。
お忙しい中とは存じますが、よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
抗HER2療法は非常に有効な治療(再発率を半分にします)であり、当然やるべきです。
「? 提案された治療が、現在の私に適合したものと考えてよいでしょうか。」
→ゴールドスタンダードです。
(それでもいいですが)ただ非アンスラサイクリンレジメンでもいいように思います。
「? 抗がん剤AC療法の後、DTXかPTXは選択可能だそうです。ハーセプチン併用との相性などを考えると、どちらがいいのでしょうか。」
→どちらも変わりありません。
「通院を優先(DTXは3週間に1回)」なのか?
副作用を優先(PTXは毎週だけど、副作用が弱い)」するのか?
それで決めましょう。
質問者様から 【結果2 HER2 全摘後の治療方針】
性別:女性
年齢:59歳
病名:乳ガン
田澤先生の診察:[診察なし]
田澤先生の手術:[手術なし]
ご回答をいただきありがとうございます。
早速、非アンスラサイクリンレジメンについて、主治医の先生にも相談し、治療に入っていきたいと思います。
<Q&A結果>