乳がんの手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:3759]
性別:女性
年齢:41歳
田澤先生、いつもみさせていただいて
時に質問にお答えもいただき力をいただいています。
ありがとうございます!
気になることがあり質問させてください。
2月に乳がんがわかり、4月に右乳房全摘手術と
センチネルリンパ節生検をおこないました。
今はホルモン療法中です。
術後の病理結果です。
・浸潤性乳管癌
・浸潤径22ミリ
・拡がり 脂肪まで
・リンパ管浸襲ly0
・脈管浸襲V0
・リンパ節転移0
・ER.PGR 陽性
・HER2 1+ FISH(-)
・核異型度 グレード1
・KI67 3%
2月にCTをとったときに、肺に2ミリくらいの影があり
最初の病院で、ステージ4ですか?
と聞いたら
まだちゃんとは分からないけど、そうなると言われました。
(術前に抗がん剤のような話もされました。)
セカンドオピニオンで今現在の病院へいき、
今の段階ではステージ2だといっていただきました。
(良性の結節疑い)
わたしが気になっているのは、胸のしこりにきづいて3年以上たって診察をうけたので、
もしかしたら転移しているのでは?と思う気持ちが
病理結果がでた今もどこか消せません。
そこで質問なのですが、
①肺の経過をみるCTはいつ頃うければいいでしょうか。
たぶん、今の病院ですと来年になりそうなかんじです。
(希望すれば年内でもたぶんうけれると思いますが。)
②もしも、肺に転移している場合、
今のホルモン療法は効果あると考えていいですか?
以前、別件で田澤先生に質問したときに病理結果をみてかなり大人しいがんといっていただきました。
③ただ、受診するまでに3年以上たっているので、
ゆっくり進行している〔ルミナールAなので〕
ということはありますか?
今はまだ影が小さいので疑いということですよね。
この3年のロスをどう考えればいいでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
pT2(22mm), pN0, luminalA
早期癌です。
「2月にCTをとったときに、肺に2ミリくらいの影があり最初の病院で、ステージ4ですか?と聞いたらまだちゃんとは分からないけど、そうなると言われました。」
⇒馬鹿げています。
 経験豊富な乳腺外科医なら、質問者のような早期乳癌で転移など「1秒たりとも」考えないでしょう。
 肺はCTを撮影すると「肉芽(肺炎の跡など)」が結構写ってきます。
「(術前に抗がん剤のような話もされました。)」
⇒救い難い。
 転院して本当に良かったですね。
「セカンドオピニオンで今現在の病院へいき、今の段階ではステージ2だといっていただきました。(良性の結節疑い)」
⇒当然の判断です。
「わたしが気になっているのは、胸のしこりにきづいて3年以上たって診察をうけたので、もしかしたら転移しているのでは?と思う気持ちが病理結果がでた今もどこか消せません。」
⇒大丈夫です。
 乳がんは、そう簡単には(遠隔)転移しません。
 質問者の場合には特に、「3年経っても早期だった」というのが厳然たる事実です。
 つまり、「かなり大人しい」ということです。
「①肺の経過をみるCTはいつ頃うければいいでしょうか。」
⇒1年に1回で十分でしょう。(所見によっては無視してもいいと思います)
「たぶん、今の病院ですと来年になりそうなかんじです。」
⇒2月にCTだから、来年の2月で十分すぎる位です。
「②もしも、肺に転移している場合、今のホルモン療法は効果あると考えていいですか?」
⇒まず、その前提(肺転移)が誤っています。
「今はまだ影が小さいので疑いということですよね。」
⇒来年の2月のCTで変化無い事を確認したら、「すっぱり肺の事は忘れましょう」
(無駄な医療被曝を永遠と受ける必要はありません)
 
 

 

質問者様から 【質問2】

田澤先生、こんにちは。
いつも丁寧に答えていただけて本当に感謝しています。
田澤先生からのお言葉に心救われる思いです。
ありがとうございます。
また気になることがあるので、
質問させてください。
何度もすみません。
①CTを受ける時期なのですが、肺の影が乳がんの転移とかではなくて
原発の肺がんという可能性はないでしょうか。
②その場合でもCTは来年の2月でも問題ないですか。
次回の診察は12月で、そのときも特に検査はないです。
(リュープリン注射の予定です。)
ちなみに、血液検査は4月の術後、6月に1回だけしました。
特に問題はなかったです。
③もし 肺がんの場合は、1年放置していることになるのが1度気になると とても心配になってきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「①CTを受ける時期なのですが、肺の影が乳がんの転移とかではなくて
原発の肺がんという可能性はないでしょうか。」

⇒そう考える根拠がありません。
 物事には「根拠が必要」です。
 肺にうつる陰影を(何でもかんでも)「肺癌の可能性が(1%くらいは)あるかもしれない」などと考えていては、物事は進みません。
 ◎常識的にいって、肺に写る2mmの影は「肉芽」などです。
  頻度から言っても「原発性肺癌を疑う根拠に著しく欠けている」のです。
「②その場合でもCTは来年の2月でも問題ないですか。」
⇒そもそも「その場合」という前提に賛成できません。
「③もし 肺がんの場合は、1年放置していることになるのが1度気になると とても心配になってきました。」
⇒そのような「負の考え方」は止めましょう。
 その考えでいくと、「胃が痛い」⇒「乳がんの胃転移?」⇒(乳がんが胃に転移することなど絶対にありません)⇒(それならば)「(原発性の)胃癌?」などと永遠に心配の種が尽きません。(胃癌に原発性胃癌などという言葉はありませんが…)
 ◎全ての事象は「それを疑うに足る根拠があるのか?」冷静になって考えましょう。





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