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コアニードル生検を控えて

[管理番号:8421]
性別:女性
年齢:43歳
病名:
症状:右乳房内側下部のしこり
投稿日:2020年3月28日

5年前から、毎年8月に乳腺専門クリニックにて定期検診(マンモグラフィとエコー)を受けています。

昨年の8月も受診し、「嚢疱がある」「高濃度乳房である」ものの【異常なし・経過観察】と診断されていました。

しかし一昨日の朝、セルフチェックで右乳房の内側下部にしこりを感じ、同日即受診し、エコーの結果、「確かにしこり(8mm)があり、血流が認められる(カラードップラーで赤)」「硬さはそれほどない(エストグラフィで緑)」ということで、明後日にコアニードル生検をすることになりました。

質問1:
7ヶ月前の定期検診では認められなかったこのようなしこり、悪性の可能性は高いものでしょうか。

質問2:
「血流があるけれども硬くはない」との所見は、どのように受け止めて検査にのぞめばよいでしょうか。

質問:3
悪性だった場合、どのくらい進行している可能性があるでしょうか。

クリニックには迅速に対応して頂けていて、その点には安心感があるのですが、毎年マンモもエコーも受けて、乳がんに対しては細心の注意を払ってきていたので、突然の要再検査という結果には「なぜ?」と不安しかありません。

ご助言頂けましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「質問1:
7ヶ月前の定期検診では認められなかったこのようなしこり、悪性の可能性は高いものでしょうか。」

⇒このメール内容だけで「可能性が高い」と判断はさすがにできませんが…

 「触知する」「血流がある」だけで判断するとしたら、十分その可能性があるように思います。

「質問2:
「血流があるけれども硬くはない」との所見は、どのように受け止めて検査にのぞめばよいでしょうか。」

⇒単純に

 「血流があり、しかも硬い」⇒癌が疑わしい
 「血流があるが、硬くはない」⇒癌が疑わしいと「までは」いえない

「質問:3
悪性だった場合、どのくらい進行している可能性があるでしょうか。」

⇒早期です。

 理由は2つ
 1. 癌の診断は「進行すればするほど、わかりやすい」わけです。(当たり前ですが)
  「血流があるけれども硬くはない」などとコメントしている時点で「癌かどうか不明」なのです。 その時点で(癌だとしても)早期

 2.腫瘍径も小さい(1cm以下)し、リンパ節転移のコメントもありません。
  

「毎年マンモもエコーも受けて、乳がんに対しては細心の注意を払ってきていたので、突然の要再検査という結果には「なぜ?」と不安しかありません。」
⇒検診は治療ではありません。(検診しているから癌にはならないワケでは「当然」ありません)

 (癌が発生することは防げないので)「出来るだけ早く見つけるため」なのです。(当たり前ですが)
 その意味で「自分で蝕知するまで(エコーで)見つけてもらえなかった」という気持ちは理解できますが、「7か月前で8mm」であれば許容範囲と思います。

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