乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:6947]
性別:女性
年齢:53歳
病名:右乳癌
症状:ホルモン治療による関節痛

 今年2月末に右胸温存手術、その後TC療法、放射線治療を経て、現在ホルモン治療(フェマーラ)を始めて約2ケ月になります。

 抗がん剤で生理が止まり、ホルモン治療を始める前から手指のこわばりは少しずつ自覚していましたが、フェマーラを飲み始めると関節痛がますます顕著に現れてきました。
今では身体中の節々が痛いです。
乳腺外科の次の受診は来月なのでそれまで我慢しようと思っていますが、このままフェマーラを続けられるか正直不安です。

 また、ホルモン治療に入る際にエクオールのサプリメント(大塚製薬:エクエル)を摂ることに関して、主治医の先生にも許可を得て毎日飲んでいたのですが、最近以下のような記事(古いですが)を目にして大丈夫か心配になってきました。

<・・・略・・・>

https://diamond.jp/articles/-/73608

(ダイヤモンド・オンライン 2015.7.3 14:00 配信『乳がん再発予防のヒント 大豆は丸ごと食べましょう』/ 取材・構成 医学ライター・井手ゆきえ)  

 そこで、今回先生にお聞きしたいのは、
①フェマーラの副作用の関節痛はだいたいどれぐらいで落ち着くのでしょうか?
②フェマーラが続けられそうにない患者に対しては、先生はどのような対処対処をしますか。
 また、薬を変更するとすれば何を処方しますか?
③関節痛がひどい場合は整形外科で診てもらったほうがよいのでしょうか?
④乳がん患者(ER+)にとってのエクオール摂取について先生はどうお考えですか?
 エクエルは『大豆から精製されたイソフラボンのサプリメント』なのでしょうか?

 患者さんによってそれぞれ個人差があるのは重々承知しておりますが、先生のこれまでのご経験からの感覚で結構ですのでアドバイスいただければありがたいです。
よろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「 抗がん剤で生理が止まり」
→質問者は「化学療法閉経」ですね。
 
 ○化学療法閉経を(本来の)閉経と同様に考えてはいけません。(回復する可能性があるからです)

  化学療法終了後最低でも1年以上経って(月経が再開しないことを確認したうえで)更に血中エストラジオールで確認してからアロマターゼ阻害とすべき(それまではタモキシフェン)です。
  そうでないとレトロゾール内服中に「月経再開」する可能性があります。

「①フェマーラの副作用の関節痛はだいたいどれぐらいで落ち着くのでしょうか?」
→休薬すべきでは?(そもそも私なら、最初からタモキシフェンにしていますが…)

「②フェマーラが続けられそうにない患者に対しては、先生はどのような対処対処をしますか。」
→休薬です。
 休薬して、症状が回復してから(別の薬剤へ)変更します。

「 また、薬を変更するとすれば何を処方しますか?」
→そもそも…
 タモキシフェンです。

「③関節痛がひどい場合は整形外科で診てもらったほうがよいのでしょうか?」
→あまり意味はないように思います。

「④乳がん患者(ER+)にとってのエクオール摂取について先生はどうお考えですか?」
→積極的に勧めています。





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