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凍結胚移植とホルモン補充について

[管理番号:6504]
性別:女性
年齢:42歳
硬癌
腫瘍の大きさ 11mm
ステージⅠ
ER 90% PgR90%
HER2 2+ FISH +(2.44)
MIB-1 70%
グレード 3
(G3・NG3)
断端 陰性
リンパ節転移なし 
放射線治療済
EC⇒weeklyパクリ⇒ハーセプチンを今年の1月に終了しました。
ハーセプチンを終了して7か月あけた8月中旬に凍結胚移植(受精卵2つ有)をする予定の為、3か月前の5月(下旬)日にタモキシフェンの服用を中止しました。
●化学閉経しているため産婦人科医の先生が、生理をおこしたほうが良いということで7月にエストロゲン(プレマリン)+プレゲステロン(ルトラール)を使い生理をおこすのですが、これらのホルモン剤はやはり再発リスクをあげますか?
●胚移植をする時はエストロゲン(エストラーナテープ)+プレゲステロン(ウトロゲスタン)を使い着床しやすい体をつくりますがこれも再発リスクは高いですか?
●私のような乳癌治療後の場合ホルモン補充周期に胚移植をする場合再発リスクは高いですか?
●先生も以前お書きの通り、「エストロゲン+プレゲステロン」を併用する場合「乳癌リスクを増加される可能性が示唆」され、また乳癌術後ののホルモン補充療法はすすめられないですか?
自分の中では凍結胚移植をするつもりでしたがやはりホルモン補充することでどれくらい再発リスクが上がるのか心配で胚移植をするか悩んでいます。
どうぞ助言よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
不妊治療における排卵誘発は乳癌リスクを上げない事は解っています。
私は一貫して、乳癌術後の不妊治療及び妊娠出産は問題無としています。