［管理番号:5990］
性別:女性
年齢:36歳
初めて質問します。
36歳で3歳、1歳の子供がおり授乳中です。
昨年8月人間ドックの乳がん検診で再検査になりました。
その時は触診、超音波エコーを行い、右胸外側に影が写り、「初見で良性とは言い切れない、一度専門の病院で検査した方がよい」と紹介状をもらいました。
元々、4年前に別の病院で受けた人間ドックでも右胸外側に影が映り、線維腺腫と言われ経過観察でした。
その1年半後にも同じ診断で経過観察でした。
ただ、その時の画像がないため（転勤で引っ越しました）今回の影がその時経過観察していたものかは分からないのです。
そして、紹介状を持って勧められた乳腺外科に受診しました。
触診、エコー、マンモグラフィを行い、触診、マンモグラフィは問題なし、エコーにはやはり影が写っており、先生は「悪いものにも見えないが、授乳中は画像が見えにくいので細胞診をしましょう」ということになりました。
細胞診は、2回刺しましたが、細胞が少ないという理由で診断不可でしたが、
先生は総合的に判断して良性と言って良いと思います、ということで半年後の経過観察になりました。
そして、先日半年たったため検診に行きました。
触診、エコーを行い、触診は問題なし。
エコーは、前回と比較して大きさは同じ（1センチ）だが、影の色が濃くなった印象を受けるということでした。
最初、3ヶ月後に経過観察でその時に細胞診かもしくは針生検を行いましょうということになりましたが、
心配だったため3ヶ月待たずに、針生検をしてもらうことにしました。
半年前には、乳腺炎だろうという診断でしたが、
影が濃くなったというのは、乳腺炎ではなく悪性の可能性も出てきたということでしょうか。
自覚症状もなく、すっかり安心していたので、
まさかの針生検をすることになり不安な気持ちでいっぱいです。
ガンの可能性はどのくらいあるでしょうか？？
よろしくおねがい致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
正直、「細胞診で検体不適性で半年後経過観察」という診療自体、私には納得できませんが…（質問者には悪いですが）
「半年前には、乳腺炎だろうという診断」
⇒これは「乳腺症」の誤りですね？
　「乳腺炎」は似て非なるものです。
「影が濃くなったというのは、乳腺炎ではなく悪性の可能性も出てきたということでしょうか。」
⇒このコメントで私が判断することは（申し訳ありませんが）困難です。
「まさかの針生検をすることになり不安な気持ちでいっぱい」「ガンの可能性はどのくらいあるでしょうか？？」
⇒私は（そもそも）確定診断のために「針生検をすることに何の躊躇もない」ので、
「まさかの針生検」という感覚は解り兼ねます。
　☆癌の可能性は高くはない（もし高ければ、半年前の細胞診の際に、その担当医も経過観察以外の方法を取ったことでしょう）とは思います。
　　ただ、「癌の可能性が高くなければ、針生検はしない筈」という認識は改めた方がいいでしょう。