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マンモグラフィーにてグレード4の石灰化あり、今後精査予定

[管理番号:8271]
性別:女性
年齢:41歳
病名:
症状:
投稿日:2020年2月4日

はじめましてよろしくお願いいたします。

2020.1.(下旬)町の検診で乳腺外科クリニックのフィルム式のマンモグラフィーで左乳房の石灰化を指摘され、エコーも実施。
詳しい検査をした方がいいので紹介しますと、さらにクリニックの乳腺外科を受診、紹介状やフィルムは持参したが、もう一度同様の検査をして、マンモグラフィーで左乳房に、良性のものもあるが、小さくて不揃いに見える部分もある石灰化や、乳菅の中に広がってるような感じに見える石灰化があり、乳頭の上あたりから横に範囲は広め、グレード4の石灰化、しこりはなし、0期の乳がんでしょうと説明されました。

エコーの結果では乳腺症はありそうだねと言われました。
エコーの中にも石灰化らしきものがある?とも。
左胸が子供を抱いたら当たると痛いところがあり、そこに何か柔らかい感じですが、小さく丸い何か?ともう少し広く触ると全体としても数センチなのか?と思う柔らかい固まりのようなものがあるようにも感じる自覚はあった。
うつ伏せなどで圧迫したり当たると何かあたるな?
という部分がある感じがしていました。

2018子供を出産しましましたが死産のため乳汁分泌を止める薬を使い、しばらく絞ったりして対応して、左は良く出るほうでなかなか張りが収まりにくかったが、そのうち忙しさや精神的にもたいへんだぅたためそこにばかり気は回らず気にかけなくなってそのままにしていました。
子供は間は空いていますが、その子を含め4人産んでいます。
妊娠6回。
3人は完全母乳でした。

今後MRIを受けて広がりを見てから、その後にマンモトームになりそうです。
怪しいならマンモトームと思っていたら、先に刺してしまうと画像が綺麗に取れないからだということでした。

そこには機械やオペ室がないため、さらに他病院で予約を取って行うことになっています。
結果はその先生が判断し、手術はその先生が出向いて行うシステムです。

ひとまず2月中旬にMRIは予約済みです。
その結果の診察は3月頭になってしまっています。
その後にまたマンモトームとなると時間が
空いてるようで、石灰化の状態なら急がなくてもいいと思われますが、心配になります。

石灰化のみ=0期の早期乳がんということなので良いと思うのですが、そのペースでの診療と内容で問題はないでしょうか。

悪性なら全摘で、それで根治ということで理解しております。
上半分なくなるから温存は形的に難しいと言われました。

3歳の子供がいるため、今年幼稚園の切り替えで卒園入園も重なり、やりくりが大変なのですが、手術となったら実家の両親が〇〇(九州)に来るとなると車の運転も父がこちらでは難しく、1週間とはいえ食事など生活のやりくりが、高齢の両親には大変かとも思い、
地元の〇〇区(東京)の方が便利がいいかと考えてもいて、先生の信頼度にすがりたい気持ちもあり、そちらに受診可能かも知りたいです。

このケースではいつ頃までに手術をすれば良いのか、そちらでのスケジュール等(術前2日受診、2泊3日か、再建6泊7日等は拝見しました)は再建するなら形成外科との連絡がいるとのことでしたが、今ならどの辺で組めそうか等知りたいです。

メリットデメリット等詳しく調べていなくて、同時再建するかもまだ決めていませんが。

3/30~4/5あたりでいれられたら良いのですがそんなわがままは言えないでしょうし、5月に入ってから手術でも間に合うものなのか、進行も心配です。
福岡でしたら、早くて3月中にはできるのかもしれませんが。
そらもわからないです。

そもそも予約が取れないと拝見していて、子供の予定優先にして、
5月などに落ち着いてから、待ってもそちらでするかとも悩みます。
今のクリニックも専門で悪くはないはずですが、説明が慣れた感じでささっとおわり、全摘ですかときくと、まあ残念だけどそういうことですとのことで、理解したかしないかというより流れ作業的な感じもあり、そういうものなのか、そんな感じだったので少し不安もあります。
落ち込む暇もなく診察は終わりました。

結果をシンプルに伝える方の大切さはわかるのですが。

余計なことを言いましたすみません。

先ほど予約のところに電話をして聞けるのかと思いかけましたが、繋がりませんでした。

わがままな質問ばかりで申し訳ありません。

まだ聞いて間もなくて、確定したわけでもないけれど、全摘を想像せざるおえないところまで話がいって、動揺してる面もあり、
まとまらずすみません。

よろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

メール内容は了解しました。
九州在住で、(実家のある)東京での手術(当院)を検討しているとのことですね。

メール内容をみるとカテゴリー4の石灰化(癌の確定も未)とのこと。
(もしも癌だとすると)石灰化の拡がりから考えて全摘が必要な状況のようです。

全摘(同時再建無)なのか?全摘同時再建なのか?
BIA-ALCL(Breast implant-associated anaplastic large cell lymphoma )の問題があり(日本で保険適応だった)アラガン製のものが供給停止となったため全国的に昨年後半は同時再建が止まりました。
ただ、昨年終盤からスムースタイプのものが供給されてきたため今年からは再開となっていますが、(材質的な問題もあり)形成外科医と十分な相談が必要です。

「そちらに受診可能かも知りたいです。」
→可能です。

 トップページの「手術相談メール」してもらうと、外来受診などの日程からメールで相談できます。

「手術申込」メールはこちらをクリックしてください。

「このケースではいつ頃までに手術をすれば良いのか」
→ザックリ「1か月半以内が理想(遅くても3か月以内)」が後悔しないと思います。

「そちらでのスケジュール等(術前2日受診、2泊3日か、再建6泊7日等は拝見しました)は再建するなら形成外科との連絡がいるとのことでしたが、今ならどの辺で組めそうか等知りたいです。」
→再建がなければ1か月、再建の場合でも(形成外科次第なので、確約は不可能ですが)3月中には可能と思います。(現状から)

「3/30~4/5あたりでいれられたら良い」
→現状診断されていないので、(診断後1か月半以内と言う意味では)許容範囲でしょう。

「5月に入ってから手術でも間に合うものなのか、進行も心配です。」
→遅くても4月中の方がいいですよ。(後で後悔しないために)

 
 


 

質問者様から 【結果2 】

マンモグラフィーにてグレード4の石灰化あり、今後精査予定
性別:女性
年齢:41歳
病名:左非浸潤性乳管癌
田澤先生の診察:[診察あり]
田澤先生の手術:[手術あり]

九州からの受診、検査、手術までを受け入れていただき、ありがとうございました。

乳がんプラザに質問し、先生からの返信をみて、受け入れてくださるならと即決しました。
秘書室と連絡を取ることとなり、スタッフみなさんの素晴らしい連携のもと、診察、検査とスムーズに済ますことができ、毎日緊張感の中、検査結果を待っていた頃がすでに懐かしく思えます。

その頃も、どちらにしても田澤先生に診て頂けるのだからと、何がどうあれ大丈夫、どこか安心できた事は、田澤先生でしか体験できるものではない感覚だと今でも思います。
検査後は内出血はありましたが、頑丈なテーピングのもと、何の支障もなく生活でき結果を待ちました。

結果は残念ながら、非浸潤癌でしたので、2020.4月上旬の手術まで無事に受けさせていただきました。
術後目覚めベッド移動等では吐き気が強かったですが前にも別で体験ありでしたのでいずれはおさまることがわかっていたのでおとなしくしていました。
術後の痛み止めのも副作用があり、使うとしばらく眠気とフワフワ感と吐き気はあり、起き上がるまでに少し時間はかかりましたが、そんな最中現れた先生に、上がりますね?と、、、。ここで読んでいた通り、痛みはありながらも腕も上がりびっくりしました。
2泊3日の入院、退院後、翌日九州へ3歳の子供を連れて帰ることもできました。
期間が短くて済む事は子育て中、遠方など、私のような環境の者には非常に助かりました。

帰ってからは、私が元気に見えるのでしょう、家族のそれ冷たくない(笑)?!と思う家族の対応の中、個人差なのでしょう、日に日には引いているであろう内出血と多少の痛みはあるものの、無理のない範囲で、上京荷物の片付けや家事、子供との遊びもこなせました。

内出血に関しては外来と連絡を取り指示をいただけ、次回の術後結果を聞きにいく診察まで、状況によっては乳がんプラザも活用しながら経過を見ていければと思います。
田澤先生の診断と手技に託すことができるのだからと、絶大な安心感のもと心を決めて臨むことができました。

コロナ非常事態宣言の真っ只中での上京でしたが、病院側も入院に際し、患者も医療者も安心できる対応をして頂いたこと、その対応を事前にきちんと知らせていただけたことなど、安心した環境で臨めました。

田澤先生に出会えたことで、乳癌において、意味のない不安や後悔を抱く事なく手術を終えられ、失ったものに目を向けず、前を向いて生活していけることに感謝致します。

<Q&A結果>