乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:7545]
性別:女性
年齢:33歳
病名:乳癌疑い
症状:しこり へこみ

こんばんは。

色々調べるうちにここへたどり着きました。

4人目妊娠中36週です。

三日前の妊婦検診時に2ヶ月ほど前から気になっていた右乳房の下側の大きなへこみを相談したところ、その場で簡単な視触診をして頂き専門家に見てもらってくださいとのことで総合病院への紹介状を書いていただきました。

運良く翌日に検査の予約が取れたので受診しました。

視触診の時点では精密検査は産後でも良いと言われていましたがその後のエコーで1センチの縦長の不明瞭なしこりを2つ確認すると顔色を変えマンモを勧められ直ぐに撮影しました。

マンモも画像を見せてもらいながらの説明を受けましたが金平糖様の白いしこりが確認出来、その場で針生検を勧められエコーを見ながらの組織診になりました。

現在結果待ちです。

2歳の末子を連れての検査でしたので慌ただしく、聞きたいことも聞けずモヤモヤしています。

医師からもガンや悪性の可能性があるとの言葉も聞けずあれよあれよと検査をしたのでどの程度の所見なのかもわかりません。

マンモのカテゴリーなども聞けませんでした。

妊娠中にリスクを負ってまでマンモ撮影や針生検までするものなのでしょうか?
ここまでするという事は悪性の可能性が限りなく近いということでしょうか?

以上を踏まえてどのぐらいの確率で悪性であるかお聞きしたく質問させて頂きました。

よろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「妊娠中にリスクを負ってまでマンモ撮影や針生検までするものなのでしょうか?」
→マンモは妊娠中にはすべきではないし(好機だから影響がないという判断だとは思いますが)、そもそも「エコーで腫瘍が確認されている」のだからマンモは何の意味もありません。

 
「ここまでするという事は悪性の可能性が限りなく近いということでしょうか?」
→「エコーで縦長の不明瞭なしこり」なのだから、カテゴリー5に近いのだと思います。(マンモはどうでもよい)

「以上を踏まえてどのぐらいの確率で悪性であるか」
→率直に言いますと…

 80%以上であることは間違いありません。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

増殖スピードと治療方針
性別:女性
年齢:33歳
病名:右乳房 浸潤性乳管癌 一部浸潤性微少乳頭癌
症状:

田澤先生こんにちは。

前回は不安でいっぱいの中、丁寧な回答ありがとうございました。

その後、乳がんの告知を受け現在術前化学療法中です。

ホルモン陰性
HER2陽性
グレード1
Ki67 38%
浸潤性乳管癌
一部特殊型 浸潤性微少乳頭癌
腫瘍サイズは小さいものが繋がって群発しており、最直径6センチ
(2クール目投与前の効果判定エコーで判明)
腋窩リンパ節への転移あり
遠隔転移なし
ステージ3
(手元のメモですので簡潔な物で申し訳ないです…)

手術の日程が最短でも2ヶ月先という事もあり無治療期間で時間を無駄にするよりは…という事と抗がん剤の効果を見る為という事で術前化学療法を勧められました。

ddAC療法4クール→HPD療法4クール→全摘出手術→放射線治療&HP療法8ヶ月を提案され現在8/(中旬)~ddAC療法開始し2クールを終えたところです。

以上を踏まえいくつか質問させてください。

・妊娠中(7/(中旬))、産後直前(7/(下旬))のエコーでは2センチ以下のしこり2つとの診断でその他のしこりは見つかりませんでした。

7/(下旬)誘発分娩、産後1週間で母乳は薬で止めました。

8/(中旬)のMRIではすでにかなり増殖していたようです。

乳腺が萎んできたから見えなかったものが今になり見えてきたのか腫瘍の増殖が早いからなのかわかりません。

産前産後はエコーでも腫瘍は映りにくいのでしょうか?
それとも増殖スピードが早いのでしょうか?
・増殖が早いとしたらKi67の数値は高くないようですが微少乳頭癌だから早いのでしょうか?
最初の病院では微少乳頭癌だからグレード1でも3ぐらいだと思ってくださいと言われました。

(今は診断確定後、大きな病院に転院しました)
・6センチとなると今は見えないだけで遠隔転移している可能性はは高いですか?再発率などどの程度でしょうか。
(データなどが無ければ肌感覚で簡単に教えてください)
・私の病状で今回提示された治療法はどう思われますか?
田澤先生ならどういった治療を勧められますか?

乱文で申し訳ないですが、どうぞよろしくお願いします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「産前産後はエコーでも腫瘍は映りにくいのでしょうか? それとも増殖スピードが早いのでしょうか?」
⇒画像を実際に見ていないので…

 推測しようにもありませんが…
 解りにくいことは確かです。

「・増殖が早いとしたらKi67の数値は高くないようですが微少乳頭癌だから早いのでしょうか?」
⇒無関係

「最初の病院では微少乳頭癌だからグレード1でも3ぐらいだと思ってくださいと言われました。」
⇒何を根拠に??
 
 人間として「患者さんを無駄に心配させる」ことが正しいのか? (とっても、疑問です)

「6センチとなると今は見えないだけで遠隔転移している可能性はは高いですか?」
⇒それは、ほぼありません。(乳癌の初期治療の段階で遠隔転移している確率は非常に低いのです)

「再発率などどの程度でしょうか。」
⇒抗HER2療法は再発率を半分にするので…

 40%⇒20%くらいには改善するでしょう。

「・私の病状で今回提示された治療法はどう思われますか?」
⇒術前抗がん剤をする理由がありません。

 2か月待ち?なのであれば、そのタイミングに合わせて抗がん剤を切り上げて⇒手術⇒残りをスタートとしあmす。

「田澤先生ならどういった治療を勧められますか?」
⇒まずtrastuzumab + pertuzumab + docetaxel を(anthracyclineよりも)最初に行います。

 つまり10週後に手術日程を抑えておいた上で
 Trasutuzumab + pertuzumab + docetaxel x2⇒4週間明けて 手術(Bt+Ax+Ic)⇒翌週からtrastuzumab + pertuzuamb + docetaxel再開(x2)⇒ECx4
 ⇒postmastectomy radiation therapy ⇒ pertuzumab + trasutuzumab x14

 ★重要な視点
  1.抗がん剤は必ず効くとは限らない(可能な限り、早めに手術する)
  2.抗がん剤は術前術後どちらに行っても予後は一緒(手術は抗がん剤の途中どこに入れてもよい)





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