[管理番号:7590]
性別:女性
年齢:45歳
病名:乳頭付近の腫瘤
症状:
2015年3月に触診から右胸脇にしこりが発覚、細胞診を経て良性と診断あり。
その後同院での1年毎の経過観察、年1回の人間ドック受診にて結果的に半年に1度はマンモグラフィとエコー検査を受診。
直近の人間ドックではカテゴリー2(良性・経過観察)の診断。
・今回、上記いずれにおいても見当たらなかった6ミリの腫瘤あり。
・右胸乳頭付近、6ミリの腫瘤(触診では、医師も本人もわからず)
・診察医師は、「怖いものでないと思うが、心配でもある」
・3か月後に再エコーを。
次回までの間、大きくなるようであれば待たずに再度受診を。
上記を受け、すぐに当日細胞診に進まなかったこともあり、また3か月後の受診まで成すすべがなく、不安にかられています。
医師が3か月後の受診で問題ないと判断した背景がよみとれず、すぐにも細胞診まで願いでればよかったと後悔しております。
先生様もつたない文脈のみで判断しようがないかと存じますが、考え方として「確定診断まで」期間が空く場合の対応について、どのように気持ちの折り合いをつけたらよいかご助言頂ければ幸いです。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
小さい腫瘍を細胞診しない(できない)医師が多いことには注意が必要です。
経過観察が誤りとは言えませんが(エコー像がどの程度なのか不明なので、はっきりとは断言できませんが)患者さんの希望があれば生検すべきでしょう。
「「確定診断まで」期間が空く場合の対応について、どのように気持ちの折り合いをつけたらよいか」
⇒物事はシンプルに考えましょう。
希望するのであれば「生検(どうせするなら、細胞診ではなく組織診で100%確定診断すべき)」してもらいましょう。
★質問者がどちらにお住まいか(遠方なのかもしれませんが)解りませんが、当院で生検する方法もあります。(トップページ参照)