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全摘乳房再建後に大胸筋に転移での相談です。

[管理番号:4815]
性別:女性
年齢:51歳
全摘乳房再建後に大胸筋に転移田澤先生初めて相談させて貰います。
私の乳癌発症は
4年前に左胸に非浸潤性乳癌 と乳菅内乳頭腫が見付かり温存手術をしました。
話が前後しますが…
今から23年前に初めて右胸に乳官内乳頭腫ができ主治医からは乳ガンと同じ温存手術を進められかなり変形するのでお腹の脂肪で遊離脂肪弁法で手術してからは3ヶ月のペースで超音波検診をして貰っていたので左胸の乳ガンを初期で見付ける事が出来ました。
その後の検診で2年後の
27年には右胸に腫瘍が見付かりマンモトーム生検では充実性乳菅癌でtf3:na2:mc2で
温存も可能ですがよく出来る乳房なので全摘を進められかなり悩みましたが…
家族からも右胸だけでも安心出来るようにと全摘をしエキスパンダーを入れ乳房再建をしました。
術後の病理は組織型が硬癌に変わり
t9㎜,no(SN)
ly0,v0,HG2
(tf3,na2,mc 2)
ER??
PgR??,ハーツ1+
ki67は 13.7%
ルミナル A型でした。
ホルモン療法を進められましたが子宮筋腫もあり自己責任で飲みませんでした。
昨年5月にインプラントの入れ換え手術をした後
の去年の12月に乳首の所に腫瘍が分かるようにプクッと出てきて細胞針をしたら4に近い3でインプラントが入ってる為…生検ができず…外来オペで腫瘍じたいを大き目に取りました。
病理は乳菅異形上皮で癌になる手前の組織みたいな物と説明を受けました。
その後も経過監察で…
主治医もどうしてこの組織が出来るのか?と首を傾げておられました。
今年の3月の超音波検診で今度は大胸筋に腫瘍が見付かり細胞針では4で病理医は悪性の形をしてると言われ全身麻酔で大胸筋の腫瘍とその上の皮膚と先生の計らいで乳頭周りの残ってる乳腺も多めに取って頂きました。
術後の病理は全摘の時と同じ組織の硬癌で大胸筋を中心に周囲の脂肪織に浸潤。
リンパ菅浸襲を散見する。
静脈浸襲は明らかではない。
断端は陰性。
Tf3, na2, mc2
ER=7
PgR=8
ハーツは1+
ki67 index56%
ルミナルB型になっていました。
ショックで先生の声が遠くに聞こえました。
乳輪の乳腺には浸潤性乳癌が出来ていました。
ホルモン感受性は同じで
ki67は5.6%で浸潤癌とは
連動性が見られず別病変だそうです。
主治医は抗がん剤半年と
その後にホルモン療法
ノルバティクと言われました。
ホルモン感受性の乳癌には抗がん剤の効き目が悪い。
ki67の数値が高い
組織にはホルモン剤も効き目がやや落ちる。
抗がん剤よりもホルモン剤の方が転移率を下げる%提示は上だとおっしゃいました。
ホルモン剤を飲まなかった罰がこんな形でやってきたのだと今更後悔しても遅いですが…私が心配してるのは大胸筋に3か月で出来たスピードの早さに抗がん剤を半年打ってホルモン感受性で効き目がなかったら体の免疫は下がりきってる中…癌が転移しやすい状態にならない?と
心配で怖くて毎日朝になると(現実なんだ…夢じゃないんだ。逃げられないんだ。)と涙が出ます。
単独で治療するならホルモン剤の方lが%提示は上ですと主治医から言われ
先にホルモン剤をしてから抗がん剤は駄目ですか?
統計がナイと言われました
全摘からの大胸筋転移も稀な事で大学病院でも初めてだと言われました。
ホルモン剤と抗がん剤を両方同時には使えないのでしょうか?には効き目が個々に悪くなると
抗がん剤の種類も術後の後の予防するための打つ
昔からの2種類のだと言われました。
私の場合出来た場所は
大胸筋で今回手術で取れましたが…転移した事からは逃れられません。
転移した癌にも予防の為のの抗がん剤で本当に大丈夫なのでしょうか?
田澤先生ならあたしの場合
いつ次の転移が起こってもおかしくナイ状態なのでしょうか?
やはり抗がん剤は先に必要ですか?
私の乳癌にはどんな抗がん剤が効果があると思いますか?
ホルモン剤はki67の数値が高ければ効き目が悪いのでしょうか?
先生のホルモン剤のページを見させて頂いて新エストロゲンホルモン剤は従来の物とはどこらへんが違うのでしょうか?何回も読んでも理解が出来ないのです。
従来のと?使い分けは何を
基準にするのでしょうか?あたしにはどちらのホルモン剤が有効ですか?
抗がん剤の跡しか駄目なわでしょうか?
抗がん剤を半年もして
もし?効かなかったら癌は暴れださないでしょうか?
頭のMRIまでは調べていませんが
骨シンチでは右膝にうっすら影がありますが主治医はこの状態では転移とは言えないと言われました。
首から下のCTは大丈夫でした。
マーカーも正常値です。
今回の手術ではセンチネル
まではしませんでしたが
主治医はリンパに飛んでてもおかしくありませんね。
と言われました。
いつ転移してもおかしくないんだ…と思って怖くて寝れない日々を過ごしています。
忙しい田澤先生に
長文で申し訳ありませんが
家族の為にまだまだ生きていきたいのです。
その為には選択肢を間違いたくありません。
自分で納得して治療に向かいたいと思っています。
どうか宜しくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
まず、非常に大きな勘違いを(その大学病院の医師達も含め)しています。
「大胸筋転移」など存在しません。
☆どう考えても「局所(胸壁)再発」です。(手術時に大胸筋面に残った、もしくはこぼれた癌細胞がゆっくり増大したのです)
「全摘からの大胸筋転移も稀な事で大学病院でも初めてだと言われました。」
⇒そもそも大胸筋「転移」という発想自体、診療が未熟と言えます。
「ホルモン剤と抗がん剤を両方同時には使えないのでしょうか?」
⇒使えます。
「同時に使えない」などというエビデンスはありません。(ただ、副作用の面など
で、あえて同時に使用しないだけです)
「大胸筋で今回手術で取れましたが…転移した事からは逃れられません。」
⇒転移ではありません。
 ご安心を。
「転移した癌にも予防の為のの抗がん剤で本当に大丈夫なのでしょうか?」
⇒転移ではないのでご安心を。
「やはり抗がん剤は先に必要ですか?」
⇒単なる局所再発です。
 全身療法を「上乗せするか?」は議論のあるところです。(必須ではありません)
「骨シンチでは右膝にうっすら影がありますが主治医はこの状態では転移とは言えないと言われました。」
⇒そもそも「膝」に骨転移することは絶対にありません。
 その様な事も即座に判断できずに、「この段階では…」などと言っている様では
(申し訳ないが)極めて未熟だと言わざるをえません。
「主治医はリンパに飛んでてもおかしくありませんね。」
⇒単なる局所再発なので「リンパ節転移を伴わなくて当然」です。
 無知であるが故に「患者さんに無駄な心配をかけている」ことを悲しく思います。
「いつ転移してもおかしくないんだ…と思って怖くて寝れない日々を過ごしています。」
⇒今すぐ、ぐっすり眠りましょう。
 ☆転移ではないのです。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

田澤先生長文で誤字も多々ありで分かりにくい中迅速なご対応頂いてありがとうございました。
「大胸筋に転移ではなく
手術のこぼれ落ちの再発です。」の先生の回答に嬉しくも思っていますが
私の場合乳房を全摘手術で
腫瘍じたいを触らず摘出してるのに手術のこぼれ落ちは起こるのでしょうか?
乳腺外科医が乳房を摘出
形成外科医が大胸筋を開けてエキスパンダーを入れてくれました。
形成外科医にも確かめに行きました。
勿論メスも変えてくれてると聞きました。
形成外科医としても大胸筋に
転移はほんと珍しいが再発も考えにくいので転移と診断してしまうしかない。
と聞きました。
転移と再発では今後の治療を選ぶのに変わってくると思います。
全摘手術で手術のこぼれ落ちはあるでしょうか?
今後の治療で主治医からは
半年の抗がん剤にホルモン療法ノルバティクス服用
5年と言われています。
田澤先生なら私の場合
どんな抗がん剤をしたら
いいでしょうか?
再発と転移では打つ抗がん剤も変わってくるのでしょうか?
ホルモン陽性度が100%近いと言われました。
ki67が高いだけにルミナルBになり抗がん剤にってしまいますが
ホルモン陽性度が高いと
抗がん剤は効きにくいと聞きました。
ki67が高くなれば
抗がん剤が
効くようになるのでしょうか?
田澤先生なら私の場合
ホルモン療法は
ノルバティクスでしょうか?たくさん質問させて頂いて申し訳ありません。
どうか宜しくお願いします
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
質問者が誰を信じるのかは勿論自由です。
ただ私から言えることは、前回と同様 『⇒そもそも大胸筋「転移」という発想自
体、診療が未熟と言えます。』
乳癌が、そもそも筋肉に転移することは絶対にありません。
それは私が仙台時代に(その大学病院の医師のおそらく10倍位の)数多くの転移患者さんを診療してきて実感していることです。
○「筋肉転移」という発想自体が、あまりにも「稚拙」です。
  特に今回は(手術部位の大胸筋なのだから)転移ではなく、「残った癌細胞の局所再発」であることは明白です。
  ♯(おそらく執刀医自身が、そのように「考えたくない」という気持ちからでしょうが)だからと言って「筋肉転移」などという「びっくり仰天発想」は…
「私の場合乳房を全摘手術で腫瘍じたいを触らず摘出してるのに手術のこぼれ落ちは起こるのでしょうか?」
⇒残念ながら、そう考えることが唯一の解釈です。
「田澤先生なら私の場合どんな抗がん剤をしたらいいでしょうか?」
⇒純粋な「局所再発」だから、必ずしも必要ないと思います。
 本来、手術できちんと取れていたら「起こらなかった」ことだから、「そのために余分な治療を加える」ことには妥当性がありません。
 患者さん側からの強い希望があれば「やって悪い」とは言いませんが…
「田澤先生なら私の場合ホルモン療法はノルバティクスでしょうか?」
⇒閉経前なら、そうなります。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

田澤先生。
度重なる相談で
申し訳ありません。
スゴく悩み家族とも相談し
答えを出しました。
抗がん剤は止めてホルモン療法のみと規則正しい生活と食事療法と運動療法で
再発転移ができない体になるように頑張っていきたいと思っています。
今回の大胸筋の病理で
リンパ菅の浸潤が散見するとはかなり悪いのでしょうか?
ホルモン療法だけでは
難しいでしょうか?
これでいこう!と決心したのにそこが心配です
ホルモン療法は12日より
ノルバティックス飲んでおります。
あたしの希望で血液検査で ホルモン値を調べてもらいました。
数値はFSHは7.7
E2(血)15でした。
今は3年前から併用で自分のホルモンを止める注射は50代閉経を迎える年代には打っていないと言われましたが…
ホルモン療法が効いてほしいと思い主治医に注射をお願いしました。
一緒に打つより先にノルバティックスを飲み1ヶ月空けたくらいに注射をする方がイイと言われました。
それで大丈夫でしょうか?
それとその注射も細い針の方が現在は主流ですが
従来の太い針の方をお願いしました。
抗がん剤をしないかわりに
ホルモン療法はぜったい!効いてほしいと思い思選択しました。
このあたしの選択は間違っているでしょうか?
宜しくお願いします。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
繰り返しますが、私はその「大胸筋転移なるビックリ仰天発想」は全くありません。
其の上での回答となりますので、(質問者の意にそわない場合には)参考程度としてください。(勿論、全てそうなのですが、念のため)
「今回の大胸筋の病理でリンパ菅の浸潤が散見するとはかなり悪いのでしょうか?」
⇒無関係です。
「ホルモン療法だけでは難しいでしょうか?」
⇒局所再発に「化学療法をしなくてはならない」という発想がそもそも誤りです。
「このあたしの選択は間違っているでしょうか?」
⇒前回の回答から全く変更はありません。
 以下(前回の抜粋)
「田澤先生なら私の場合どんな抗がん剤をしたらいいでしょうか?」
⇒純粋な「局所再発」だから、必ずしも必要ないと思います。
 本来、手術できちんと取れていたら「起こらなかった」ことだから、「そのために余分な治療を加える」ことには妥当性がありません。
 患者さん側からの強い希望があれば「やって悪い」とは言いませんが…
「田澤先生なら私の場合ホルモン療法はノルバティクスでしょうか?」
⇒閉経前なら、そうなります。

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