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ドセタキセルからパクリタキセルへの変更は可能か?

[管理番号:8167]
性別:女性
年齢:44歳
病名:浸潤性乳管がん 硬性型
症状:★手術 右乳房全摘出 リンパ節郭清 レベルII ステージ Ⅲa ★病理結果 浸潤性乳管がん 硬性型 ER + PR + HER2 -(スコア1+) リンパ節転移 1個 浸潤径
 5cm(術前7cm) 脈管侵襲 中等度 核異型度 グレード3 ki64 46% ★進捗 AC×4回終了 ★今後 ・ドセタキセル×4回(1月~) ・放射線 25回 ・ホルモン治療 10年

現在までに、手術、抗がん剤Ac4回目が終了しました。

次回よりドセタキセルがスタートするというところで質問です。

リンパ浮腫のリスクや、仕事への影響などを鑑みると、浮腫の副作用が散見されるドセタキセルの投薬に不安があります。

投薬回数が多いのは承知の上で、パクリタキセルに変更することは、可能なのでしょうか?
であれば、年内に主治医に相談したいと思っています。

ただ、お酒には弱いのです。
正直まったく飲めません。

それでも、パクリに変更したい。
浮腫のリスクから逃れたいと思っています。

主治医は「浮腫は30%くらいの人にでることあるけど、4回だし大丈夫でしょう」
と、言っていました。

もちろん、症状の出方は個体差があると思いますが、出る人は出る。

そして、出てしまう人にとっては回数は関係ないのではないでしょうか?
出る人に対しては、お薬で浮腫の出現を遅延させることはできても、浮腫まないようにすることはできないのでは?

田澤先生であれば、どのように判断されますか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「田澤先生であれば、どのように判断されますか?」
→アルコールが全く駄目であればpaclitaxelは使えません。(docetaxelはアルコールフリーにできます)

「4回だし大丈夫でしょう」という主治医の発現に付け加えれば…
 減量すればいいのです。